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http://muteki.in/に移転しました。インテリアについて書いてます。by nk.

映画鑑賞『コンスタンティン』

2006-12-16 01:43:46 |  ●映画鑑賞
 
満足度:70点

WOWOWでやってたからたまたま観てしまった。
冒頭から人が跳ねられるシーンがあるのだが、それを観た瞬間に内容に惹き込まれた気がした。
内容は天国と地獄と人間と・・・?大天使ガブリエルとか悪魔サタン(ルシファー)とかキリストとか、悪魔払いの話し。知らない僕にはちょっぴしややこしくなったのも確か。意外と楽しかったです。
 

プロジェクト・ランウェイ ーファイナルー

2006-12-12 01:51:28 |  ●デザイン関連
 
続きです。
  <アイコン説明:ジェイ、ウェンディ、カーラ>



”BIG FINALE”
選曲した(フレンチな??)ポップな音楽に満たされ、カーラ・ソーンのコレクション♪



やばいヤバい! プロだよプロッ!! アマに思えない!?
番組で披露してきたビクトリアな雰囲気に、エレガントに、格好良いねぃ☆



ビョークちっくな曲??に乗って、ウェンディ・ペッパー♪
綺麗なお色。色とうより色合い?赤、茂緑、光沢、玉虫ちゃん。





締めくくりは、ジェイ・マキャロルの登場♪
人気者だね!?歓声が一番大きかった。

↓上段の写真、真ん中が好き☆グレーのやつ。



アメリカと日本では若者像が異なるかも知れないけど、「あー分かるわー。」
素材の組み合わせ、服の組み合わせ、色の組み合わせ、切り返しとかパッチワークとか。
シルバーなアイメイクきれぇ☆アースパステル??な色もきれぇ☆



終わった後、Jayの感想。「納得のいく結果」
「今までバラバラだった服が、ハンガーに掛かったままの服が、この5分間に集約された」

Jayが良かったかな☆パーソナルが伝わる。 Wendyは綺麗だけど、纏まりすぎて何か足りない。
Karaは凄い☆ 上手い。 会場にオースティンの姿はなかった。


そして遂に審査!
、ヘッドフォン、手袋と色を染めすぎている。
  色に目がいってしまって、作品自体が見えない。複雑過ぎる。

、控えめな路線の中で、いきなりシースルーの服が出てきたときは疑問に感じた。
  カテゴリー(テーマ)を追求出来てない。

、映画アビエーターにインスパイアされたと言ったね。シルクをメタリックに見せたり上手いと思った。
  でも服を来たモデルが躓いていた。あれは失敗作だね。
  ビット使いもGUCCIにしか見えない。(ベルトみたいなやつね)

さあさあ、誰が優勝するかなァ
Jayがよかったなァ。Jayがいいなァ☆

Karaは縫製技術がある。冷静で対応力がある。ビジネスで成り立つ。
Jayは皮肉が効いてるし、アーティスティックだ。内から出る想像(創造??)性に広がりを感じる。
Wendyは商業性がある。粘り強いが周りの目を気にしすぎる。
                      と、評価され、結果が出たッ。
司会のハイジが「これで最後よ!本当にいい?」って確認してたのがワクワク面白かった。。


いよいよ発表!

ぢゃぢゃ~~~~~~~~~~んッ!


































「優勝は、ジェイ、あなたよ

2位はカーラだった★
Jayの独創性や個性や今後の素質を評価した、って言ってた。


やったね☆ジェイ!
インタビューで「なにも出来なかった俺の自信がついた」
「世界を征服出来そうな気分だ」とジェイ節。
「つまりは”project Jay”ってことでしょ!」と喜びを語っていた


優勝したジェイには1年間のデザイナー契約が決定、
優勝したモデル(誰が勝ったっけ?)にはELLEでのデビューが決定。



次回はついに最終回。ジェイの今後を追っていきます。
つまりはプロジェクト・ジェイということです。
Episode 11 The Runway (Fashion Week)
 

プロジェクト・ランウェイ ー第11話ー

2006-12-12 01:48:49 |  ●デザイン関連
 
((なんでだろ?感想を書くつもりが、番組を丁寧に説明してしまった(?)
                文字量が多くなったので2回に分けて書きます))

