あごくろウィンク!(WI)

幸せ&わくわく海外生活の記録。
あごくろおはよう、ウィンク州(WI)編

ベイビーラッシュ

2024-05-24 | 日々このごろ
前回の記事から1週間ほどで、うちの周りは次々とご近所自然界の朗報が。

まずは、うちのバックヤードの地べたに巣を作っていたシマシマちゃんに赤ちゃんが誕生!
4羽生まれたはずなんですが、強風、悪天候で私たちが外に出なかった間に、即、巣は店じまいし、卵の殻も親鳥がきれいに片付け、裏の林にみんなで移住していきました。最初、殻もなにも残っていないので、まさか、なにか野生動物(ボブキャットやラクーンなど)にやられたのかと心配したんですが、Killdeerと呼ばれるこの鳥、生態を調べると、めでたく孵化すると、1日前後で雛たちは歩いて餌場に移動し、自分たちで餌を取り始め、親鳥はさっさと巣を片付ける、ということなので、引き続きその辺を観察していたら、見つけました。裏の林の高い木の上に親シマシマたちがとまって外敵から見張っていて、その下に雛たちがいるみたい。雛たちは見えないけど。驚かしても悪いので、そのまま自由にしてもらっております。雛はすずめみたいな感じらしい。
(Before withお母さんシマシマ)
(After もぬけのからの巣)
(今はこの林の中)

次に、お隣の家の軒下のファンの上のアメリカンロビン(別名クロちゃんの獲物)の巣。
やはり強風の日に、ファンが風でまわっちゃって、卵大丈夫かなあ?と心配していたら、案の定、巣ごと下に落ちてしまって。そうしたらなんと、お隣の子供たち(小学校低学年の男の子と、その友達と、高校生のお姉ちゃん)の熱い要望で、お母さん出動。背が低いのに、台に登って、なんとか巣を戻して、テープで留めようとしていますが、うまくいきません。

そしたら、なんと夫君、「俺、助けてくるわ」と、本格的な脚立を持って出動。でもって、無事レスキュー完了!

よかったね。
(その時脚立の上から撮影した、うまれかけの雛たち)

さらにさらに、今度は、去年の10月ころ、まだ空き家だったお隣の庭にカメ(カミツキガメらしい。。。)が産卵して、土をかけていったんですが、そのまま卵が孵らなかったので、だめだったんだね、とあきらめていたら!!!
つい先日、またまた散歩から帰ってきた夫君が、赤ちゃんカメ達が、道路の向こう側の池に向かって、よちよち歩いているのを発見。何匹かはすでに行き倒れていたので、あわててレスキュー発動!

全部で7匹助けて、池の近くにはなしてあげました。

そういうわけで、今ウィンク州は春まっただなかのベイビーラッシュというお話でした。なかなか楽しい春です。😃
日本もそうかな?楽しい春でありますように。

いつ生まれるかな?

2024-05-13 | 日々このごろ
お久しぶりもお久しぶり、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
うちは相変わらずみんな元気、あごちゃんは21才になりました✨人間で100才、凄いね!そして健康です。もちろん、すこーしずつ、薄皮を剥ぐように、体重が3歩減って2歩進む的な感じで、おデブなりに、スリム化してきておりますが、年齢的な腎機能の衰え以外は、まったくもって元気はつらつ、食欲も👍🏻です。ありがたや。

さてさて、ウィンク州に引っ越して早2年ちょっとがたち、ますます楽しく過ごしております。
今年もすっかり暖かくなって、鳥達があちこちで営巣している姿が見られまーす。
うちでもご多分にもれず、バックヤードの庭の奥に、こんな方が毎日頑張っております。


地バトですかね?4つの卵(ウズラの卵みたいな保護色のやつ)を、もう2週間以上、一生懸命温めております。
巣が出来上がったばかりの頃、わが夫君が近くまで行こうとすると、オスだかメスだか夫婦のどっちかはわからないけど出てきて、巣から離れた方向に誘いながら、そっちではなくてこっちに来て、自分を捕まえて!とばかりに、羽をわざと引きずりながら、おとりになって誘ってきたそうでビックリ❗️すごいにゃー。

更に、うちだけではなく、最近新しく越してきたお隣の家の軒下のファンの上に、別な種類の鳥が巣を作っています。
近づくと逃げちゃうので、うちの網戸越しのみづらい写真で失礼。


(赤いのはそこの家の人が鳥よけに?結んだテープで、その横にいるのがハトっぽい鳥)

