僕と空と真っ赤なウソとホント

幅広い志向と視線でクラクラするほど遠くまで見渡す事を試みる美しき日々

Clean&Dirty(HARVARD)

2006-01-10 13:24:04 | 恋愛


あの日吹き抜けた風は今どこ?

どーも。結盟団事件簿僕です。



眠れない夜というのを最近経験していない。
最近じゃ眠ろうと思えば簡単に眠れる体に変貌しつつある。

以前は眠れず苦しい夜を過ごして また朝 寝過ごして 苦しかったのに
最近は快適です。

「体の中がIT革命やー」みたいな感じ。



昨夜を除いて。



なんか眠れなかったなぁ。それも朝まで。
お酒も入って結構いい気分だったのに、眠れなかった。

考え事をしまくってしまった。しまくってやった。



僕の考え事は言葉遊びと妄想が主戦力。

いつか誰かと交わした議論をほじくり返して練り直して
再び議論を交わす。

相手の発言には いくつかの方向から対応する。
そのために議論の相手に対して 自分以外の人間を立たせる。

あいつだったらああ言うだろう、こいつだったらこう言うだろう。

「あいつ」や「こいつ」が熱く真剣に弁を弄する。

それを僕はしばらくの間、黙って聞き入る。
良い攻めだ、それならこの議論の主導権を掌握できる、とか
そりゃダメだ、このままじゃ完全に言いくるめられてしまう、とか
完全に議論の傍観者となって戦況を見つめる。

しかし、根っからの口上格闘家である僕は、
その格闘のリングたる議論の場に上がりたくてウズウズしてしまう。

結局最後は僕がそのリングに立つ。

「あいつ」や「こいつ」の発言に肉付けしたり削ぎ落としたりして
僕自身の考えは無駄をなくしたシンプルで濃厚な集積回路になる。

だから、発言は「何も足さない、何も引かない」ものになる。

次回、何らかの議論が起こるとき、こういった妄想は非常に役に立つ。
非常に役に立つかは分からない。まぁ、でも何らかの役には立つ。



役立たず。

歯牙にも掛からないつまらない言葉は僕の耳には届かない。

気持ちのこもっていないスカスカのスポンジのような言葉は
放られても僕の手許には、まず届くことはない。届かない。



届かない。


僕の心の奥底に沈む言葉にしないでいる感情の多くは
吹き溜まりに自然と集まったホコリやゴミのように行き場を失くし、
誰に気付かれることもなく、自分自身 吐き出す方法を知らないもんだから
僕の中にある鉛のような黒く重たい何かに太陽の光は届かない。


お届け。


どうしたもんだろうねぇ。

めんどくせーなぁ。めんどくせぇ。




まぁ、めんどくせぇのは大好きだけど(笑)







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