とうとうファイナル・ランウェイ!今日で優勝者が決定します☆
課題:ファッションウィークでのコレクション
   費用8.000ドル、期間5ヶ月間、12着制作

皆自宅に戻っての制作。学校以外での活動を知らないから、アトリエやオフィスが見れて、
使い勝手や作業効率や能率や、個性が見えておもしろかった。

=制作テーマ・コンセプト=
  ジェイ
   音楽と若者。ステレオタイプを表現したい。
   インディーズが好きな子、スポーツが好きな子など、行動によって独特なファッションをしている。

  ウェンディ
   私は田舎に住んでいる。自宅に戻ったのは秋だった。葉の色や秋色季節を表現したい。

  カーラ
   タイトルは「ファンタジー・フライ・ガール」 映画「アビエーター」にインスパイアされた。
   現代的。情熱は人を破滅させるが、ないとダメ、そんなことを表現したい。


コレクションの準備のため、開催1週間前にホテルで共同生活。
ウェンディは仲間はずれで、カーラは無視するしジェイは板挟みだし、見てて「なんだかなー」と印象。
終いにはケンカをしてた。。その中でミーティングやキャスティングやフィッティングやウォーキングや
課題は山積み。バックステージにはアイロンや糸くず取りが必要と、ふむふむなるほど。

Jayは「アマとして未経験だから新鮮☆」 Karaは「プレッシャーさえも活力☆」
「世界に見せつけるチャンス☆」と意気揚々。

モデル選びもみんな違った。
は個性で選ぶ。は服に似合う子。はウォーキング重視。

マイケル・コースからアドバイス。
服と自身を売る。コレクションだから作品よりも順番をどう見せるか。
旅に誘うような、物語のあるように。トップ(バッター)にはインパクトのあるものを。

最後の詰め。Jayが靴にスプレーを吹いてたよ!?「おーすげー★」と思った。手袋にも吹いてた。
WendyはJayを絶賛。「作品にパワーを感じる。頭にコンピューターを持ってるんだわ」と。
Karaに問題発生。靴を有名ブランドから無償で提供されていたのだ。課題による契約では、
作品のクオリティを高めるために好意を戴いてはいけない、とあった。
マイケルコースから3人に平等に与えられた靴があった。Wendyは5ドルで靴を買ってきた。
それを棚に上げて、「5ドルで買い取らせてほしい」とメーカーに電話してた。
「コースの靴と何が違うの?お金は払うわ」「あなただって友人に手伝ってもらったわよね」
「自分には出来ないことだからでしょ」と、Karaの嫌なとこ爆発。ちょっと萎えた。
結局Karaはその靴を使うが、靴は審査の対象から外されることになった。



いよいよショー当日!
白い壁、白い床、白い椅子、無垢な会場に500名の観客。
番組を見るようになったのは途中からだけど、自分のことのようにドキドキ・ワクワクしたッ☆

発表順は    
Jayが「キャリアにとってターニングポイント☆ ジャンプアップしてやる☆」と意気込んでた!

続きます
 プロジェクト・ランウェイ ーファイナルー
 

種田陽平トークイベント ーサインをもらったー

2006-12-12 01:26:09 |  ○日々びびび
 
まだまだ続いちゃってます


  

狭い館内、狭い通路、お知り合いが来ていたようで、立ち話しをしていました。

そして何名かの方が話し掛けていました。サインを頼んでいるようです。
「いいなァ おれも話したいッ!」と思い、列に加わりました☆

やつたね!直接お話しをさせて頂きました
「映画美術に興味があるので、とても楽しく、刺激になりました」とお伝えしました☆
「履歴書や作品を送ったら見てあげる」とおっしゃってくれました。

サインも頂いたのですが「なにか書く?」と聞かれ、
「チョメチョメチョメ(ここでは言えません)ってお願いします」、って頼んじゃいました。。
「チョメチョメ~ぇ?」と苦笑いされ、その時に「あー、これは俺の名前のことを言ってたのかな?」と
照れ笑いと言うか・・・・ちょびっと恥ずかしくなりました。。
飛んだ勘違いをしてしまつたかな でも書いてくださいました。ありがとうございます

