すぐ近くにある世界:野鳥,昆虫,航空機などの写真

都市部の近隣でも身近で見られる野鳥を中心に、
捏造(餌付け、ヤラセ)のない「本当の世界」の
写真を載せています。

イワツバメ 飛翔捕食

2024年06月29日 | 野鳥・鳥類
狙いのイワツバメに戻って...

別テイクの2コマ。
上コマは、 経験的には、 具体的な目標物は見定めずに飛び回っているのではない、 見つけた特定の対象に向かって行く時の印象。
リアルな実際では 向かおうとしているのが「捕食」だったのかは 定かではない、が・・・
捕食の流れの姿は こういう雰囲気、のイメージ。





「鳥が 飛んでいる虫を捕食しようとするシーン」は いくつかの種類で写したことがあるが・・・
口を開くタイミングの 虫との距離感は、 その時によって 定まらない。
ピントなど技術的な要素の成否では「その一瞬」に迫れていても、 どう写るかは 巡り合わせ次第。

これは、 機材・技能・状況の総合で 飛翔をたくさん写せれば、 長い時間スケールの中でなら いつかは写せるのが必然のシーン...
とはいえ、
例えば、 カワセミのダイビングとか 鷺などが獲物を持ち上げた後のような、 誰にでも見える動きからの捕らえた後を写せれば
「捕食の“瞬間”の撮影に『成功』した」
でいられるのとは、 “瞬間”の意味も、 そもそもの全般から 全く無関係ほど 遠い世界...
なのだが・・・

鳥全般の情景の中には、 『捕食』のように 文字に訳してしまえば 別の機会に同じ語句を充てて表せる要素は 多々ある。
それで、 他者の写真を見れば、 自身が写したことがある中の要素を文字訳して作れる語句を探し回って...
被写体の行動だったり、 種名や 撮影場所だけですらの、 “言葉遊びゲーム”で共通して充てられる○○を1つ叫べさえすれば、
「私は ○○の撮影に『成功』しているので、 この○○も 撮影に『成功』できることを、 私は ちゃんとわかっている」
と 一律のお決まりで話を広げた妄想を周囲にもご熱心に語り回ったのを事実の証明として ご勝手に舞い上がっては、 更に転がって
「『いっしゅうかんまえ』から 私だけが先に撮影に『成功』していたのを、 私は ちゃんとわかっている」
「私が教えてあげて 撮影に『成功』できるようにしてあげたのを、 私は ちゃんとわかっている」
にも逝ってしまう、 この世のものではない優越意識でお幸せでいられる『残念さん』が、 どこにでも多々いるもの...
...多々というか、 厳密な実数とは違う意味で使う“感覚的な表現”でなら「ほぼ全数が」レベルで異口同音が耳タコの定型 x x x

そして、 語られるお幸せな妄想が より残念すぎるほど、 同類の『残念さん』には より都合が良いのが 福音として喜ばれる。
それに沿えば 自身も特別に優秀でいられる、とか、 自身の同じご自慢を事実と証明し合えるから 正しい見識、といったご都合で...
妄想が 際限なく残念すぎればすぎるほど、 より多くの『残念さん』が信仰して集って 意気揚々のご陽気な団体活動が盛況でも...
『残念さん』同士でなら この世のものではないことを認め合えて お幸せでいられるからといって、 この世の現実とは 無関係 x x x

ANA スターウォーズ特別塗装機|こっちの飛翔体も

2024年06月22日 | 航空機
前記事に続いて...
イワツバメ狙いの時に通りかかった、 他の飛翔体... その2 x x x







もう ずいぶん長く運航されている感がある ANA スターウォーズ特別塗装機。

ムクドリ 飛翔|普通種だからといって...

2024年06月18日 | 野鳥・鳥類
イワツバメ狙いの時に通りかかった、 他の飛翔体... その1。



ムクドリは、 自分的な傾向では、 長年総じて 写す機会は少ない。
これは、 写真とは関係ない日常行動の時も含めて 意識して見ていても、 効果的に狙える状況は少なくての成り行き。
ありがちな、 ありがたがられる種類には 写しさえすれば優秀な証明と意気込んで熱心でも 普通種には無関心、とは、 全く違う話。

ありきたりにたくさんいて いつでも見られる普通種は、 写すだけなら、 その『いつでも』相応で写せる、が...
だからといって、 いつでも 何でもを 都合良く見られて写せるのではない。
そこに、 写真では、 色々な要素の“見ると写すとは大違い”が重なり合った複雑さが連なる。
その多要素が同時に揃う必要があるのが、 写せるだけならいつでもあっても 効果的に写せる状況は少ない、のだが...

