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プロジェクト・ランウェイ ー第9話ー

2006-11-27 22:33:12 |  ●デザイン関連
 
今回はショック極まりないね。
なんで”欲”を持ってる人が落とされないといけないんだァ。。
一番好きだったオースティンが負けてしまった。

テーマはグラミー賞のレッドカーペットで着るドレス。
ゲスト審査員はレッドカーペット経験者のテレビ番組司会者、ナンシー・オデール。
  ・グラミー賞は遊び心があってロックでファンキーなイメージ。
  (アカデミー賞は伝統ある正装なイメージ)
  (オスカー賞は綺麗で華やかなイメージ)
  ・遊び心はあるが、くだけてないドレス。
  ・白は色が浮いちゃうから使わない。紫や濃い青がいい。
  ・どこから撮られてもいい。お腹周りすっきり。

そのような要望の中、性格が悪く仲間を陥れてまで勝とうとする、ぼくの嫌いなウェンディが優勝してしまった。
とてもガッカリした。審査で残り2人になって、「これは(オースティン)ヤバいな」と思った。
  ウェンディは勝つために、カーラの生地をパクった(横取りした)。
  デザインを発表したとき、みんな横一列で選考が難しいなと思った。
審査員はみな、「どこかで見た服の繰り返し」「古く感じる」など、個性がないんじゃないか、と超辛口。
「ごちゃごちゃしている」「まとまりがない」「グラマラスすぎる」など、グラミー賞とのバランスが悪いと辛口。
やはり選考の基準になったのが、ゲストの視点、好み。
実際に着れそうだったのが、ウェンディのだった。オースティンのはオスカー風だったみたい。

オースティンに対して「センスが良い」「技術にも長けてる」「いつも素晴らしい」とは言ってみるものの、
「いつも同じだ」ってマイケル・コースが言ってた。「オートクチュールの脱却をしてほしかった」って。

『らしさ』と『個性』は紙一重なのかな。続ければパターン化と言われ、飽きられる。
一瞬にして消える流行に対応できるだけの能力(キャパシティー)が求められる。
そんなシビアな現実を見た気がした。

Episode 09 Grammy Awards Challenge : Design for the Red Carpet
 


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