ラーメン ル・デッサン１

今日は島田市の新店へ。

 

１０月２０日開店。

遅ればせながら行ってきました。

あ、今回の記事、長いです

以前に通りかかって「あ、ラーメン屋ができるんだ」と知ったお店。

その内に開店日が１０月２１日であることが分かりました。

店名が分かったので調べてみるとこれはすごい。

東京でフレンチのお店を１０年やってきた人気店。

惜しまれつつ、そちらのお店を閉めて地元の島田市で新たなお店を出したようです。

店名もその時と同じく。

ただ、「ラーメン」がプラスされていますが

密かに楽しみにしていました。

 

さて、住宅兼のお店のようですが、雰囲気が近所のラーメン店さんと似ていますね。

ズラリと揃った花の数々。

実は中にもたくさんの花が

中の花は東京のフレンチのお店が多く、このお店の店主の人柄が分かりますね

 

こちらの看板は以前のお店のものを使っているようです。

エントランスがありそこで待つことができます。

並んでいても外から丸見えではないのと雨がしのげるのが良いですね

若干残念なのは隣の川の匂いがすごい。

これはお店には関係ないですが、せっかくの雰囲気が…。

 

なるほど。

昨日も早終わりだったんですね。

このドアの向こうには

 

開店しました。

入ってすぐに食券販売機があります。

直前で価格を変えたので紙になっています。

惜しいのは「一刻」ではなく「一黒シャモ」だと思うなあ

メニューは絞られていますが、フルラインナップになったらかなりの種類ですね。

カレーのどんぶりも気になりましたがまだ先のようです。

全部あったとしたら「帆立」を選んだと思います。

実は「牛すじ　玉ねぎ　冷ラーメン」が一番気になっていたりして

価格はかなり高めの設定ですが、それだけ食材にこだわっているんでしょうね。

鴨ネギは１５００円だけに、鴨チャーシューになるのかな。

 

食券を渡します。

ご主人は元フレンチってことで、構えた感じかなと思ったら柔らかい。

服装も柔らかい。

これはフレンチの店の評判を見ても分かりますが、型にはまらず自由にやっていたんでしょうね

ついでに女性スタッフの服も柔らかい

「丁寧に作ります。」ということでした。

 

インテリア家具も洒落ています。

が、なぜかやかんが

きっとお湯をかける少女が…。

 

壁に掛かっている写真などを見ても実に良いですね。

ランプも素敵です。

 

新店開店サービスかキレイなお茶もいただきました。

美味しかったです。

厨房では店主がたしかに丁寧に調理。

奥にあるのはガスグリルですか、色々と調理に使うんでしょうね。

 

鴨鶏５０：５０　醤油ラーメン　８５０円

結構直球な感じのラーメン。

まずはそのスープを。

熱々のスープは一口目から甘みがきます。

鴨鶏の甘さとタレの甘さでしょうか、独特なスープ。

スープは鴨が結構わかりやすく、濃度も高いようです。

５０：５０というだけあってかシンプルなスープです。

奥の方で生姜を感じるくらいかな

醤油も良いものを使っているようです。

脂もやや多めに感じますが、聞いた話より多くはありませんでした。

一日で変わった鴨

 

具はチャーシュー、スプラウト、味玉。別皿にねぎ、白ねぎ。

チャーシューは見た目に脂身が多いので、わざとそうした脂身の美味しい豚を使っているのかもしれません

イベリコ豚みたいな。

もしかして冷燻かなと思って食べましたがそうでもなく、ちょっと独特な調理をしているようです。

ただやはりもう少し脂が抜けると良いかなと思いました。

甘味がある脂ではありますけどね。

味玉はなぜか隠れてる

食べたら中がちょっと冷たいのが気になりました。

他の店のように温めた方が良いような、これからの時期。

 

ねぎを投入。

個人的にねぎを別皿にしなくても良いと思うんですけどね。

むしろスプラウトの方が割と主張してスープに香りと味が出ていました。

麺は中細のやや縮れ。

聞いた話では自家製麺のようです。

麺の細さなどはちょうど良い感じですが、もう少し加水率を低くした方がこの辺りの地域では合うかなと思いました。

コシもあって良いのであとはもう少し香りが出ると。

ん、むしろスープのじゃまをしないように香り控えめな麺なのかなあ

 

スルッと完食。

安心しました。

バリバリフレンチ的なラーメンかなと思ったら普通にラーメンらーめんしています。

素材を直球に活かしましょうという考えかと。

そうじゃなきゃ自分も含めラーメンばかり食べている人にはとても分からないと思います。

ただ、ラーメンってこんな感じだよね、どうかな、というちょっと迷いも感じましたが。

ラーメンに寄せすぎているような迷い。

逆にフレンチのお店をやっていたときに提供していた料理のようなラーメンも食べてみたいんですけどね。

そちらは限定かな

 

今後も変わっていきそうで、間違いなく通います。

ごちそうさまでした。

本日の一言

「開店おめでとうございます」