さようならと
隣の人にあいさつをするように
わかれることができたなら
さっさと
荷造りをして
宅急便です、って
送ってしまえたなら
けれどベルトみたいに
どっかにバックルがついている
愛ってやっかいなものね
うっかり呑みこんでしまえない
小さな骨があって
のどにひっかかってしまうの
でも
あるとき
薔薇をさかせて
林檎を赤くして
パンをふんわりふくらませて
おしゃべりなわたしたちを黙らせる
ああ
愛って。
隣の人にあいさつをするように
わかれることができたなら
さっさと
荷造りをして
宅急便です、って
送ってしまえたなら
けれどベルトみたいに
どっかにバックルがついている
愛ってやっかいなものね
うっかり呑みこんでしまえない
小さな骨があって
のどにひっかかってしまうの
でも
あるとき
薔薇をさかせて
林檎を赤くして
パンをふんわりふくらませて
おしゃべりなわたしたちを黙らせる
ああ
愛って。
ダスキン・ホフマン先生のことばです。
詩のことばというものは
ことばを超えていこうとするものだ。
詩はリズムである、というのは
そのことである。
ことばという指が触るものが
詩である。
詩のことばというものは
ことばを超えていこうとするものだ。
詩はリズムである、というのは
そのことである。
ことばという指が触るものが
詩である。