病になって気づくこと

私もそうだったけど、病気になって初めて気づくこと、見えてくるモノが人にはある。元気な時には気づかないこと。

なんでも上手くいっている時は、知らず知らずに思い上がって生きているんだと思う。人に支えられているという事実を当たり前だと思っている。

でも、転んで、立ち止まって気づく。周りの人の温かい支え、大事にされてること。

病気は不愉快だし、お金もかかる、でも、一見不運な出来事も神様の与えた愛情だととると良いことも見えてくる。立ち止まってみる景色も、うずくまってみる景色も、きっと成長するためには必要なことなのだと思う。

小さな幸せを見つけられるようになること、これって幸せだと思う。何気ない人の親切、片隅に咲く花、巡って来る季節、新しい発見がある。

父も今日から出てくる食事は美味しく感じるだろう。エノキが２日続けて出ても少ない食材を工夫して違う料理にしてくれる調理人さんに感謝できると思う。

大好きなオレンジレンジの歌「ＳＡＹＯＮＡＲＡ」にこんな歌詞がある。♪いらない涙なんてない強くなるための薬さ～♪

転んで転んで立ち上がって頑張ろう～～！

父上の病状

今日の胃カメラの結果、潰瘍は小さくなり問題ないということで、食事解禁！(^-^)潰瘍の止血に使ったクリップはいらなくなったら、勝手に排泄されるんだって、すごいね～～

昼のメニュー

おも湯、具のない吸い物、プリン、ヨーグルト

早くちゃんとしたご飯が食べたいってさ。(笑)かなりやせてしまった。ここから盛り返せ父！

2ちゃんねるから生まれた本

母を亡くしてすぐに本屋で目について買った本。もとは掲示板の2ちゃんねるの書き込み。

複数の方の体験が書かれているんだけど、どれもよく分かり泣けました。

中でもお母さんの作った煮豆が10年以上捨てられず冷凍庫にあるという方の記事、食べられるはずもないのに捨てられないという…

実はうちの冷凍庫にも母が最後に病院で二口食べた柚のシャーベットが眠ってる。

捨てるに捨てられず。

ふと目につくとその日を思い出すしろものが…

かえってから食べてしまえば良かったのかねぇ～ (^-^;

2年冷凍庫に入ってるんだけど、やっぱり捨てられないのよね。(苦笑）

2年ぶりに読み返したらまた泣けたよ、この本…だから普段はしまってあるんだったわ。(^^;