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続:ハイタカ飛翔/鷲鷹の飛翔の撮影スキル理解/●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●

2018年01月30日 | ●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●● 写真の一覧
野鳥に特には興味がない人が思い描く「鷹」のイメージは??

「鷹を見られる場所」というと、 雄大な自然の風景をイメージするのかもしれないが、 ハイタカの類は 大阪市内の主要ターミナル駅近辺の上空を飛んでいるのも見る位で、 大自然から大都会まで たいていどこででも見られる、たいていどこででも身近にいる鳥。
見たことがない人は、 視界に入っていたという意味では見たことがあったとしても、 興味がないとか 判別できる知識がなくて カラスなどと一緒くたになっているだけ。

また、 鳥などを狩る獰猛な生態から 飛ぶのが速いイメージがあるかもしれないが、 速いのは、そう頻繁には見られない 獲物を狙った時だけで、 見かけるシーンの殆どでは とてもゆっくり飛ぶ鳥。
はばたきを殆どせずに 翼を広げたまま輪(円)を描くようにゆっくり旋回しながら滞空し続ける「帆翔」は、 彼らにとっては獲物を探す攻撃的な行動なのだろうが、 傍から見ると とてものんびりした、のどかな風景。

なので、 鷹が飛んでいるだけの飛翔写真を写すのなら 「機材操作の技術的には」初心者にも 難しいことではない。(当然、鷲でも同じ)
もちろん“知識的な面での技術”も必要だが、 同じ状況にいれば、 撮れる写真の結果に出る差は、 撮影者のスキルの優劣よりも 機材の差がほぼそのまま表れる。

鷹を撮ることで「なかなか撮れない」みたいな言い方をすることがあるのは、 「高解像で、光の入り方や背景、体の向きや動きの形、など、 全てが良く揃った写真は なかなか撮れない」とか、 「狩りの瞬間の躍動的な姿を見事に捉えた写真は なかなか撮れない」という意味。

これを取り違えているのか、 あまりにも初歩的すぎることすら知らない面々が 毎日毎日大砲レンズをずらっと並べて、 “砂粒ほどに小さく写るだけの ド逆光かつ曇天背景で 飛び去って行く後ろ姿”にまで逐一色めきたって 一斉に連写しては、 鳥の写真への ほんの微々たる理解がある人なら “NG要素満載では馬鹿馬鹿しすぎるから撮らない”ことが解らずに 「他の皆がカメラを構えることすら諦めてしまっているほどにまでも難しい 飛んでる鷹の撮影にさえも『成功』したぁ!!!」などと 自身の撮影技術が優秀だと思って自慢し合い はしゃぎ合っている集いが 各地で多々開催され続けているのは 滑稽な話 x x x



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●●お手軽「鳥の写真バッジ」が作れます●●
→ 作り方は、 ページ左側「カテゴリー」欄の 「●●お手軽「写真バッジ」が作れます●● 作り方の説明」を参照。


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