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高松で社会人3年目を送る人の日記
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ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2 2日目 ゴルフ発祥の地、セントアンドリュースへ!

2011年07月20日 23時49分30秒 | ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2!11春

 2011年2月23日。ロンドンのとあるホテルで迎えた、イギリス2日目の話。この日は、ロンドンからイギリス北部にある、「ゴルフ発祥の地」セントアンドリュースに移動しよう、と計画していた。

 ロンドンからセントアンドリュースへは、まずスコットランドの首都「エディンバラ」に行き、そこで乗り換えて「ルーカース」というところに行き、そこからさらにバスに乗り換えて行く。計6時間ほどかかるらしい。遠いねえ・・・。

 でも、移動で一日が終わってしまうのはもったいない!ので、なんとか昼過ぎに到着するために、この日は5時半起床、6時出発。さっそくハードスケジュール。


↑ 早朝の暗闇の地下鉄駅

 まずはエディンバラへの列車が発着する、ロンドン「キングス・クロス駅」へ。


↑ キングス・クロス駅

 列車の切符は、事前に日本で旅行会社に手配してもらった「ブリティッシュレイルパス4日間」を利用。このパスはお得。スコットランドまで行くと余裕で元が取れてしまうし、なにより切符を買う手間が省けるのがすばらしい。

 
↑ 7:00発 エディンバラ方面へ向かう高速列車の案内板


↑ 乗った高速列車。なんとなくレトロな雰囲気を漂わせている気がする。

 列車は定刻どおりに出発。経由地エディンバラまでは4時間半ほど。車窓からの景色は、曇り空とひたすら草原が続く風景。イギリスらしいね~。


↑ 曇り空と草原。ずっと同じ景色が続く。


↑ “York” を通過。


↑ “New castle” を通過。「3日後にサッカー見にまた来るよ!」


↑ 走れど走れど景色は変わらない。

 iPod 聞いたり、「地球の歩き方」読んだり、日本から持ってきたポッキー食べたりして、4時間半後、11時半ぐらいにエディンバラに到着。


↑ エディンバラの駅構内

 さすがスコットランドの首都、たくさんの列車が発着する駅で、大きくて立派だ。駅のサンドイッチ屋でサラダハムサンドとカプチーノを買って、経由地「ルーカース」へ向かう「ダンディー」行きの列車乗り場へ。ここで乗り間違えたら、早起きがパーになるので慎重に笑。


↑ 11:59発、ダンディー行きに乗ってルーカース(“Leuchars”)へ向かう。


↑ 駅で買ったハムサンドとカプチーノ

 エディンバラから1時間ほど乗って、「ルーカース」に到着。ルーカースは仕入れてきた情報通り、何もない駅だ。


↑ ルーカース駅。何もない田舎の駅。

 さあ、バスに乗り換えてセントアンドリュースへ行こう。


↑ こじんまりしたバス停。ほんとにバス来るの?と不安になる。

 バス停は小さいし利用する人も少ないけれど、バスは15分おきに来るらしい。意外に便利だな。ここの乗り換えも間違えないように、慎重に。写真のおばさんに「セントアンドリュース行くよね?」と確認した。おばさん「うん、行くよ。」

 そしてやってきたバスに乗って、15分ほどでついにセントアンドリュースに到着。時刻は2時前。「遠かった~!」


↑ セントアンドリュースの街並み

 予約したホテルは、ゴルフコースから徒歩5分ほどの、“Craigmore House” (クレイグモア・ハウス)。家族経営のこじんまりしたホテルで、とてもきれい。


↑ ホテル、“Craigmore House” (クレイグモア・ハウス)


↑ ちょっと荒らした後に撮影。なぜかツインだった。

 荷物を置いて、さっそくゴルフコースを見に行ってみよう!「地球の歩き方」の地図を見ながら、早足で道をすたすた歩いていく。


↑ 途中で通ったゴルフショップばかりが並ぶ通り。さすがだね~。

 そして、古い街並みを抜けると、広~いゴルフコースが出くわした。
 「これがセントアンドリュースか!!」
 「ここがゴルフ発祥の地か!!」


↑ セントアンドリュース、オールドコースの18番ホールのグリーン

 ここに来ることができてうれしいなあ、としみじみ。


↑ 18番は古めかしい街並み沿いにある。いい雰囲気だねえ~。

 そしてあたりを散策すると、「あの有名な橋」がぽつんとあった。


↑ あった!あの有名な橋!