どっちもまだ卵が孵ってないので、雛が生まれるのが楽しみです。
ちなみに、それぞれの鳥の呼び名は、うちのバックヤードの方が「シマシマ」(例によって夫君が命名)、隣の家の方が「クロちゃんの獲物」です。昔クロちゃんがよく捕まえてきていた、胸がオレンジの鳥だから。😅あはははは
また生まれたらアップしまーす。
皆様も楽しい初夏になりますように。

思い出の出来事

2023-09-07 | 日々このごろ
暑い夏がやっと終わりそうな今日この頃、みなさまいかがおすごしでしょうか。

前回、こっちに戻る時、とても心に残る出来事があったので記しておきます。

日本で、夫君にと、わざわざ現地にまで往復5時間くらいかけて運転して行って買ってきてくださったお土産を、いただいたんですよ。
それは瓶に入っているお酒で、大事に持って帰らにゃーと、タオルでぐるぐる巻きにして、機内持ち込み用のスーツケースにいれたんですよ。もちろん、実家のある地方都市から東京への空路は問題なし。
(はい、ここでぴーんときたそこのあなた、すごーい!
ところがですよ。東京の空港で出国の保安検査場へ余裕で向かったのも束の間、検査員の男性に呼び止められましてね。「スーツケースの中にお酒入ってますよね。そのサイズの液体物は国際線はだめなんです」
あちゃーーーー〜〜!!
あなた、何回国際線乗ってんの!?と自分にツッコミ。
ついうっかり、やってしまいました〜〜
まさか、いつかの牛肉の大和煮の缶詰みたいに、没収!?と思った私、つい顔に全部出たんでしょうね。「ああーーーーーっ!!!!!」と頭を抱え、その場にへたり込み。「あああーーーそれだけはーーーー!!!とても、とっても大切な、人様から託されたお土産なんです、、、。。。。」と声を絞り出し。「どうしよう、どうしましょうー」と、演技でもなんでもなく、地で唸っていましたよ。
すると、なんとその検査員の方が、「わかりました。では、J社のカウンターに行って、別梱包にしてもらって乗せてもらいましょう。ご案内します。」と、保安場の手前の航空会社のカウンターに案内してくださったではないですか!!なんて親切!!!
しかも、「はい、ここで、申請してください。お乗りになる便までもう時間がないですね、なので保安検査はクルー用の検査ゲートにこのカードを見せてお通りください」と速く通れるゲートの許可証を渡してくれて!!まああ、なんというご親切な。何度も頭を下げ、そして、スーツケースの中からお酒を取り出して、いざJ社のカウンターへ。しかし、案内されたカウンターはビジネスクラス用で、エコノミーの私はどうしたものかと、キョロキョロ他のカウンターを探していると、カウンターの(ちょうどお客が周りにおらず、接客していなかった)地上クルーの若い女性社員の方が、「どうされましたか?」と優しく声をかけてくださったのです。事情を話したところ、「本来ですと、宅配会社のカウンターの方に行っていただいて、そこで有料の梱包サービスを受けて、こちらに持ち帰ってもらうのですけれど、もうご搭乗までお時間がありませんので、こちらでやりますね!万一割れてしまってもどうしようもないのですが、よろしいですか?」と!!もちろん、平身低頭でお願いして、自分のタオルも差し出しまして。すると、もう一人の女性クルーの方と一緒に、どこからかプチプチシートを探してきてくれて、それとタオルでぐるぐる巻きにして、それはそれは一生懸命に工夫しながら梱包してくださって。さらにさらに、どこからか小さい段ボール箱も探してきてくれて、それに入れてくれて。そればかりか、FRAGILEのカードと、DON'T STACK(上乗せ厳禁)のステッカーまで貼ってくれて、しずしずとその貴重なお酒は預け荷物としてベルトコンベアに乗って行ったのでした・・・。涙。もう、恐縮、感激、感動、言葉にならない〜。

そして、⭐︎国(またORD!!)についてからの荷物扱いの荒さをよく知っている自分としては、とっても心配だったんだけれども、貼ってくださったステッカーのおかげで、荷物受け取りのターンテーブルでも、別個に取り分けて扱ってもらっていて、さらに、乗り継ぎカウンターでも、ステッカーをみた係員の人が「これは大事に扱わなければね」って言って、トレーを取り寄せて、それに乗せてくれました・・・。
最後に目的地で、無傷のお酒を受け取った時、これまでの人々の親切なお顔がぐわーっと一度に浮かんできて・・・保安検査場の係員の男の人、J社の国際線カウンターの若くてお綺麗な女性お二人、ORD空港の荷物受け取り場の係員の若い女性、乗り継ぎカウンターの女性係員、みんな・・・特にJ社のお二人!!涙が出ました。
もちろん、家に着いて爆睡した後、次の日真っ先に、J社のウェブサイトのお客様の声担当あてに、クルーお二人のお名前付きでお礼のメールをしましたとも!!

