せっちゃんの明るいガン日記

乳ガンで(片パイ→まっ平らになったけど)鬱病だけど人生転んでなんぼ、生きてるだけで丸儲け!せっちゃんのノー天気な日常!!

明日は初体験の日(笑)

2006-11-30 21:23:16 | 病気のこと
こんなタイトルつけるから、トラックバックがエロエロなんじゃんね?(爆)明日はいよいよ放射線初日。入院仲間によるとちょっと難ありの放射線医らしいのでちょっと緊張する。

 タキソールの副作用でかゆみが出た彼女・・・もともとアレルギーがあるので大して気にしていなかったら『赤くなってるじゃない?!』と叱られたらしい。カルテを見て転移の状況とかも加味しての発言なのだろうけど『病気に無頓着すぎる。』とも言われたんだって。

 それを聞いてちょっとため息がでた。だってさ~~あたしなんて転移全部でリンパ22だよ?腫瘍12センチだもの。何を言われるか分からないよ~~(--;)よく、手記なんかでも『なんで、こんなになるまで放っておいたんだーー!』って医者に怒鳴られたとか載ってたりするけど、それって立派なドクハラじゃないかしら?

 誰だって、放っておけば死ぬかもしれない病気を見て見ぬふりした訳じゃないと思うのよね。

 時間も待たされるらしいので本屋で文庫本を買った。パッと目に付きぱらぱらめくったら、とっても面白かったので(面白いという言葉はちょっと不謹慎な内容)買うことにしたんだけれど・・・・すっごくカバーをかけなきゃ広げられない本なのだ。
題名「朽ちていった命」東海村の臨界事故の取材本・・・・放射線治療の待合室じゃカバーがいるだろ。(笑)

 NHKの取材班の本でテレビでも放送されたと思う。それも見たのだ。2人の方が亡くなったこの事故、闘病記録は想像を絶するもので目を見張った記憶がある。放射線を大量に浴び細胞が再生しなくなった体は皮膚がはがれればそのまま、内臓の細胞も同じ。やがて意識も混濁し包帯でぐるぐる巻きになった患者を看護士が見ているのだが、彼女がふと漏らした『この人が人なのだと絶えず意識しないとなんだか分からなくなる』との言葉は被爆の悲惨さをものがたっていた。ショッキングだった。

 待ち時間はどの程度か行ってみないと分からないけれど、本を読んでまとう。あんまり説明がないとかだったらバッチリ意見してやろう(笑)だって今は患者は説明を受ける権利があって、医者は説明する義務があるんだからさ~~頑張るぞ!