ペルシア湾魚介三昧

アブダビで入手出来る新鮮魚介類の目利きと調理法を紹介。時々番外編で地中海岸や伊勢湾沿岸の魚も登場。

カツオたたき

2011年12月08日 | 日記
アブダビのカツオは血抜きをしていないのでどうやっても生臭く、ずっと敬遠してきたのですが・・・きちんと炭火で炙って、氷水で冷ますと、かなり臭味が緩和されることがわかりました。たたきにして、写真の様にネギを振りかけ、ポン酢とおろし生姜で食べるとなかなかいけます。他にマヨネーズ醤油で濃厚に味付けてもいとおかし。

赤皮ネタの握り寿司

2011年12月08日 | 日記
前記ソマリトラギスとタマガシラの赤い皮を活かして握り寿司にしてみました。ネタは左上からガンゾウビラメ、アカハタ、タマガシラ皮付き(酢締め)、タマガシラ皮無し、左下からソマリトラギス皮無し、ソマリトラギス皮付き、エビ二貫、カニカマボコサラダの軍艦巻きです。

ソマリトラギス

2011年12月08日 | 日記
今日は希少なネタ紹介。
写真の赤い魚です。写真ではわかりにくいけれども、目の周りの縞模様、背ビレと尾ビレの鮮やかな色彩からみて、たぶん「ソマリトラギス」でしょう。
漁獲は少なく、数ヶ月に一度見かける程度。しかもまとまっては獲れないらしく、タマガシラなど他の赤魚に数尾混じっているのを見つけ出して買います。澄んだ目、鮮紅色のエラなど、定番検査項目の他に、魚体の張りを調べましょう。全長せいぜい15cm程度と小型だが、クセの無い身は意外にボリュームあり。皮をすくと、血合いは全く無く、イカと間違う程の純白。皮ごと天ぷらにするか、刺身、酢締めとなんでもいける。身はしっかり締まっているので、極薄造りにしてポン酢で食べても絶品。値段は1キロ15~20ディルハム。