大抵、つまんないトラブルが起きがちな国際線ですが、こんな素敵な体験をしたのでございます。
幸せな気持ちをおすそわけということで。
ではみなさま、引き続き暑さにお気をつけて〜
PS あごちゃん(20歳)は、私のいない間、夫君の前ではちょっと食欲が落ちたりしていたようだけど、体重は落ちておらず、今はすっかり、もりもり食べて相変わらず元気です!

爆走!ORD

2023-05-16 | 日々このごろ
ORDとはシカゴオヘア空港のことですが、先日日本からの節約旅行でダラス、シカゴの2ストップのフライトを使いましたのです。シカゴでの乗り換えが定刻通り行ったとしても41分しかなくて。まぁ荷物は乗り遅れるかもだけど、私だけはなんとか急いで乗り換えしようと思ってたんすよ。そしたら!💥
日本からダラスには定刻で着いたのですが、ダラスからの便がなんとまさかの52分遅れ。しかも、座席が満席で私はエコノミーの前方とはいうものの、窓際の席しかとれず。着陸してからまた滑走路で、ゲートがまだ開いてないとかで、時間めちゃかかって。もう無理か!?と思ってたら、着陸した途端、夫君から、「乗り継ぎ便も20分以上の遅れ。ガンバレ!」というありがたい情報が届き、一縷の望みをかけて機内でヤキモキ。一刻も早く降りるために、隣に座っている通路側の2人に事情を話し、先に行かせてもらうことに。2人ともおしゃれ女子の若い子だったんだけれど、アメリカ人お約束の「オーマイガー!」と同情すごくしてくれて。そればかりか、まだ飛行機が滑走路でゲートオープンを長々と待ってる間に、遠慮してる私をせき立て、なんとCAを呼んでくれて❗️「この人のコネクションがもうギリギリなの!ここで(滑走路の上に)おろしてバスかなんかで運んでくれないかしら!」となんちゅー強気のリクエストまでしてくれて❗️ちょっとそれはいくらなんでもやりすぎと思ったんだけど、真ん中の席のお姉ちゃんはフライト中ワインの小ボトルを2本空けてて上機嫌でちょっとハイになっちゃってたとはいえ、こんな親切な若い子がいることに感激。
しかしそこは流石のCAのお兄さん、それは丁重に断り、そのかわりに機内アナウンスで、乗り換えがギリギリの乗客さんが複数名いるので、降機の際にはその人たちから優先しておろしてあげてください!と言ってくれた。
ですがねー。降りる段になっても、私より前の席の人たちもビジネスクラスの人たちとか全く聞く耳持たず、誰も先に通してくれず。シカゴ冷たい。そんな中、私の隣の2人の女子たちが果敢に「Just push!!  Go!!」と声援を送ってくれてとても嬉しかったですよ。
結局、降りた時点ですでに乗り継ぎ便のboardingの時間は過ぎてて、アメリカン航空からスマホに、「あなたはこちらの運航の遅れのため乗り継ぎ便を逃しました。ついては、明日の最初の便にあなたを予約しました!コンファームしてください」とメッセージが届いている始末。でもそれをガン無視して、ともかく必死に空港を爆走!!コンコースHからコンコースGのずっと奥まで。ひえー。もう、ここで去年の5キロマラソンの経験を活かさなくてどーすんだ!とばかりに、息も絶え絶えになりながら走った走った走りましたよ!!
そうしたら、なんと、前方に、奇跡的にさらに機材到着の時間が遅れて、まさにこれからボーディングという状態の乗り継ぎ便のゲートが見えて。髪の毛振り乱してハーハー駆け込む私、カウンターのお兄さんに、「まだこの便に乗せてもらえますか!?」と掛け合い、お兄さんは親切に端末操作をして席を確保してくれたのでした!ゼーゼー😵
本当によかった!その日のうちにあごちゃんの待ってる家に帰れたから。あのお姉ちゃんたちに「ありがとう、乗れたよ!」とお礼を言いたい。

後日、親しい友人のご子息が病気で亡くなり、お葬式(というか、すでにご遺灰になってて、それを飾った祭壇の前で偲ぶ会)に他の州で出席した帰り、またORDで乗り継いだんです。で、乗り継ぎ時間が今度は4時間以上あったんで、しみじみと爆走ルートをゆっくり歩いてみましたよ。
いや〜遠い!結構な距離でしたわ。間に合って本当よかった。と思いましたよ。
あきらめなくてよかった!
最近は航空会社やその他のアプリで、使用機材の動向も一般公開されてるから、いい世の中になりましたなぁ。昔なら間違いなくあきらめてシカゴで一泊でした。
ここの読者の(身内しかいないと思うが)みなさまも旅慣れておいでですから.いろいろ経験あるでしょうね。