鳥写真では、 評価の尺度が 種名だけ、とか、 せいぜい 写っている大きさや ○○している位しか見えない止まりが 多々ありがち。
そんな とても多くには、 いるのが見える鳥を「写せる状況が少ない」とは、 通じる期待が遠すぎる要素が多すぎそうな x x x
あるいは、
目視で見ただけでは、 好要素の断片を超拡大した訳文を一体に寄せ集めて映像化生成した幻想が あたかも現実として見えていがち。
これは、 見ているリアルタイムでの認識から既に...
まして、 後で振り返る記憶ともなると、 更に大幅な編集が加わっているもの、で...
実在したベストを遥かに超える好機が乱発している幻想を語って、 『いつでも 何でも 簡単に』写せると思われがち x x x

飛行機(ANA)着陸

2024年06月15日 | 航空機
しばらく前から一連の分 x x x





時間帯の印象もだいぶ違う 別テイク。

クロスジギンヤンマ飛翔|翌日には

2024年06月08日 | 昆虫・“虫”の類
前記事の翌日。



口元の“シミ”が濃くなっているかも?

前日とは動き方が違って 遠めだったので、 主には鳥撮り用想定の大砲レンズで。
使っているレンズの値段でいうと、 前記事の分より 何十倍も高額。
その威力で、 安価なレンズなら『圏外』で見送るところも 写せる状況に使えている恩恵はある、のだが...
被写体が 静体をはじめ動きが少ないものなら 光学性能の恩恵が丸々表れても、 機敏で不規則な動きを追うのには 難も大きい。

まぁ、 トンボは 種類によって行動の特徴が色々。
定位置にとまって待機して 必要と判断すれば出動する種類なら、 動きを追わなくても「飛翔」と表せる状態は写せる、が...
動きを連続して追って捉える飛翔写真では、 高額な機材さえ使えば結果が良くなるのを買えるほど単純にはいかない。

クロスジギンヤンマ飛翔|自然への嗜好で 実際の“自然”は好まれない矛盾...

2024年06月01日 | 昆虫・“虫”の類
すでに 昆虫が活発な季節...ながら、 期待するイメージで写せる状況が なかなか無くて...
こちらも、 過去分を整理した中にあったものの供養を x x x

自然な状況の姿を捉えるのは、 距離、動き方、光、背景、 多面の組み合わせが揃ってくれないと、 期待度が高い状況にならない。
「いる」だけなら 色々を見られても、 何を どう写せるかは、 巡り合わせ次第の部分が大きい。





顔に“シミ”が目立ち気味の個体。

自然にある万物の姿は、 先天的にも個体差があるところから、 劣化や老化もすれば 後天的な損傷も増えていく。
そんな、 各部に標準形の理論ベストを合成して描かれた見本像からは外れた要素が色々ある方が“自然”。
これは 『人』でも同じ... なのだが・・・

写真は、 『人』が見ることが前提で、 その印象は それぞれの勝手な主観によるもの。
『人』の嗜好では、 不揃いだったり“破損”的な箇所が見えると 印象が悪くなるのが 大勢の感覚。
一般的な写真では、 定形外が見えて、 かといって メッセージ性の要素に使うイメージでもない個体は、 避けたくなりがち。

こういう選別は、 個々の写真自体は 全て実際のありのままでも、 全体では 実際より『人』の勝手な嗜好に偏った世界観になる。
これは、 個体の容姿だけに限らず、 上で当然のことのように書いている、 周囲や背景も印象が良い画を意識するところでも同じ。
あるいは、 ありがたがられる種類や定番シーンには熱心でも、 それ以外は無関心、とか。

『人』の見方でのハイライトを選抜すれば、 好まれる断片に偏向して その他の存在が矮小化するのは 必然的、とはいえ...
自然は 『人』の勝手な嗜好とは無関係に実在して、 無数の状況で構成されているもの。
好まれるものだけに傾倒するのでは 「現実を歪曲」して見せることにもなるのが、 自然に向き合う意識として 悩ましいところ。

当然ながら・・・、
これは、 写す全てが その場所なりの自然にある 実際のありのままでも、のこと。
プロ・アマ問わずの多くが 『人』の嗜好に都合良く飾り付けたヤラセを当然の大前提としているのとは、 全く別の話。
そもそも自然ではない創作を 実在の生態かに見せようと謀る『捏造』で『現実を歪曲』するのは、 偏りとは 根本から意味が違う。

イワツバメ飛翔・頭掻き,羽繕い|わざわざ飛びながら...??