おれもがんばろーゥと思ったのであります。
見上げた空は雨の降りそうなどんより雲でした



                      おわり


12/15(金)は木村威夫さんのトークショー
 12/29(金)は花谷秀文さん、坂本朗さん、佐々木尚さんのトークショーがあります。
 →シネマアートン 下北沢
 

種田陽平トークイベント ー空気感を伝えたいー

2006-12-11 20:30:42 |  ○日々びびび
 
続きです
12/8に行われた映画美術監督、種田陽平さんのトークショーに行って来ました。
  項目「Q.」は観客が種田さんに質問した内容です。



#『空気感』や『雰囲気』
映画を映画館で観て欲しい。まず画面が大きい。テレビやDVDに映る情報量とはケタ違い。
私は「空気感」とよく表現するが、シミや小さな文字やよく見える。そういったディテイールや
撮影所で撮った雰囲気をどれだけフィルムに残せるか、と言うのが空気感。

舞台と映画の違い、テレビドラマと映画の違いもそこにあると思う。


#美術の勉強
美術を勉強するなら、映画をたくさん観ること。隅々まで隈無く観ること。
インテリアが好きなだけではダメ。「暮らし」を描くこと。人の行動、心理などを描くこと。
時代考証には考古学が必要だが、「考現学」という現代を推察こともとても大切。


Q1.映画美術に携わるには?
美術のアシスタントが非常に足りない状況。今は種田さんの下の代の人たちが一人立ちしている。
映画の本数も増えて来ている。それを支える人たちが少ない。
種田さんは「専門学校や大学に行くのも手段です」って答えてましたが、
大久保さんは「直接現場に入るのがいいでしょう」って答えてた。
種田さんの苦笑いのあと、「ぼくも大学生時代に現場に入りましたからね」って。
「学校と現場では、教えられるもの(学校)と求められるもの(現場)が違う。直接に繋がらない」
「美大を出て現場に入ると、例え撮影のスタッフでも、新人くん絵を描いてくれ」って頼まれますからね。って。。
「ぼくも美術に向いてない、なんて言われたけど、気づいたら残ってる」「間口はある」
最後には「美術さんに連絡するのがいいでしょう」って話してました。


Q2.影響を受けた美術は?映画は?
ダンテ・フェレッティという美術監督が好き。
ほかにも色々話してくださいましたが・・・・・メモの意味がない 

大久保さん「種田さんが参加した初期の作品を観るといいでしょう」
「現在と比べてみると参考になりますよ」
          「ノイバウテン ー半分人間ー」石井總亙(そうご)監督、1986年。


Q3.映像の中にどうやって説得力を出すのか?
「難しく、奥の深い質問ですね・・・・」
上記の空気感やリアリティや、着地点のお話しでしたので、記事上では割愛させて頂きます


Q4.合計5個くらいの質問に答えてくれました。
   ぼくは質問しませんでした 
   ぼくが聞きたかったのは「美術の視点から見て好きな映画と、観客として好きな映画を知りたかった」のですが
   先の質問で分かったと思ったからです。”フェレッティ”や”空気感の伝わる映画”。
   「映画、アニメ、ゲームでのプロダクションデザインの違い」なども分かったので、手を挙げませんでした。。


#公開予定作品
2007年に公開する「怪談 ーカイダンー」(中田秀夫監督)を観てほしい。
1965年に小林正樹監督が撮った作品。カンヌ国際映画祭やアメリカアカデミー賞で各賞を受賞した素晴らしい映画。
それに負けないように超えるように頑張った。(因みに麻生久美子が出演てる☆)


#最後に
時間もなくなってきてたのですが、参考になる書籍を持って来ていただき、併設のカフェでみんなで回し読み?しました。
レイトショーの上映(21時~)があったのですが、1時間以上のトークショーでとても楽しかったです(20:40)



まだまだ続けます!
 種田陽平トークイベント ーサインをもらったー
 

種田陽平トークイベント ー映画美術を語るー

2006-12-10 21:44:28 |  ○日々びびび
 
つづきです

女性客が多かったです。なぜだろう?男性は15人くらいしか居なかった気がする。
席は満席となりました。最初、「どこに座ろう?」「どこに座っても同じかな?」と思うくらい狭かったです。
「花とアリス」が終わり、トークショーのセッティング、そわそわ きょろきょろ
 (因みになぜ「花とアリス」かと言うと、勿論種田さんが美術をしたからです)
 (ほかにも手掛けた「不夜城」と「イノセンス」を上映してました     )

