郵便局の制服デザイン。
審査員に現役の郵便局員さんがいました。今回のポイントは
1.着心地の良さ
1.動きやすさ の2点。
デザイナーは実際の実務業務(配達)を経験し、仕事の内容、苦労を知る。
思ったより動くことが多い。汗を掻く。犬対策か?犬スプレーを持つ。
頭の中で考えるよりも、体験して得たアイデア(発想)がものを云う。
ぼくも建築や空間を訪れるのが好き。
作る側の以前に消費者でならないと相手の気持ちなんて分からない。
気持ちが分からなければもの作りの想像なんて出来ない。
リアルに体感することが大切なんだ。何度も見てみれば良い。
天気や季節や時間によって感覚は変わるだろう。感動吸収さァ。。
ファッション性、機能性、実用性を兼ね備えたポストマンのユニフォーム。
『動きやすさ』とは単に服の動きやすさでなく、郵便物を持った時に然り、
使う道具(スプレー・輪ゴム・ペンなど)を装備できるか然り、
最低限(=すべて)を取り入れたことを言うんだなって思った。
暑さ、寒さ、雨、伸縮、ストレッチ、 表生地、裏生地でも違う。
「郵便局なんだから郵便局の制服にしかならないわ」なんて、言語道断。
一般市場では”買われる服”になるかも知れないが、ここでは求められるレベル(目的)が違う。
オースティンが急遽モデルをしていた。ものすごくセンスを感じる。
モデルとして仕草・見せ方がとても似合っていた。自己満足でもなく楽しむことをしないとね。
見極めるために来たのなら帰ってくれ。
→Episode 08 Postal Uniform Challenge