「みんなのちから」

みんなでより良い社会にしていくために、身の回りの小さな事から始めてみる。

共謀罪にレッドカード!~弁護士会にしてはなかなかいいポスター

2006年06月30日 11時18分22秒 | 政治・くらし
元新聞記者で弁護士の「やめ蚊」さんのブログで
紹介されているポスター。

「共謀罪にレッドカード!~弁護士会にしてはなかなかいいポスター」

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/e9ef4316ff7d3f71f6e442d28765e0ef

継続審議となった「共謀罪」であるが、秋の国会での
動向をしっかりと見ておく必要がある。

不法な戦争に抵抗するエレン・ワタダ中尉の母からの公開書簡

2006年06月27日 23時54分51秒 | 平和活動
遊牧民さんのブログより転載。
http://blog.goo.ne.jp/nakanisi-sakai/e/5ed9de9a616fa5c0e06f5e1f29c28d08

不法な戦争に抵抗するエレン・ワタダ中尉の母からの公開書簡

 キャロライン・ホー

 2006年6月22日(木)

 私は、フォート・ルイスに駐留する一将校、エレン・ワタダ中尉の母です。
 息子はイラクに今日派遣されたストライカー旅団に属しています。部下との強い絆をもちながらも、また民主主義の理念を深く信奉しながらも、息子は部下と行動を共にすることを選択しませんでした。息子の決意は、熟慮を重ね、軍部・政府部内や在野のいろいろな分野のエキスパートの方がたと検討し協議した末のものでした。

 息子は、確かな事実を検討吟味した結果、民主主義の名の下に残虐行為の数かずが行われている今、もう黙っていることはできない、という結論に至ったのでした。だましと嘘を使って一方的に仕掛けた戦争を肯定するような政権の手先に留まっていることは、もはやできなかったのです。

 軍を構成するものの一人として、アメリカ合州国憲法を守ることを誓った息子は、侵略戦争に、国民としての私たちの立場を掘り崩すような国際法に違反する不法な戦争に、盲目的に加わることを拒否しています。将校としての宣誓に暗に込められているのは、不法な命令にはいかなる命令にも服しない、ということです。なぜなら、そのような命令を実行すれば、犯罪行為の加担者となってしまうからです。さらに、侵略戦争に参加するよう部下に命じれば、罪は千倍にも重くなります。
 
 息子の良心がそんなことを自分にさせるわけがありません。息子は、この戦争に反対の立場を取り続けることによってこそ、部下に最も良くつくすことができるのだ、と信じているのです。そのように行動することによって、軍隊においてさえ、正しいことを選び取る自由を放棄しない者が居ることを、正しいことを選び取る自由は、部下と軍組織に対する忠誠に由来しているということを、息子は行動で示しているのです。

 一人の母親としては、息子の安全と将来が心配でしたが、起こったこと全てにより高い目的があるのだ、ということが分かるまでに今はなりました。私の息子はもはや十字路に立ち止まってはいません。息子は「人のあまり行かない道」を選んだのです。何が起ころうと、敢然とその道を歩み続けます。

 エレン・ワタダ中尉への支持をご自身で確認するために、6月27日の全国行動日にお出かけください。この日、全国で多くのグループが平和なデモ、祈祷会、ろうそくを灯して行うビジル、パレード、ビラまき、新兵志願者に助言するための新兵募集事務所訪問、などなどを行います。詳細については各地の主催団体にお問い合わせください。

 ワタダ中尉関連の最新のニュースや行動は、以下のウェブサイトをよくご覧下さい。
www.thankyoult.org あるいは www.couragetoresist.org

心からの感謝をこめて
キャロライン・ホー、エレンの母、

以上、翻訳:寺尾光身

共謀罪、日本以外の国内法整備はノルウェー一国だけ ?

2006年06月27日 23時37分23秒 | 政治・くらし
保坂展人氏のブログからの情報である。

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/ce1b8534346e34804eb5de4721f4e747

「国連国際組織犯罪防止条約」批准国の国内法整備状況について、
先週の閉会前に提出しておいた質問主意書に対する答弁が記されている。

「国連国際組織犯罪防止条約批准国の国内法整備に関する質問主意書」

1、この条約を批准した世界各国のうちで、新たに国内法を制定した国
 として日本政府の承知している国名を教示されたい。

(答弁) 国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約(以下「本条約と
いう)の締結に伴い新たに国内法を整備した国としては、例えば、
ノルウェーがあると承知している。