映画評論家の大久保賢一さんと、映画美術監督の種田陽平さんの「映画美術」のお話し会です。
今までに2回ほど舞台挨拶を見たことがありますが、今回の焦点は映画美術でしょ!
距離も近いし、好きな方の考えが生で聞けることに大興奮ッ☆たっぷり吸収させて頂きます。
  雑誌やネットでお顔を拝見したり、お話しも読んだ事がありますが、なにせ生きた会話!
  質問したいこともしっかり考えてきました

種田さんが登場しました☆ なんかドキドキしちゃったよ。映画人・・・・!?
あったかそうでスマートな印象を持ちました。



※注意:僕の記録と記憶と考察で書かれてますので、正確ではありません。
    感想として読んでください。

#「花とアリス」
岩井俊二監督とのきっかけ。当時岩井監督はPVを撮っていた。
PVでご一緒したことが機会で映画(スワロウテイル)の時も呼ばれた。
「四月物語」も「花とアリス」もPVを撮ると言われたので軽い気持ちで参加した。
それが尺を広げたくなり(表現の幅が間に合わなくなったので)映画に発展した。

最初にシーンを決めるのか?
着地点を間違えないようにその都度変化する。
PVが映画になったのと同じで、変化がおもしろい。

花とアリスはセットではなく、存在する住宅を借りて人の居住空間に生活を創り出した。
家具を出して入れて、玄関先の花も飾ったり(装飾/植木屋)、カーテンを取り付けたり、
再現性が難しい(って言ってたかな?)。キャメラマンがレールカメラ?を使う人だった。
スタジオ撮影なら空間に余裕があって、レールも動くけど?、セットもそのままにしておけるけど?、
何を話していたか忘れてしまつた。。 岩井組は難しいって言ってた。


#「イノセンス」
イノセンスはアニメで、プロダクションデザインという肩書きで参加されたが、どうゆう関わり合いをしたのか?
アニメーターにはロボットやメカを描いたり、車を描いたり、人を描いたり、絵のプロがいる。
でも生活空間を描ける人がいないので、背景というか建築やインテリアや家具を描いた。
革の本を探してくれと頼まれ、提案した。映像内では”そのまま”使えないので(例えばSONYをMONYにする)、
デザイナーがそれを手で描いていく。端折るでも誤魔化すでもなく、厳密な詳細が描き込まれる。
それがリアリティに繋がる。


#「不夜城」「スワロウテイル」
スワロウテイル、イノセンスも含め、アジアを描き出した。
その中に日本でないアジア(フィリピンとか??)を入れることで、架空の新宿をつくった。
海外に滞在していた時、スワロウテイルのファンから拍手をもらった。
Charaは本当に中国人にしか見えなくて、それらを日本人が演じてること、
日本でつくったこと、日本で撮影したこと、本物とは少し違った中国が描かれていることが面白かったのか、
その映像美術をつくった人を賞してなのか、ホテルの部屋を出た時にファンに囲まれた。
と言う、おもしろいエピソードも語ってくれました。


#「キルビル」
アメリカ(世界規模)の作品で日本人として参加するのだから、”正確な日本”を描きたかった。
大体の監督は現実やリアリティを追求するのに対し、タランティーノ監督は
自分の中で出来上がった日本を創るやり方だった。撮影所は中国にあった。美術も中国のスタッフが作った。
もし日本の大工に障子や和物を作らせたら、「こんなもんニセモノだ!」って言われて断られていたかもしれない。
残念だったけど、正確な日本を創るのは諦めた。(それでも米国美術監督協会・優秀美術賞を受賞してるから凄い☆)


#海外との関わり
海外(外国)から見た日本、海外(外国人)が描いた日本と言うのは、面白いし興味深い。
「硫黄島からの手紙」「ラストサムライ」「SAYURI(さゆり)」など。
ラストサムライを観た時は歯痒かった(?)と話してました。



次回に続きます。
種田陽平トークイベント ー空気感を伝えたいー
 

映画美術の巨匠たち2006

2006-12-09 19:48:25 |  ○日々びびび
 
以前書いたように、映画美術監督特集を観て来ました

シネマアートンは座席数50くらいですが、開演1時間半前に着いたときは、整理券26番で無事観れました☆
映画館と呼ぶにはとても小規模で、通路幅も狭く、人がすれ違うには体を横にしないとすれ違えません。
デザイン画や図面の展示がされていると云うことで、人のいない開演前にじっくり見て来ました。

