どうもです。
東京都知事選挙が終わりました。
私は市民と野党の共闘候補・蓮舫氏に投票しましたが、健闘及ばず3位となりました。
まずはブログタイトルの「@蓮舫さんを都知事にします」を以下のように変更しました。
@蓮舫氏を次の都知事にします
これは東京都民で有権者である私から、蓮舫氏への提案でもあります。つまり4年後の都知事選も、蓮舫氏に市民と野党の共闘候補としてたたかってほしいということです。
こういう提案に至ったのは、共闘を支える一市民として蓮舫氏の掲げる政策や、候補者としての人柄などを選挙戦で広げきれなかったという後悔が出発点となっています。おそらく、私と同じ思いを抱える人は多いんじゃないかと推測します。
都知事選・都議補選の最終盤でしたが、私は支持政党である日本共産党の有志が行う街頭宣伝に参加しました。炎天下で法定ビラを配布して汗だくになりましたが、ともに街宣に参加した方が通行人の女性と何やら対話していました。
終わった後に内容を尋ねると「『蓮舫さんはきついから…』と話していた」とのこと。彼女の言動が「攻撃的」などとして、告示前からメディアの「批判」を受けていましたが、考えてみればおかしなことです。
言動の「攻撃的」な政治家なんてごまんといますよね。故・石原慎太郎元都知事とか麻生太郎元首相とか、橋下徹元大阪府知事とか。彼らの場合「石原節」「麻生節」「橋下節」などともてはやされてきました。
だったら蓮舫氏だって「蓮舫節」と言われていいはずなのに、メディアはそういう姿勢をおくびにも出さない。そういう状況を確認すると、いかに蓮舫氏が不当な扱いを受けてきたかを実感するものです。そもそも今回「大躍進」だと2位に食い込んだ新人・石丸伸二氏の過去の言動は、いかにパワハラ的でもメディアは選挙期間中、まるで最大の長所であるかのように賞賛しました。蓮舫氏とは対照的にもほどがあります。
私自身、長野県に居住していた3年前に直接、蓮舫氏の演説を聴いたことがあります。羽田雄一郎参院議員の急死に伴う補選で、蓮舫氏は故人と親友だったと思い出を語り、何としても実弟の羽田次郎候補の当選に力を貸してほしいと力強く訴えていました(結果は「ゼロ打ち」で自民党候補を破り羽田次郎氏が当選)。口調そのものは非常に穏やかで、世間で好き勝手に語られるイメージとは全く異なっていたことを思い返しています。そうした蓮舫氏の人柄はもっと選挙戦で広げたかったし、次の知事選に立ってくれるなら今度こそそれを実践したいと考えた次第です。
政策の部分についても同様です。正直言って私は当初、蓮舫氏と市民と野党の共闘陣営が、立候補の時期に合わせて政策を発表しないことに物足りなさを感じていました。昨年まで居住していた長野県の市民と野党の共闘はそういうパターン=立候補発表に合わせて政策協定を締結、でしたので。まあ地域によって共闘でやれることのある条件の違いが出るのは重々承知ですが。
しかし選挙戦での蓮舫氏の主張には目を見張りました。公務員向けの公契約条例の実現とか、単身女性への支援とか。知人の共産党員も、彼女の演説内容が日々アップデートされていくのに深く感心していました。Xのダイレクトメールに回答したとされる「代理出産に反対」が公式に政策として発信されなかったのは残念ですが、それも次回の都知事選での公約に盛り込んでもらえればと願います。
なぜ私が、蓮舫氏に次の都知事選も出るよう求めるかというと、宇都宮健児さんの後継者になってほしい。そういうささやかな希望を持っているからです。
Xの投稿で見かけたんですよ。「宇都宮さんの後継者がいないのが残念だ」と。ならば簡単なことだ。
蓮舫氏に、宇都宮さんの後継者になってもらえばいい。次の都議会から4年間、蓮舫氏にはかつての宇都宮さん同様、議会を傍聴してもらって、3期目の小池百合子知事の答弁を頭に叩き込んで、リベンジのために掲げる都知事選政策を練りに練ってほしい。
次の都知事選に小池百合子氏が続投表明するかは分かりませんが(個人的にはしない気がします)、蓮舫氏には「臥薪嘗胆」を地で行く取り組みで再挑戦してもらって、今回、自身を誹謗中傷した連中をまとめて見返してもらいたい。それを決断してもらえるなら、私も及ばずながら再び微力を尽くしたい所存です。市民と政治をつなぐ江東市民連合の皆さんには、そこんとこ打診なり調整なり、よろしくお願いします(笑)。