誰にでも好きな言葉がある。
ある時はそれを指針として自分を確認する。
ある時はそれを励みとして自分に挑戦する。
ある時はそれを実践して至らなさを実感する。
●の一行が引用。その他の文章は全て投稿者の見解です。
●いまからここから
失敗する事は多い。落ち込むことは星の数ほどある。
全て問題は自分にある。わかっちゃいるけどすぐ怒る。
感情と冷静さでは感情の勝ち。感情は後悔というおまけつき。
朝起きる。昨日の行為を思い出し、肩を落として壁を見る。
「いまからここから」が目に飛び込んでくる。
即行で相手に電話をする。新しい可能性が一瞬でできる。
昨日何があったとしても、今日は「いまからここから」
●そのときどう動く
突然のトラブル。仕事、事故、怪我、病気。大切な人との別れ。
忘れてしまうもの。財布、手帳、携帯、名前。最重要な確認事項。
人間関係。両親、夫婦、子供、恋人、友人、上司。最も苦手な相手。
最悪なことが起こった瞬間に頭に浮かぶのが「そのときどう動く」
もう一人の自分が、今の自分を冷静に見るための最強の言葉。
なんともならないという混乱から、私を何度も救ってくれた恩人。
年を重ねて感じたこと。成功した時どう動くかで人格が決まる。
収入、財産、地位、名誉。知識、経験、実績、権威。実現した時に。
自慢、傲慢、自己中心。素直、謙虚、学ぶ姿勢。さあどっち。
さらにこれも効きます。
ガラスを打ち砕くのも、鋼を鍛えるのもどちらも同じハンマーである
ロシアのことわざ。ガラスを夢や計画、鋼を自分にしてみると。
そこでその瞬間に効く「そのときどう動く」
●やれなかったやらなかったどっちかな
これは苦しいけど、毎日自分に問いかけている言葉なのです。
できないのではなくやってない。知らないのではなく知ろうとしない。
わからないのではなく勉強しない。
知らないや知ってるつもりより怖いのが思い込み。自分を変えられ
ないのではなく変えたくない。人も組織も同じ病気にかかるのです。
目標も計画も実行するための標識みたいなもんです。
標識は活動するためにとっても大切ですが、じっとしているなら
使いません。実行、実績、実力の順で階段を上ります。
知行合一。知ることや言葉と行動を一致させるための最高の智恵。
今日自分は「やれなかったやらなかったどっちかな」
以上、相田みつお氏「こころの暦」の言葉
●孤独であって、充実している、そういうのが人間だ
人は一人でいると辛いときがあり、自信も揺らぎ不安になります。
それでも一人で判断して、行動して、生きていくのです。
相談したり、助言を参考にしたりもしますが、最後は自分一人で
決めなくてはなりません。そして、極論ですが死ぬ時は一人です。
全員と意見が違うとき信念が崩れかけ、その人はそれでも言い
続けます。やがて仲間も、友達も、親兄弟さえ離れていきます。
一人を貫くことの苦しさ、恐ろしさ、悲しさを乗り越えた偉大な
その先人の孤独が、人々の命と心を救い、進歩に繋がっていった。
一人であるとき「孤独であって、充実している」人間でありたい
芸術家 岡本太郎氏の言葉
●そこの障子を開けてみろ。外は広いぞ
孤独である事と独りよがりは違います。独断と独走も違います。
自分の意見や考えと同じように、異なる意見や考えも大切です。
正解は一つではなく、□=8の解は無限にあります。
同じ仕事をしていたり、専門を追求していくと実績ができ、自信が
ついてきます。それが過剰になり謙虚さを忘れ成長しなくなります。
自分が一番正しいと思ってしまい、人の意見を聞けなくなるのです。
もっと凄い智恵、偉大な人々、素晴らしい考え、興奮する体験を
いつまでも探求し続ける子供のような自分でありたいのです。
この言葉が、私を狭い所から広い所へいっきに引っ張って
いってくれます。おまえの考えも、その実績も小さい小さい。
部屋にいて「そこの障子を開けてみたら」外は本当に広かった
豊田佐吉氏の言葉
文責:起業家育成塾 三潴 克彦 (みつまかつひこ)