種田さんのサイトではデザイン画が載ってないので、どんな絵を描くのかなと思っていたら、
「いや~、やはりデザインだ。やっぱちゃんと描かなきゃいけないんだよな!?」なんて
訳の分からない感想を胸の中でさけびました。実施図面的な展示はなかったので、
そこから起こしているんだな、建築図面的なことも本人が描くのかな?とは疑問に思いました。



「イノセンス」の画(え)はすごいです。厳密な精巧さにただただ驚きです。
あとのトークショーで話してましたが、CGに落としたり着色して実際の画にしたのは、
プロダクションIGのデザイナーだと言ってました。種田さんの画に肉付けをするという意味です。
フィルムで観るイノセンスの絵もすごいですが、紙で見る絵も雰囲気があって圧倒されます。



「花とアリス」のデザイン画には、”部屋の汚さ”も描かれていました。
住宅やインテリア空間のような『箱』だけを描く作業とは違って、
映像に映る生活空間には、『暮らし』が描かれることになるので、
洋服や雑誌やゴミや食べ残しなどが乱雑に(正確に?)描き込まれていました。

今日上映されるのは「花とアリス」。ぼくは観たことがありません。
上映前にデザイン画を見たことで、ワクワクした気持ちで映画を迎えられそうです。
そして種田陽平美術監督のお話しを聞ける!
            会える!という逸る気持ちでいっぱいです

デザイン画は木村威夫さん、花谷秀文さんなども展示されています。


つづき 種田陽平トークイベント ー映画美術を語るー
映画鑑賞『花とアリス』
 

映画鑑賞『イン・ザ・プール』

2006-12-07 01:43:14 |  ●映画鑑賞
 
満足度:86点
松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一、美術:花谷秀文、監督:三木聡、2005年公開。

オモシロイです!冒頭からグングンと惹き付けられます。
「非常識!気分開放ムービー!!」ということですが、どこか現実的というか、身近に感じます!?

精神科に訪れるは”水泳中毒” ”持続勃起症” ”強迫神経症”と一風変わった強烈なキャラ。
治療にあたる医者はいい加減でハチャメチャでファンキーな先生。常識なんて通用しない、かなり変なおやじ。

ストレスは溜め込むからイケナイんだッ!ちゃんと発散させないとね!?
患者のビョーキを楽しむように、医者は患者を振り回す。
「別れた女の所へ行って思いっきり文句を言ってやろう」「冷蔵庫でミイラかもよ」
でもでもいつの間にかビョーキも治ってたりして・・・・?
原因を解決しようとしてるのかは分からないけど、こんな先生嫌いじゃないよね?!
プールで泳ぐシーンも好きだなァ。気持ちよさそう.......。

なぜなぜ地下に精神科ルームがあるのか?なぜお色気ナースなのか?
大滝詠一の「ナイアガラ・ムーン」とシュガー・ベイブの「DOWN TOWN」の音楽がとても心地いい。

悩んでいても仕方がない。
    伊良部と一緒に突き進むしかない?さあ、どうなる?どうする?

 @ドラマ「時効警察」を観てましたか?これも同じ監督が作ったようです。
  オダギリと麻生(久美子)のやつ。ツボにハマる笑いやそわそわする感じに覚えのある人は
  この映画を心から楽しめるでしょう^____^友人にも好評な「亀は意外と速く泳ぐ」も観たいね。
 

映画鑑賞『恋の門』

2006-12-06 23:57:33 |  ●映画鑑賞
 
満足度:94点
素敵な映画でっす☆

松田龍平、酒井若菜、美術:都築雄二、監督:松尾スズキ、2004年公開。
自称漫画芸術家(松田)とアニメオタク・コスプレーヤー(酒井)のラブコメディー。

映画人もたくさん出演しています。三池崇監督、塚本晋也監督、庵野&安野夫妻、
主題歌のサンボマスター、忌野清志郎、影山ヒロノブの歌とか!観てて面白いですよ!?
「石が好きなあなたが好き」とかマニアックな設定に、マニアックな衣装とか、美術もかわいいです。
「漫画も恋人も諦めない!」なんて、観てて元気の出るシーンがたっくさんあります。
予想のつかない展開にニヤニヤしちゃう映画です。

恋の門
 

プロジェクト・ランウェイ ー第10話ー

2006-12-04 20:09:28 |  ●デザイン関連
 
最終話を目前に、デザイナー12人が集合の同窓会みたいな特別版。
ぼくははじめて見る人がわんさか。
彼らはオーディション1200名から選ばれた有望者。

脱落した人はテレビに出たことで環境や、自ブランドの売り上げが伸びたと報告。
ホント同窓会みたいで観ててほんわかした
でもそんな感謝すべき番組に対して、非難中傷する人がいて視聴者としてもがっかり。
ウェンディとヴァネッサだ。