サウナでぽっかぽか

2023-02-14 | 日々このごろ
日本も寒い日が続いているとのこと。
世界的にも大災害やら戦争やら心が寒くなる出来事ばかりの今日この頃ですが・・・。
今日はひとつ、あったかな話題を。

最近、ZUMBAやヨガのフィットネスクラスの後にジムのサウナにいってます。
サウナといっても、プールの横にあるので、プールから上がって水着のまま入ってくる人、ジムの格好のままTシャツ姿の人(わたくし)、みんな自由な格好で入っております。日本のサウナよりかなり温度が低く、140-160Fくらいなので、摂氏だと60-70度ってところでしょうか。なので、温泉気分で入れます。
夫君がある日ジムから帰ってきて、「今日泳いだ後にサウナにはいったんだけど!もう、銭湯でゆったりした気分になれたよ」というので、私も入ってみた次第です。すごくゆったり、癒されます。汗もたくさん出て、言うことナス。

その日も、ヨガが終わって、ジムの格好のまま、靴下だけ脱いでサンダル履いて、サウナに入ったんですね。
いつも空いてるんですが、その日も一人だけ、男の子が入ってまして。
男の子といっても、大学生くらいの、筋肉ばっちりの、イケメン男子でした。ウィンク州は美男美女が多いような気がします・・・。
で、いつもどおり、それぞれ黙ってサウナを堪能、と思いきや、なんとそのイケメンボーイが話しかけてくるじゃあありませんか。
「元気ですか、調子どう?」「今日はなにかジムで運動した?」「いやー、このサウナ気持ちいいよね!」
私も陽気に答えておりましたら、また今度はセパレーツ型水着をきた、若い女の子、さらに次にはアジア系の女の人が入ってきて、そのイケメンボーイは全員に話しかけております。いつしか、サウナルームはトークルームに。
「ねえ、何分くらいって決めて入ってる?」「15分。で一度出て、また15分とか」「私も」
「ウェットサウナも隣にあるけど、このドライとどう違うんだろうね?」「うーん、なんかウェットサウナの方が熱いよ」「そうそう、それに、なんか匂う感じ」
会話はどんどん続いていってました。
「15分て長いよね」「それさ!だから俺、みんなに話しかけて体感時間を短くしようとしてるのさ!」なるほど
しかーし、そのうちに、そのボーイがアジア系の人に「どこからきたの?」と聞いたところから、状況は変わりまして。
聞かれた彼女の自分語りが始まってしまった!
母国に目をつけられたらかわいそうなので詳細は控えますが、まあ、母国の民主化運動のどさくさでこの国にきたらしく、いやはや〜なディープなお話が始まってしまった。
そのうち、私に「あなた何人?」と聞いてきて、私が日本人と答えると、日本はどうか?的な国の良し悪しの話とか。それを受けて、ボーイが一生懸命「日本の桜が・・」的な話を振ってくれたんだけれど、また彼女がカットインして語り始めて、そのうちもう、全員、目を白黒。
・・・といっても、内容に目を白黒ではないんですよ!!!(話は面白かったんですよ、それはそれで。)
15分どころか30分経過していたから!!!
もー目が回りそうに暑かったけど、そんな身の上話を遮るわけにもいかず、みんなゆでダコ状態!!(話してる本人は一番後に入ってきてるからさあ)
そして、満足そうに話し終えた彼女、「いや〜暑いね!!!私もう限界。出るわっ!」とにこやかに立ち上がった。
ここぞとばかりに、セパレーツ水着の彼女と私も、「限界以上っす!」と立ち上がり、サウナを3人で出ようとしたんだけど。
イケメン筋肉ボーイだけがまだ座って笑顔でじゃあね〜と手を振っている。
「大丈夫?もうとっくに15分たってるよ?」というと、
「俺は限界まで挑戦するのだ〜
どこまでもイケてるボーイでしたわ。
こんな感じで、ジムで踊ってても、走ってても、サウナ入ってても、顔見知りが増えてって楽しいウィンク州のジムなのでした。
なんでこんなにみんな感じいいのかなあと思うんだけど、ある友人が言ってました。
「この前ね、フロリダに旅行して、アトラクションの行列に並んでた時に、周りの人と会話になったんだけど。その時、言われたのよ、あなた、中西部からきてるでしょ?って(You must be  from a mid-west state, right?)。その感じのいい笑顔は中西部の人たち独特だって言われたわ。」
なるほどね〜〜。
私も早く良い中西部の人になりたいなと思ったんでした。

世の中、いろんなことがあるけど、笑顔で暖かにいきましょう〜!ウィンク州最高〜!!