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モモタロウとままの華麗なる沈黙の戦い

チンチラ猫モモタロウとの
日々の生活日記 

薄れゆくかも知れない記憶の為に 最終章

2018-02-14 23:31:45 | あぶさんへのお手紙
自分への記録ですので
スルーしてくださいね

あぶさんへのお手紙 5通目
(0歳~15歳の記憶)

愛しい我が娘あぶさんへ

あぶさん…今年もお誕生日に書くね
とりあえずこれで最後のお手紙に
するつもりだけど、又書きたくなったら
書くからね
でも、書かないですむように
そろそろ帰って来ない?
こないだ久しぶりにアルバム見たのよ
だから今回はアルバム見て思い出話するね

ほんとに何処からやって来たのか?
天から舞い降りて来たのかしら?



家の子になったその日から
腕枕で寝てたあぶさん
寝相悪かったよねぇ



車の上によく乗ってたね
だからパパちんが気付かずに
発車しちゃったのよ
ママちんもパパちんも若いなぁ
ケンカしてお腹に傷が出来てるお写真もあるね



あぶさんはチュウチュウちゃんのおもちゃ
大好きだったね



クリスマス楽しかったね
ぷぷっ!パパちんお猿さんみたいだね
嫌がるあぶさんを
パパちんがブーツに入れようとしてたっけ
でも、あぶさんは怒らなかった
優しい子だもんね



気持ちよさそうに寝てるあぶさん
ママちんとの2ショット
あぶさんは女の子だけどお花には
興味なかったね 助かったけどね



ぬいぐるみ好きだったね
抱っこして寝てたもんねぇ



この座布団が大好きだったよね
初めて買ったあぶさんの持ち物
嬉しかった?



丑年の年賀状用に撮影したんだよね
なかなか可愛いのが撮れなくて
苦労したんだよ



これは次の年の寅年とその次の年の卯年
あぶさん正面見ないし
せっかく良いのが撮れても
お目めが光っちゃったのよね
いつも年賀状用のお写真選ぶのに大変だったわ



そうそう新聞敷くとおやつが貰えるって
思ってたね
お行儀良くおっちんしてるなぁ
このページで6歳までのあぶさん



このページからは引っ越しした後
引きこもりになって環境も変わったのに
あぶさんは変わらなかったね



ビニール袋で遊ぶの好きだったね
カミカミしたり食べなかったから
遊ばせる事が出来たんだなぁって
今は思うよ



せっかくアップのお写真撮ったのに
全部ボケボケ
ごめんね~あぶさん
可愛いお写真はやっぱりお目めが光ってるし



そういえばテレビ好きだったよね
よく見てたよねぇ
難しいニュースとか見てたけど
何が面白かったのかしら?



子供用のテントとビーズクッション
あぶさんの新しい持ち物
ビーズクッションは最後まで使ってたけど
テントはあんまり使わなかったね
この頃が10歳
一冊目のアルバムが終ったよ



ママちんが大好きな証明写真のような
お写真
もう~あぶさんったらまん丸
引きこもってから大福ちゃんに
なっちゃった
パパちんとのトーテンポール
何回見ても笑える
こうやって見るとほんとにお目めおっきくて
ビー玉んちゃんだね



気持ちよさそうな寝顔
あぶさんが逝っちゃった後に
雑誌に載ったんだよ
しっかしスッゴいお腹!
7キロ近くまで太ってた頃?



鍋猫が流行っててやってみたけど
あぶさんおっきくて入りきらなかった
このお鍋おっきいのにねぇ
この頃のアップはまぁまぁ可愛く撮れてるね



すごく綺麗な毛づやで白光りしてたね
デビ先生にもいつも誉められてたっけ
シンメトリーの合成写真作ったら
おっさんみたいになっちゃったね



もうおばぁちゃんなのにたまに子猫のような
お顔になってた
穏やかな優しい瞳でいつも見つめてくれてたね



15歳になったあぶさん
まだまだ元気!



この頃とうとう病気になっちゃった
痩せたけどまだ5キロちょっとはあったっけ
ポヨヨちゃん枕
ひんやり冷たくてあぶさんに取られちゃった
気持ち良かった?



お姉ちゃんが遊びにきてみんなとお写真撮ったね
あぶさんは大人しくって誰に抱っこされても
嫌がらなかったもんね
パパちんのお誕生日パーティー
お写真撮れて良かったって今思うわ



だいぶん痩せたけど4キロはあったんだよね
なんせ貯金がいっぱいあったから
こんな時は助かった
12月…あぶさんが天国へ遊びに行っちゃう1ヶ月前
炬燵に入ってるママちんの上に乗ってたから
なかなか動けなかったんだよ~



2010年1月お正月
お鍋の箱に入って遊ぶ元気なあぶさん
この時はまだまだ大丈夫だって思ってた
でも…
最後に撮ったお写真
2010年1月13日
あぶさんの後ろ姿を見て
もうすぐ逝ってしまうって感じたの
だからお写真撮らなきゃって…
何でかなぁ