ウェンディは「戦略だ」って言ってみせるけど、「勝つために来た」なんてえばってみせるけど、
結果ほかの人たちとコミュニケーションが出来てないじゃん。
前の回の感想でも書いたけど、”審査員の好き嫌い”で落とされたりするから、
審査員は作る過程を知らない。ものづくりのスタンスを知らない。
「人対人」になったときに、ウェンディみたいな人柄は好まれないじゃないかと思う。

ヴァネッサは番組で見たことないから、知らないけど、それでも伝わってきた。
「落とされた立場と生き残ってる立場では違う」なんて言い訳してみせるけど、
そんな盾を正当化出来るはずがない。立場が違うから番組をけなしていい、
仲間をバカにしていい、って言ってみせる。底辺にあるものが澱んでいるんだなって思った。

未公開集はけっこう楽しめた。インタビューのNGがおもしろかったし。ははは。
さァ次回はファイナル!ニューヨーク・コレクションでブランドを発表
すごいね!?予告で流れたけど、ショーで発表出来るなんてッ!会場もいっぱいだった!
ひとつの企画、番組で、ここまで大きなプロジェクトになるなんて鳥肌ダッ☆

勝率は33.3%。カーラにもジェイにもウェンディにもある。
カーラが優勢か?ジェイのファンキーな人柄も好きだし楽しみだ。

Episode 10 Tim's Take (Reunion)


写真家・本城直季 ージオラマ風現実風景ー

2006-12-04 20:01:10 |  ●デザイン関連
 
トップランナー、写真家・本城直季を観た。
写真家だから面白い話しが聞けるかなーと思って観たら”衝撃”が走った。
作品を紹介しながら、ナレーターが「ミニチュアに見えて来ませんか?」って!?
あれれれ?うんうん違和感。これミニチュアじゃないの?って思ったよ。
俯瞰から撮ってるし、妙に四角四角に感じたから、れれレレレ?って。。



ピントとボケを操作してるみたい。
『シノゴ(4×5インチ判)』という旧式カメラで撮影するみたい。
カメラのアオリ(レンズに対してフィルムを傾ける手法)を使って、
フォーカスの幅と位置をコントロールするらしい。ジャバラが前後と斜めに動いてた。



ピントを横一直線上に合わせることで、ほかをボカす。
目の錯覚で見せている。例えば手のひらを近くで見てみよおー!
すると周りの景色はボケボケになるでしょ。それが種明かしだって。
遠くを見ながら、それと同じことをするとこう見えるらしい。素晴らしッ☆興奮が走った☆

テクニックよりもセンス、構図を選び取る。
日々の瞬間、運動会とかプール遊びとか、思い出が蘇る、感情を表すのを撮る。
子供もお年寄りも誰もが分かる、面白がってくれるものを撮りたい。
そこにどうやってジオラマ感を出すか。自然の中の人工的なものを入れる。
陸上競技場のレーンの数字とか、丸い花壇とか。出来上がりにキッチュな感じがする。



撮るキッカケになったのは、夜街を歩いてるとき街灯や蛍光灯の調子(光の加減)で、
街が映画のセットのように見えたからだって。((たぶんマットな感じとかだと思う。))
現実が現実でない雰囲気にワクワクするって言ってた。

今後は空撮でアフリカやサバンナの動物を撮りたいって意欲的に話していた。
島とかグランドキャニオンなんて撮ったら面白そうかもね、って思った。富士山でいっか。



魅力的だわァー。
ぼくは今まで、動きや空気感が伝わったり、体感してるように想像できる写真が好きだったけど、
”止まってるような動いてるような” 本物なんだけど、ニセモノっぽい雰囲気にとても惹かれた☆

2006年11月26日放送_本城直季
TOP RUNNER

→本城写真の撮り方フォトショでも作れます! はげログ_本城スタイル

TOKYO SOURCE:都市のウソっぽさを表現したい
@GALLERY TAGBOAT_本城直季が撮った日常の”情景”

