トップランナー、写真家・本城直季を観た。
写真家だから面白い話しが聞けるかなーと思って観たら”衝撃”が走った。
作品を紹介しながら、ナレーターが「ミニチュアに見えて来ませんか?」って!?
あれれれ?うんうん違和感。これミニチュアじゃないの?って思ったよ。
俯瞰から撮ってるし、妙に四角四角に感じたから、れれレレレ?って。。
ピントとボケを操作してるみたい。
『シノゴ(4×5インチ判)』という旧式カメラで撮影するみたい。
カメラのアオリ(レンズに対してフィルムを傾ける手法)を使って、
フォーカスの幅と位置をコントロールするらしい。ジャバラが前後と斜めに動いてた。
ピントを横一直線上に合わせることで、ほかをボカす。
目の錯覚で見せている。例えば手のひらを近くで見てみよおー!
すると周りの景色はボケボケになるでしょ。それが種明かしだって。
遠くを見ながら、それと同じことをするとこう見えるらしい。素晴らしッ☆興奮が走った☆
テクニックよりもセンス、構図を選び取る。
日々の瞬間、運動会とかプール遊びとか、思い出が蘇る、感情を表すのを撮る。
子供もお年寄りも誰もが分かる、面白がってくれるものを撮りたい。
そこにどうやってジオラマ感を出すか。自然の中の人工的なものを入れる。
陸上競技場のレーンの数字とか、丸い花壇とか。出来上がりにキッチュな感じがする。
撮るキッカケになったのは、夜街を歩いてるとき街灯や蛍光灯の調子(光の加減)で、
街が映画のセットのように見えたからだって。((たぶんマットな感じとかだと思う。))
現実が現実でない雰囲気にワクワクするって言ってた。
今後は空撮でアフリカやサバンナの動物を撮りたいって意欲的に話していた。
島とかグランドキャニオンなんて撮ったら面白そうかもね、って思った。富士山でいっか。
魅力的だわァー。
ぼくは今まで、動きや空気感が伝わったり、体感してるように想像できる写真が好きだったけど、
”止まってるような動いてるような” 本物なんだけど、ニセモノっぽい雰囲気にとても惹かれた☆
→2006年11月26日放送_本城直季
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→TOKYO SOURCE:都市のウソっぽさを表現したい
→@GALLERY TAGBOAT_本城直季が撮った日常の”情景”
→自分用にメモメモモ。。