シルクパワーのすすめ

シルクの効用を広める

シルクサミット2011in桐生に参加しました・その2

2011-11-13 14:22:00 | 日記

10分間の休憩をはさんで、次に桐生市新町にある「おおぞら保育園」の小林真理子さんが「カイコの飼育体験を通して」ーカイコってすごい!人間は負けているーのテーマで体験発表をしました。カイコの飼育体験を通して「観て・触って・感じる心」を養い、「科学する心」を探求し、家庭とのかかわり、絆をより強固にしようというものです。また愛情込めて育てたサナギを煮立った鍋に入れて殺してしまうことに直面し、人間は様々な動植物の命をいただいて生きていることを学び、カイコの命に感謝しながら取り組むことができたそうです。カイコを育て、繭を作るり、糸・織り・染めと絹業は人間教育にも大いに役立ってきたということです。次に桐生市内川内町で「天蚕」を育てている松井定夫さんが「自然が生み出す夢紡ぐ糸」と題して発表しました。松井さんは「天蚕」の緑色の光沢をもつ糸に魅せられて、37年勤めた会社を辞めて養蚕を始めたそうで、人の一生をも変えてしまう魅力がシルクにはあるようです。いみじくもこの後に行われたパネルディスカッションで泉太郎氏が「日本人のDNAには絹の遺伝子が刷り込まれている」とおっしゃってましたがそのとおりかも知れませんね。

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