2024年05月25日 | 野鳥・鳥類
イワツバメは、 電線にとまったりもするが、 なぜか、 頻度は少ない。
とまった方が楽にできそうな 日常の行動の色々を、 飛びながら行うのが見られる。



飛びながら“頭掻き”。
「見る」だけ、なら、 長く飛び回り続けている種類... アジサシや カラスなどでも 時々ある行動、ではありつつ・・・
「写真に捉える」には、 好条件の事情が、 目視での観察でイメージするより 異次元にシビア。
鮮明に写せる近距離で、 写り方の 光も角度も良い状況は、 稀で、 しかも 飛び回る中での一瞬だけ。
それを、 画角内で追えて、 ピントが正確に入って、 動き方と タイミングも、...と都合良くは なかなか揃ってくれないシーン。

速い飛行からの 翼を広げてできる動きなら、 はばたけなくても『紙飛行機』のような状態で、 極端に急な落下はしない。
普段よりは失速する加減が大きいので 降下しながらも、 しばらくは惰性で滑空して、 その後で『鳥』に戻って 失速を立て直す。



こちらは、 脚の辺りを“羽繕い”か。

イワツバメは、 脚に細かい羽毛があるのが、 身近にいる他の小鳥では見ない特徴。
でも、 とまっている機会が少なめなのが、 見て知る機会も少なめ?

イワツバメ幼鳥 飛翔|幼顔

2024年05月18日 | 野鳥・鳥類
イワツバメは、 形が“燕尾服”ではないこともあって、 成鳥も幼鳥も 外見の大枠には差が少ない。
そして、 普通の動き感で 速く機敏に飛んでいるのを写したら 幼鳥だった、ということが よくある印象。
巣立ち後の幼鳥は、 “ぎこちない飛び方”に見える期間は とても短くて 急成長するよう。



分かり易すぎるレベルで 嘴が黄色くて、 顔立ちは まだ雛の幼い雰囲気も。

ただ『飛んでいる』だけではない色々な状況が揃うと、 普段は陰になることが多い両翼の下面に 広く光が入る瞬間がある。
好条件は なかなか揃ってくれない写り方でもあり。

これは、 鷹の帆翔で 似た写り方がよく出るのとは、 事情が全く別物。
でも、 鷹の帆翔を写したのを混同して、 こういうのも写せるスキルがあるつもりでいる“残念さん”も ありそうなパターン x x x





上写真からの続き。

円弧を描くように回り込んでから 直進に向いていくところ...と表せば、 飛行機でも普通に見られて 日常的な感覚の動き。
超ぉ機敏な瞬時に翻る 軌道に連続性がない方向転換も多く見るツバメ類の飛び方としては...でなら、 わりあい穏やかな流れ、か。
とはいえ、 普通にある緩やかな旋回では、 画も 頻度と難度の普通相応に平凡な 浅い角度にしかならない。
鮮明に捉えるには、 近距離で、 急な変化での “人ができる機動能力の感覚とは異次元すぎる動き”を追える必要があるシーン。

飛行機(ANA)着陸・滑走

2024年05月11日 | 航空機
運航停止になる前の ANA B777。



着陸して、 前後に3輪並ぶ“大きな足”は水平に接地しつつ、 まだ 機首は上がっているタイミング。
着陸前や 前輪も接地した状態とは、 見えている構造物は同じでも、 イメージがちょっと違うフォルム感。

シャッター速度を遅くして流すと、 タイヤからの煙は 高速シャッターよりも目立たなくなる。



こちらは、 離陸に加速していくところ。
機体が長すぎて、 最広角でも中望遠域のズームでは画角内に入りきらないので、 望遠域で 機首をアップに。

形状が変わらず移動する物の流し撮りは、 背景にコントラストがある物がないと 動きが見える画にならない。
重い機体が加速していくには距離が必要... とはいえ、 加速し始めてすぐでも 「背景に建物が入るタイミング」は一瞬。
連写しても、 その「特定のタイミング」に流し撮りが当たらないと 結果は何も残らない NGテイクになる。

飛行機(JAL)着陸|実写してみてから

2024年05月06日 | 航空機
まずは同じ繰り返しで...
というか、 まだ 大幅に減光できるフィルターがなかったので、 シャッター速度を遅くできる範囲には限度がある事情も x x x





狙いどころがあるか、や “流す加減”を検討する材料になる 「実際に写った画」を確保しておきたい段階。
それから減光フィルターを選ぼう、というところ。

リアル世界(現実世界)に ちゃんと実在している本来の情景のままを写した、 “人の勝手な嗜好に合うように状況を作為的に改変して創作された虚構”のない 絶対非演出スナップです。

野鳥写真:大空を自在に翔ける飛翔写真 = 鳥の行動で「最も鳥らしい特徴が表れた魅力」とも言える 飛ぶ姿を中心に、 カワセミ(翡翠),オオタカなど猛禽類(鷹)といった人気の種類から バードウォッチングで“ものさし鳥”にも使われる普通種まで 幅広く。 多くは ネイチャーフォト系や動物写真系のフォトコンテストでの入選・入賞が出ている場所でのものです。 (撮影地は記載しません)
他に、 昆虫写真や ネコ写真(野良ねこ写真)、 航空機 など...
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