「世界中が組織犯罪対策に足並みを揃える中で、日本が法整備を怠る
わけにいかない」という主張をし、「共謀罪」なるものを一気に創設
しようとしている政府であるが、この答弁は一体どういうことだろう。

やはり、「共謀罪」の本当の狙いは別のところにあるのだ。




やっぱり、安倍さん

2006年06月26日 14時43分53秒 | 平和活動
いつも参考にしているブログ「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士」
さんから以下、引用させてもらう。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/c58c160aa2faefb62fe8d6390769c756

共同通信によると,【安倍晋三官房長官は25日までに、9月の自民党総裁選で「現行憲法の全面的な改正」を政権構想に盛り込む意向を固めた。安倍氏周辺が明らかにした。憲法が禁じる集団的自衛権行使の容認などを訴えることも検討。改憲を柱に「新たな国家像」構築を目指す姿勢を打ち出し、党員に浸透させたい考え。】だという。以上、引用終わり。

「時代に合わなくなった憲法9条は変えなければ」という。
彼らの考える時代とはどんな時代か。
米軍と一体となった軍事力を背景に「世界に確たる地位」を築く時代か。
武器輸出、軍隊保持、集団的自衛権行使容認の財界との繋がりを思えば、
明確なストーリーが見えてきた。

それぞれがそれぞれのやり方で草の根活動を広げていこう。



「宇宙基本法の早期成立を!」

2006年06月24日 11時59分12秒 | 平和活動
日本経団連は、「非軍事目的」に限定されてきた宇宙の開発利用を
「安全保障目的」にも解禁するため、「宇宙基本法」の策定を求める
提言を発表した。  (以上、6月24日付東京新聞より)

提言の中で、平和利用の解釈を「非軍事」ではなく、「非侵略」とし、
現在の平和利用原則の解釈を見直しすことで、「宇宙産業の活性化」
「安全保障への活用」を図っていくために、宇宙基本法の早期成立を
要請したとある。

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/046/index.html


武器輸出の解禁要望や憲法を作りかえるための動きなど、経団連とは
いったい何を考えている集団なのだろう。


作られた「危機」?

2006年06月23日 21時49分08秒 | 平和活動
22日、ハワイ沖で米海軍が行った海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の
迎撃実験(米海軍提供、ロイター通信より)

米国防総省は、「北朝鮮の長距離弾道ミサイル・テポドン2号の発射問題とは
無関係」と言うが、この実験には、海上自衛隊のイージス艦「きりしま」も
参加し、ミサイル追尾任務を行っており、日米共同アピールとしか見えない。

実験に合わせて、「テポドン危機」を作り出したのではないだろうか。
アメリカが発表した「発射準備の写真」も真実かどうかはわからないのだ。

日米両政府にとって、今後の政策を進めていくうえで、都合の良い「危機」
を作り出しているのではないだろうか。








沖縄慰霊の日

2006年06月23日 21時26分57秒 | 平和活動

大勢の住民を巻き込み20万人を超える人が犠牲となった沖縄戦。
日本軍の組織的な抵抗が終わった日を祈念しての「慰霊の日」。
61年が過ぎようと、アメリカ軍の駐留被害と日本政府の犠牲と
なっている構図に変化はない。
沖縄のことをどれほど知っているのか、過去も現在も。
どれだけの関心があるのか、これからも。

http://www.nahashuppan.com/catalog/pages/list/071/071list.html
(目で見る戦前・戦中・戦後史 沖縄記録写真集)

http://www.okinawa-sen.or.jp/040623/photo9.html
(当時の朝日新聞記事「皇軍の真髄発揮」)

本当に「撤退」?

2006年06月22日 22時43分45秒 | 平和活動

毎日新聞によれば、統合幕僚長は記者会見で、
「有事に近い体験をしないとモノにならない。
国際社会で通用する人材、自分で解決する人材が
育ってきた。」と成功を語る一方で、派遣当初は、
「犠牲を覚悟していた。」とも語ったという。
3年間という期間も予想外の「成果」なのだろう。

しかし、米軍にとっては、空輸任務につくこれからの
方が、その役割に期待する部分が大きいという。
そして、「期待」のその先には米軍との一体化、
戦闘地域での共同任務が当然の姿としてあるのだ。

その「期待」に応えるべく、政府は、既に自衛隊の海外
派遣恒久法作りに入っている。
いつでも、すぐに、どこにでも出かけるためには、
特別措置法で対応していては面倒なのだ。
「憲法改正まで待ってもいられないし、国民も慣れっこに
なってきたからもう大丈夫!」とか言っているのかな。










