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鈴木彩子(SAICO) 独立戦争,葛藤,VOICE ~明日への滑走路,それぞれの探しもの

2020年04月30日 | その他(鈴木彩子,アマビエ様風味?,雑記など)
SAICO (鈴木彩子)」の、 『ALL TIME BEST ALBUM』の発売(2020/05/27)まで、 まだ 1ヶ月近く...

また、 どうでもいいようなことですが・・・
今回は、 ベストアルバムでは “シード枠”のような曲。

独立戦争
デビュー曲。
どこまで正確なのかは 判らないながら・・・、 このアーティストが デビューするまでの経緯は、 もし、そのまま ドラマや映画にしたら、 現実には あり得なすぎる、と 引かれそうな 乱高下を経て、 音楽経験が殆どない 実質“素人”同然の新人が、 ドラマ主題歌のタイアップ付きで 歌手デビュー・・・ みたいな話を聞いたことがある。
何にしても、 ベストアルバムなら必ず入る 特別な位置付けの曲だろう。


葛藤
このアーティストの、 特に 最初の数年位のイメージを 一番象徴する曲だと思う。
元のアルバム『けがれなき大人への道』でも 1曲目にあって、 今回のベストアルバムでも 1曲目。

わりあいスピード感があって、 サウンド的には 明るめに響く曲調、のはずだと思うが、 ヴォーカルがのると ちょっと重めに聴こえる?
詞には、 文字で書くと 字面が ちょっと大変に見えるような言葉も かなりあるが、 曲で聴くと そこまでは角々しくなく感じる。
それでも、 知らない人が聴いたら、 なかなかのインパクトがある曲なのでは。


VOICE ~明日への滑走路
カヴァー曲。 このアーティストが 歌手を志す“原点”になった曲、と 言われている。
ピアノ伴奏とヴォーカルだけ部分が多い、 言葉に ごまかしが利かない シンプルな構成で、 とても印象的な曲だと思う。
かなり文字数が多い詞を、 歌うというか、メロディーには乗りながら語る、といった感じ。

詞には、
 夢を追い求めた あの頃に帰りたい
 夢を追い続けた あの頃に帰りたい
という言葉がある。
他でも、 今回のベストアルバムの曲目にも 「あの日に帰ろう」という曲があって、 同じ“あの日に帰ろう”の言葉は 「愛があるなら」の詞にもある。
こういう部分の 断片的すぎる一部の単語だけを切り出して 後ろ向きな印象を持つ向きも ありがちなようだが・・・
これは、 自身の今は 望むようには順調ではない状況でも、 これからも また、 頑張れていた あの頃の自分のように・・・ という意味だろう。
この“状況的な立ち位置”からの “気持ちの方向性”の組み合わせが、 このアーティストの曲の多くで描かれるスタンスになっているのも、 この曲の影響からなのかもしれない。


それぞれの探しもの
軽く明るい印象の曲。
個人的には、 CMソングで使われていた中では、 この曲のが 一番多く見た印象がある。

詞の “イヤホンに流れる きみのくれたテープ” には 時代を感じるが・・・、 まぁ、当時は 実際にその時代だったので。

元の収録されているアルバムは 「葛藤」 「VOICE ~明日への滑走路」と同じ。
このアルバムは 特に、 曲調の振れ幅が とても大きい。

このアーティストの印象は、 どの曲に共感するかで 極端に違ってくる。
そして・・・、 “歌う時”と“それ以外の時”で キャラクター感が極端に切り替わる 印象の振れ幅も、 とても大きい。。。


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