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・ 説明!「あの有名な橋」とは
 オールドコースの18番ホールにある橋とクラブハウスを臨む風景は、セントアンドリュースを象徴する風景として知られ、お土産屋さんに行くと、間違いなくこの風景の絵はがきやらキーホルダーやらマグネットやらが売られている。


↑ 僕が買ったグリーンフォークにも描かれていた。「スウィルカ橋」というらしい。

 全英オープン最終日、18番ホール。優勝を確信し、辺りを埋め尽くす大観衆からの拍手喝采を浴びながらこの橋を渡るのが、世界中のゴルファーの夢なのである。
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 ただ、このときは橋周辺の芝が育成中のようで、ゴルファーは有名な橋の横にある普通の板の橋を渡っていた・・・。

 17番ホール付近にあるのが、超高級ホテル、その名もオールドコースホテル。部屋からはセントアンドリュースの全景を見渡すことができるらしい。へぇ~。


↑ 17番ホールのグリーンとオールドコースホテル


↑ オールドコースホテル入り口

 中に入って写真だけでも撮ってやろうかと思ったけど、つかまったらいろいろ厄介だし日本の恥にもなるのでやめた笑。

 こんな看板も見つけた。

 
↑ “Welcome to the Home of Golf” ゴルフ発祥の地へようこそ!

 セントアンドリュースには、全英オープンの舞台にもなっている「オールドコース」の他にも、イーデンコース、ニューコース、ジュビリーコースなど6つのコースと練習場があるらしい。「せっかくだから練習場行ってみるか!」

 練習場は75球で5ポンド(=約650円)ほど。日本より安いやん。


↑ 練習球はキャロウェイの黄色いボールだった。

 写真の通り、一人一人の打席が区分けされた集中できる練習場。いいねえ。

 練習を終えて、コースをうろうろしていると、日本人に「日本人ですか?」と声をかけられた。
「そうですよー。こんにちは。」

 僕と同様一人でセントアンドリュースを旅しているらしい大学生のYくんは、2週間ほどセントアンドリュースのユースホステルに滞在してゴルフを楽しむらしい。たくましいなあ・・・。

 そんなYくんと翌日コースを周ることに。「一人で行ってコース周れるのかなあ・・・」と思っていただけにうれしい!ありがたい。

 というわけで、「9時にあの橋付近!」と約束して、Yくんと別れた。これは、楽しみ。

 日も暮れてきたので、夕食探し。街をうろうろして、結局この日はスーパーのサラダ・オレンジジュースと、フィッシュ&チップス専門店のおすすめメニュー。


↑ イギリスらしい夕食。

 この脂っこいフィッシュ&チップス久しぶり。サラダとよく合う。なかなかうまい。

 早起き&長距離移動で疲れたので、この日は早めに寝ることに。
 「明日が楽しみだなー。」


~この日使ったお金(1ポンド=約130円)~
・ ロンドン市内地下鉄 4ポンド
・ 昼食(サラダハムサンドとカプチーノ) 5ポンド
・ バス(ルーカース→セントアンドリュース) 2.4ポンド
・ ホテル2泊分 100ポンド
・ お土産に買ったキャップとニット帽など 35ポンド
・ サラダとオレンジジュース 2ポンド
・ フィッシュアンドチップス 8.5ポンド

ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2(2011年2月22日~3月7日)
1日目 「いざ、ロンドンヘ!そして QPR vs イプスウィッチタウン観戦!」
2日目 「ゴルフ発祥の地、セントアンドリュースへ!」
3日目 「セントアンドリュースでゴルフとゴルフ博物館見学」
4日目 「セントアンドリュースでゴルフと夕暮れのエディンバラ散策」
5日目 「ニューカッスル vs ボルトン観戦!」
6日目 「ウェストハム・ユナイテッド vs リヴァプール観戦!」
7日目 「ロンドン定番の名所をうろうろ散策」
8日目 「サグラダ・ファミリアとエスパニョールvsマジョルカ」
9日目前半 「カステリョンという無名の街を散策」
9日目後半 「ビジャレアル vs エルクレス観戦!」
10日目 「グエル公園とカテドラルと夜のサグラダ・ファミリア」
11日目 「サンシーロ・スタジアムツアーとミラノのドゥオーモ」
12日目 「パルマとピアチェンツァの街を散策」
13日目 「ミラノ・ドゥオーモ観光とインテル vs ジェノア観戦!」
14日目 「そろそろ日本に帰るか」

つづくーーー。