「野球で言えばノーヒットノーランみたいな話だ」

2006年06月21日 23時17分48秒 | 平和活動
「ノーヒットノーランみたいな話だ」

この発言の主は、外務大臣である。
自衛隊の「無傷の撤退決定」を野球に例えて「喜んだ」そうである。
果たして、野球に例えていいものだろうか?
人の命をなんと考えているのだろう。
その「喜び」は、一体何を喜んでいるのだろう。

首相は、「自衛隊のいる所が非戦闘地域」と言っていたが、
米軍の求めに応じて行う空自による輸送任務において、その定義は
どうなるのだろう、なんて考えたところで無意味ではある。
米軍との一体化は、なし崩し的にしかも加速しながら進んで
しまっているのが現状である。

私に何ができるのだろう。


護衛艦公開初日

2006年06月18日 12時14分58秒 | 平和活動

家族連れやカップルなど200人の見学者で賑わった佐世保。
「めったに見られないのでうれしい」という見学者のコメント。

観光資源化したい佐世保市とイメージアップ作戦の自衛隊。
両者協力のもと、毎週土日の一般公開が続けられていく。


「核爆発の場合」

2006年06月17日 22時16分16秒 | 平和活動

内閣官房が作った「武力攻撃やテロなどから身を守るために」より

<留意点>
◎核爆発の場合
 ●閃光や火球が発生した場合には、失明するおそれがあるので
  見ないでください。
 ●とっさに遮蔽物の陰に身を隠しましょう。
 ●上着を頭から被り、口と鼻をハンカチで覆うなどにより、
  皮膚の露出をなるべく少なくしながら、爆発地点からなるべく
  遠くへ離れましょう。
 ●屋内では、窓閉め・目張りにより室内を密閉し、できるだけ
  窓のない中央の部屋に移動しましょう。

どうだろう、皆さんはまだ読み続けられるだろうか?
「国民保護計画」の資料の中には、核爆発に対して、こんな対処策が
書かれているのである。
核爆発があれば失明する前に死んでるし、とっさに身を隠すなんて、
一体誰ができるのだろうか。

そもそも、「国民保護計画」というのは名前だけ、決して国民を保護
する計画ではないのである。国家を守るために国民に義務を課す為の
計画であるから、こんな内容を書けるのであろう。

「起こってからでは遅いのだ。もっと軍事力を増強し、手を出させない
ようにしておかなければならないし、もはや時代遅れの憲法9条も
変えておかなきゃならないのだ。」ということなのだろう。






クラスター爆弾

2006年06月16日 21時42分32秒 | 平和活動

「航空自衛隊がクラスター爆弾を総額約148億円分購入し、現在も保有」
                     (毎日新聞) 2003年4月17日

映画『リトルバーズ』にも出てきた「クラスター爆弾」
この一発の中に、200から300個の子爆弾が入っており、投下した地点の
数百メートル四方に飛び散り、一気に殺傷するおぞましい兵器が、日本にも
あることをまったく知らなかった。

その残虐性のために、核兵器、劣化ウラン、生物化学兵器等と並んで、
非人道兵器として1996年の国連人権委員会の決議において使用禁止の対象に
挙げられているものであるが、一体、何のために必要なのだろう。

もちろん、兵器に人道も非人道もないのであるが、その不発弾は、
いつまでも殺傷能力を有している。しかも、缶コーヒー大の子爆弾は、
鮮やかな黄色や白色に塗られており、子ども達にとってはとても興味深い
ものとして映るのである。
取上げた瞬間に爆発し、激しい衝撃と無数の破片が子ども達を襲う。
現地の医療関係者は、「チャイルド・キラー」と呼んでいるそうである。





北海道寄港

2006年06月16日 21時14分24秒 | 平和活動

去年から米海軍第七艦隊主力艦の北海道への寄港が
相次いでいるとのこと。
来月には、空母キティホークやイージス艦が小樽港へ
寄港するとある。
こちらも、着々と「準備」を進めているのである。

自衛隊海外派遣随時可能にする恒久法制定へ

2006年06月16日 21時01分51秒 | 平和活動

自衛隊海外派遣の度に特別措置法を制定するのは面倒とばかり、
自民党国防部会の防衛政策検討小委員会(石破元防衛庁長官)は、
海外派遣をいつでも可能にする「恒久法」制定に向けて、
今夏までに条文化する方針を確認したとのこと。

国連決議や国際機関の要請がなくても、「国際的協調」のために
「必要」と判断すれば、自衛隊の海外派遣を可能とし、現地での
治安維持活動や警護活動などの任務拡大も盛り込んであるという。

着々と「準備」は進んでいるのである。