今回はショック極まりないね。
なんで”欲”を持ってる人が落とされないといけないんだァ。。
一番好きだったオースティンが負けてしまった。
テーマはグラミー賞のレッドカーペットで着るドレス。
ゲスト審査員はレッドカーペット経験者のテレビ番組司会者、ナンシー・オデール。
・グラミー賞は遊び心があってロックでファンキーなイメージ。
(アカデミー賞は伝統ある正装なイメージ)
(オスカー賞は綺麗で華やかなイメージ)
・遊び心はあるが、くだけてないドレス。
・白は色が浮いちゃうから使わない。紫や濃い青がいい。
・どこから撮られてもいい。お腹周りすっきり。
そのような要望の中、性格が悪く仲間を陥れてまで勝とうとする、ぼくの嫌いなウェンディが優勝してしまった。
とてもガッカリした。審査で残り2人になって、「これは(オースティン)ヤバいな」と思った。
ウェンディは勝つために、カーラの生地をパクった(横取りした)。
デザインを発表したとき、みんな横一列で選考が難しいなと思った。
審査員はみな、「どこかで見た服の繰り返し」「古く感じる」など、個性がないんじゃないか、と超辛口。
「ごちゃごちゃしている」「まとまりがない」「グラマラスすぎる」など、グラミー賞とのバランスが悪いと辛口。
やはり選考の基準になったのが、ゲストの視点、好み。
実際に着れそうだったのが、ウェンディのだった。オースティンのはオスカー風だったみたい。
オースティンに対して「センスが良い」「技術にも長けてる」「いつも素晴らしい」とは言ってみるものの、
「いつも同じだ」ってマイケル・コースが言ってた。「オートクチュールの脱却をしてほしかった」って。
『らしさ』と『個性』は紙一重なのかな。続ければパターン化と言われ、飽きられる。
一瞬にして消える流行に対応できるだけの能力(キャパシティー)が求められる。
そんなシビアな現実を見た気がした。
→Episode 09 Grammy Awards Challenge : Design for the Red Carpet