自分用にメモメモモ。。



映画検定 ー映画を知って、もっと映画を楽しもう!ー

2006-11-29 02:04:56 |  ●映画鑑賞
 
「映画を知って、もっと映画を楽しもう!」

びっくり!映画検定なんてあるんですね!?
これからは「えいけん」と言ったら映画でしょ映画!英語の時代は終わりました

第2回映画検定の募集は終了してますが、ぜひチャレンジしたいですね☆
映画を好きか?と聞かれれば、”そこまで”愛してませんが、検定本を読むだけでも知識として楽しそうです☆

級は映画史では欠かすことの出来ない、簡単な映画用語を含む基礎知識を問う、映画ファン入門コース。
級は多くの観客を集めた作品、映画会社、スタッフなど問う、映画ファン初級コース。
級はB級作品、カルト作品も対象とし、映画についてのあらゆる角度からの知識を問う、映画ファン上級コース。
級は映画全般をより深いレベルで対象とする。映画ファン達人コース。



あらゆる時代、国、人種、思想、あるいは宗教の在り様を描き続けてきた、「映画」という人類の遺産に幅広く触れることは、年齢や性別を問わず有用なことではないかと思う。
牧本一宏:(株)ギャガ・コミュニケーションズ

そうだよね。映画はその時代を的確に表現してるもんね。
あいまいなものは、こういう検定には残っていかないだろうしね。
人々の心に遺る映画は鳥肌だなァ。それを得て、また自分に還ってくるからね。

4級想定の模擬試験が受けられます。 →映画検定_4級模擬試験
まったくのさっぱりんこでした (正答率70%以上で合格と認定されます)



奥が深いというよりも難しい。。でもたくさんのことを知りたいと思いました。
知ったらその映画を観たくなるんだろうなァ。映画はすごいね。
観た人によって感想は違うけれど、なにか伝えたいことが映像にはあるんだろうなァ。
ギザだギザだ ギザ情熱。。 ビバ!感動の創造☆

映画検定
→主催:キネマ旬報社
 

アロンソ結婚!?

2006-11-28 23:30:19 |  ●趣味F1

 
アロンソ結婚したん?
誤報とされてるけど、フィアンセって云うくらいだからいずれ結婚するのかなァ?
どちらにせよ、モチベーション上げて、マクラーレンのテストに励んでおくれね!おめでとー

→11/28の記事 「アロンソの結婚は誤報」とマネジャー ースペイン国内の報道を非難ー
→11/27の記事 アロンソ、モルディブで挙式 ーフィアンセと晴れて結婚ー
→11/17の記事 アロンソ、今冬結婚か ー婚約者と挙式予定と報じられるー

→ラクエル・デル・ロザリオのバンド 歌ってます。



琢磨、アロンソよりも高収入 ー推定9億円ー


 

プロジェクト・ランウェイ ー第9話ー

2006-11-27 22:33:12 |  ●デザイン関連
 
今回はショック極まりないね。
なんで”欲”を持ってる人が落とされないといけないんだァ。。
一番好きだったオースティンが負けてしまった。

テーマはグラミー賞のレッドカーペットで着るドレス。
ゲスト審査員はレッドカーペット経験者のテレビ番組司会者、ナンシー・オデール。
  ・グラミー賞は遊び心があってロックでファンキーなイメージ。
  (アカデミー賞は伝統ある正装なイメージ)
  (オスカー賞は綺麗で華やかなイメージ)
  ・遊び心はあるが、くだけてないドレス。
  ・白は色が浮いちゃうから使わない。紫や濃い青がいい。
  ・どこから撮られてもいい。お腹周りすっきり。

そのような要望の中、性格が悪く仲間を陥れてまで勝とうとする、ぼくの嫌いなウェンディが優勝してしまった。
とてもガッカリした。審査で残り2人になって、「これは(オースティン)ヤバいな」と思った。
  ウェンディは勝つために、カーラの生地をパクった(横取りした)。
  デザインを発表したとき、みんな横一列で選考が難しいなと思った。
審査員はみな、「どこかで見た服の繰り返し」「古く感じる」など、個性がないんじゃないか、と超辛口。
「ごちゃごちゃしている」「まとまりがない」「グラマラスすぎる」など、グラミー賞とのバランスが悪いと辛口。
やはり選考の基準になったのが、ゲストの視点、好み。
実際に着れそうだったのが、ウェンディのだった。オースティンのはオスカー風だったみたい。

