緊急事態勃発！

昨日父の着替えを持って行ったこともあり、見舞いは今日は良いか～ってのんびりしようとしていた。ゆっくり昼ご飯を食べようとしていた、午後２時過ぎ、携帯が鳴った。

市内の登録していない番号から。。。。。誰だろ？？「はい」出てみると父の病院だった。『こちら★☆★★中央病院の、泌尿器科看護師の△◎です。』ぎゃぎゃぎゃ。。。。なんだ～～？！

電話によると父が下血し、かなりの貧血状態に陥り、原因をさぐるべく内視鏡を入れて検査したいので、承諾書にサインが欲しい。こちらに来れるかと言うことだった。

頭の中が少々混乱した。下血？？貧血になるほど？？一体何が起きてるの？？

メロンパン一個慌てて口に放り込み、着替えを持ってミニバイクで急いで出かけた。

前立腺ガンが消化器系に転移とはあまり聞いたことがコトがない。じゃ一体何？胃潰瘍？でも何故？

ほぼ３時に病院に到着。聞くと検査室に今下りたところだというので、あわてて荷物を預け検査室へ下りた。内視鏡室の入り口で丁度説明を受けているところだった。内視鏡の先生が出てきて状況を説明してくれた。

食道、胃、十二指腸のどこかで出血していると思われる。かなりの貧血になっている。原因を調べ出血箇所を限定し、止血する。

廊下で待っていると検査は２０分ほどで終了。

結果は胃潰瘍だった。写真を見せて貰ったがかなりでかい潰瘍から血を噴いてる状態。クリップでひねって留めて止血。貧血はヘモグロビン数値が１０から６に落ちてしまったので輸血することに。。。。

食事は暫くとれず、今日、明日は輸血。

肝心の女性ホルモンの点滴は中止。治療法を変えることになった。
即効性は期待できないがゆっくり治療すると言うことで、飲み薬の男性ホルモンをブロックする薬を２週間飲んで、その後ブロックする注射を併用する。

このような状況になり、ただでさえ、血栓とかが出来やすい治療なのでリスクが高いため、変更せざるおえなくなった。

それもしばらくは、胃潰瘍の治療優先。

胃潰瘍になった原因は・・・腰痛をどうにかするために飲んでいた消炎鎮痛剤の影響が大らしい。それプラス・・・ストレスかなぁ～

病院から連絡があると心臓に悪いのよね～～

母の三回忌も父は不参加になった。貧血でふらついて骨折などしたらどうにもならない。。。。「しょうがない・・・Ｍにまかせるよ」兄が責任者ということで代行することに。その後父が言った「大丈夫だろうな・・・あいつちゃんと挨拶とか出来るよな」噴き出しそうになった。兄は私より１回り上の５５歳である。しかも中学の国語の教師なのよ。。。。

「あんたさ～～５０過ぎの男を捕まえて何言ってるのよ・・・」「そうだよな」親ってのはおかしなものである。いくつになっても、小さな子供のように思っている。

ま、私も親の前だと子供だから当たり前なのかもだけど。なんだかおかしかった。