このあたりだと、交通事故にあってしまった鹿はさばいて頂いて(食べて)しまうことが多い。もっとも、さばき方を知っている人がやることだけれど…。
地元のおじちゃんは鹿が交通事故に合うと目の色を変えて喜ぶ。病死していないため、肉が良いのだそうだ。
この日は、運悪くおじちゃんが誰もつかまらなかった。
でも、1日でも置いておくとこの時期腐敗が始まってしまう。
ということで、スタッフMCHのたっての希望で、女性スタッフ5名+男性スタッフ1名でさばくことに。
といっても、腐敗が始まっていたので、肉は止めて、教材用に夏の毛皮だけをいただくことにしました。
みんなで合掌したあと、いつもの手順で作業開始。
「いつも手順」っていっても普段は小動物が多いのですが、小鹿とは言えども体重40キロの大物。大勢人がいて良かったです。
小鹿の皮を取りながら、かわいそうって思った。
でも、私が持っている牛革のかばんもその一部なんだって思ったら、人間って…思った。肉だって、こうやって誰かがさばいて下さっている、私って…って思った。
考えさせられるね、こういう作業は、本当に。
小鹿ちゃん、あなたの最後の姿を見せてくれてありがとう。
安らかに森で休んでください。
写真は、鹿の夏毛です。
どうして、夏毛ってまだら模様なのかな、って考えたの。
きっと、森の中の木漏れ日に似せたのかなぁって思いました。
この白い点々が木漏れ日っぽいでしょ?
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