オースティンに対して「センスが良い」「技術にも長けてる」「いつも素晴らしい」とは言ってみるものの、
「いつも同じだ」ってマイケル・コースが言ってた。「オートクチュールの脱却をしてほしかった」って。

『らしさ』と『個性』は紙一重なのかな。続ければパターン化と言われ、飽きられる。
一瞬にして消える流行に対応できるだけの能力(キャパシティー)が求められる。
そんなシビアな現実を見た気がした。

Episode 09 Grammy Awards Challenge : Design for the Red Carpet
 

映画鑑賞『コープスブライド』

2006-11-26 01:43:19 |  ●映画鑑賞
 
満足度:80点

声の出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン、
美術:「チャーリーとチョコ」と同じ人、監督・製作:ティム・バートン、2005年公開、アニメ。

19世紀ヨーロッパのとある小さな村。結婚式のリハーサルに失敗したビクターは、地面から突き出た棒きれに結婚指輪をはめ誓いの言葉を練習をしていた。突然、地面から花嫁衣装を着た白骨化した女性が現われ、ビクターを死者の世界へと連れ去ってしまう。

映画館でも観たけど、今日WOWOWでやってたのでもう一度観た。
やっぱり好きだな。「ナイトメアー」も好きだけど、こっちの方が表情が豊かで好きかも。
キャラクターもかわいい。細長い指がすてき。ダークでファニーですきな映画だっ。

パペット(人形)によるストップモーション・アニメーション。
1秒の映像を撮るのに12時間も掛かるっていうからすごいよね。
アニメの動きよりも先に声を録って、それに肉付けして表情、感情を撮ったそう。ものすごい情熱の集まりだッ☆
ティム・バートンのコープスブライド

プロダクション・ノート
映画の雰囲気をつくるために、視覚的にセットを最も重要なポイントとした。

a.「生者の世界」 生き生きとした感じがほとんどしない。
   ・実は人々に活気も希望もなく、悲しそうで陰気で味気なく死んだような場所。
   ・本質的にグレーっぽくて重苦しい感じ。 ・落ち着いた単色系の色。
   ・観客(生きている人)にとっては住みたくない場所であるものの、
                 観ていたいと思わせる程度に興味深いものにする必要があった。

b.「死者の世界」 活気に溢れている。
   ・人生を貪欲にむさぼる、生き生きとした死んだ人たちでいっぱい。
   ・無秩序で混沌としていてカラフルな世界。

==舞台はビクトリア朝時代==
「美術を考える時の僕のアプローチは、本質的に異なる要素を色々使ってみることなんだ。」
「それらをぶつけ合い、その衝突から新鮮な何かを生み出すというやり方。」
「ビクトリア様式の建物はないけれど、チェコとポーランドの東ヨーロッパの建築物を、
                       イギリスのビクトリア様式と融合させた。」

「死者の世界のために、とても明るくカラフルでクレイジーな空間を創り出した。」
「死者の世界は新鮮で独創的な雰囲気にしたかった。」
「”あの世”はこれまでにも幾度なく描かれてきたから、すごく新しくエキサイティングなものが欲しかった。」
「不気味で風変わりだけど、行ってみたく気まぐれでおとぎ話っぽくて楽しい場所。」

 背が低くずんぐりしたキャラクターの住む家は、同じく低くてずんぐりした建物。
 背が高く痩せているキャラクターが住む家もやはりそんな感じだ。
 大柄で丸っこいのもいれば、ひょろっと細長いのもいる。
 キャラクターの体型は多種多様で、僕らはそれをセットに反映させようとした。
 キャラクターがセットに入った時に、浮いて見えたり不自然すぎたりしないよう、溶け込むようにした。
 例えばエバーグロット屋敷の比率と内装は夫妻の体型を反映している。
 フィニスはずんぐりタイプだけど、モーデリンは細長い、それをすべての家具にも反映させている。

==撮影と照明==
死者の世界をいかにも地獄のように見せたくなかった。オレンジや赤の炎なんかは使わない。
すべてを少し中心から外し、思ってもみないところからライトを当てた。オペラを観ている感じがするかもね。

 生者の世界はカメラの動きとレンズの選択肢を制限した。
 ドラマティックになりすぎないよう、アングルにも気を遣った。

 デジタル・スチール・カメラにより、撮影確認作業が早くなった。
 立体的に動かせるロボット・アーム装置は、動きに大きな柔軟性をもたらせた。