YouTubeを視聴するようになり、ヒロシさんをはじめとする方々のキャンプシーンを見ておりますと、物欲がムクムクと頭をもたげてくるのであります。すべてを買う財力もなく、また使いこなすキャンプ力がないことが、カロウジテこころのブレーキになっている感じでございました。テント泊への道その5で告白しましたような品々を、メルカリンはじめリサイクルショップで彷徨いながめ、これは安い!という逸品を買い漁るという感じであったのであります。
とはいえ、やはり手の出ない存在もあります。そこは自作、カスタマイズの出番。自画自賛のへっぽこカスタマイズ劇場の開演でございます。お笑いください。
先陣を飾りますのはリュックであります。双子リュックが初代であったわけですが、すぐに2代目に代替わりしたのであります。理由は至極単純でありまして、モノが増えたから!であります。ヒロシさんのようなカーキーの軍隊リュックは、わたくしも欲しくてたまりません。しかし、自転車デイキャンプごときであんな素敵なリュックは…、というこころの声が聞こえます。モノが入ればいいのです、要は。そんなとき、100均Dの衛生・洗濯コーナーでとんでもない容量のデカバッグに遭遇したのであります。洗濯物入れ、コインランドリーへ出向く用のバッグであります。しかも生地も分厚く、容易に破れる気配はありません。初代から2代目へと、ショルダーベルト、カバーを移植して完成であります。

こちらであります。容量はまた倍増です!ちなみに、初代双子リュックは、肩提げベルトを装着して、パソコンもデカ水筒も書類もバンバン入る双子ショルダーバッグとして、現役活躍中であります。リユース、復活、再登場、快感であります!

お次は、涙ぐましくも会心の自作であります。ヒロシさんが、バウルーなるホットサンドメーカーを駆使して、餃子なり、焼き肉なり、パンなりをおいしく作っておられました。かっこよく便利だなあとながめておりましたわたくし、高そうだ!とも思っておりました。そして、ふと思ったのであります。上蓋と下蓋、要は貝のように合わさればいいのであるな!と。これは自作だ!と貧乏工作家はニヤリ。100均Sにて、ステンレス皿2枚とヒンジ、ネジを購入。千枚通しでグリグリやって、貫通。あっという間に、火中投下型バウルーの完成であります。

こちらです。これは、なかなかの出来と思ったのであります。ただ、ステンレスゆえ本物のような熱伝導ではありませんので、焼きムラ、焦げはご愛敬でありました。しかし、ヒンジがダメになるまで使い倒した忘れられない戦友であります。
つづきますのは、いまの火中投下型バウルーの完成が呼び水となった自作であります。物欲地獄のなかで、わたくしキャンティーンを中古購入いたしました。それは、キャンティーンの下部に、クッカーが付随するタイプでありまして、このクッカーの高さ?深さ?が魅力でありました。メスティンでは浅いので、こちらで煮物をと思い調理開始。と、そのときはじめて気づいたのであります。これ、蓋がない!のであります。つくりましょうぞ!貧乏工作家のやる気がムクムク。しかし、微妙に湾曲しておりますので、ピッタンコの蓋はむずかしい。はて、どうしよう。ここは大は小を兼ねる、しかありません。100均Sにて、キャンプ皿1枚と扉用取っ手2個、ネジを購入。またまた千枚通しの力業。

完成であります。クッカーをすっぽり覆いまして、働きとしては十分と言えます。スタッキングができませんのは、ご愛敬であります。
ほかにも、火中投下型バウルー引退のあと、あっさりと格安で登場、即購入いたしましたホットサンドメーカーのカバーなどいろいろ作ったのであります。

選び抜いた逸品のそばに、こうした自作の友がありますと、工夫しているぞ!という自己陶酔で酔いしれるのであります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!なのであります!
テント泊への道その7 につづくのであります。