カレンダーコーナー
よーたねぇちゃんが作ってくれたカレンダー
あぶさん12歳の頃だね
うふ 可愛い(〃ω〃)
最後のページ
15歳のあぶさんと6ヶ月のモモタロウ
同じ場所で同じようにパパちんが
撮ったのよ
こんな風に並んでる姿は見られないけど
お写真だけでもママちんは嬉しい(/▽\)♪

これであぶさんのアルバムは終わり
もっと綺麗に上手に作れたら良かったんだけど
ママちんにはこれしか出来なかったの
あぶさんごめんね
『仕方ないわよ だってママちんだもん!』
って言ってそう



15歳になってすぐに又ご飯食べなくなって
検査したけどいつものように悪い所なし
ただのご飯飽きた病

缶詰めを変えたら普通に食べるようになったね
それから暫くは何事もなく
5月頃からよく吐くようになった
甲状腺ならもっと水のように吐くって聞いてたし
内臓が悪いなら下痢したりするはず
食欲もあるから大丈夫だって思ってた



でも、6月になり食欲が又なくなる
そして検査でひっかかった
腎不全と甲状腺機能障害
あの頃のママちんは猫の病気の事
全然知らなくて…
甲状腺だけなら手術して取ってしまえば
それで済む
でも、腎不全だからそれは出来ない
そう言われても良くわからず…
(今でも良くわからないけど)



腎不全という病気の事もよく知らず
お水を飲む量が増えるとか気にしてなかった
病気になったら吐いたり下痢するものだと
思ってたから…
あぶさんは最後まで軟便にすらならなかったもんねぇ

ある暑い日
お水がえらく減ってるなぁって思ったけど
それが病気のせいだとは気づかなかった
暑いから蒸発したのか?
それとも気のせい?って
アホだねぇ
半年前に検査して異常なかったから又ご飯飽きた病だと
思ってた



病気になってご飯を療法食に変えたけど
すぐに食べなくなっちゃったよね
食べないのが一番良くないからって
普通のご飯に戻っちゃった
あぶさんの粘り勝ちだったね
でもね あぶさん
ちゃんと療法食食べてたらもう少しは生きられたと
ママちんは思うよ
『不味い物食べてまで長生きしたくない!』
って思ってたの?



そうだ あぶさんには器作ったね
気にいってくれてたのかなぁ





ママちん頑張ったんだよ

食欲に波があって食べなくなると全く
缶詰めもドライも食べなかったから
ママちん色んなお魚焼いたの覚えてる?
海老や蟹やホタテや好きな物いっぱい食べたね



スッキリンみたいな栄養補給のサプリ
だいっ嫌いだったね
なめないからシリンジでお口に入れるの
大変だったんだよ
あぶさんこれだけはすごく抵抗したんだもん
よっぽど嫌いだったんだね



あぶさんは毎日ママちんが
ねんねちゃんねんねちゃんって言うと
ベッドに行ってくれたね
お別れする少し前までやってくれた
辛くなかったの?しんどくなかった?
『ママちんが喜ぶからしてたのよ』
って優しいあぶさんは言うかしら?



そうだ あぶさんに謝らなきゃって
ずっと思ってる事があるの
トイレのドーム外してあげれば良かった
あぶさんは最後の最後までトイレまで
普通に行ってたから気がつかなかったの
でも、最後に行った時に扉から中に
体全部が入りきらずにおしっこ外に
出ちゃったんだよね
入るのも辛くなってたのに気づいてあげられずに
ごめんね あぶさん
トイレもすぐに行けるようにリビングに
持ってきたら良かったって



色々後悔する事もあるけど
あぶさんは幸せなにゃん生だったと思ってるよ
若い頃はお外でおもいっきり遊んで
老後はお家でのんびり過ごして
食べたい物はいっぱい食べて…
苦しむ時間も少なくすんだ



『あたち幸せだったよ』って言ってくれる?
パパちんとママちんの子供に又なりたい
って思ってくれてる?
そうであって欲しいなぁ
そして…

♪あぶさん元気で良かったにゃ
今日も元気で良かったにゃ
神様仏様ありがとにゃ♪

って寝る前に毎日あぶさんを抱きしめたね
又抱きしめたいよ…
優しいあぶさんは懲りずに付き合って
くれるかしら?

その日がいつか又来るのを待ってるからね

今何処にいるのかしら?
お空の上でおばあちゃまと一緒にいる?
それともまだ側に居てくれてる?
それとももう違うにゃん生を歩んでる?

何処にいても誰といても
あぶさんが幸せでありますようにと…
毎日ママちんは祈ってるからね

じゃあね あぶさん
又会える日を信じて…

ママちんより

追伸

書き終わったら日付が変わっちゃった(^^;
あぶさんのお誕生日にこの手紙は残したいから
ちょっとズルしちゃうね

薄れゆくかも知れない記憶の為に 第4章

2017-02-14 23:30:28 | あぶさんへのお手紙
自分への記録です スルーしてくださいね

あぶさんへのお手紙4通目(6歳~14歳)
大好きなあぶさんへ

今年もお誕生日に書きますね

あんなに酷い事故にあったのにそんな事はもうすっかり忘れて
相変わらずお外で遊んでいたね
事故に遭うこともなく病気もせずに穏やかな日々



そうそう雪が積もると思い出す
あぶさんは雪が積もってもお外へ行ってたよね
(トイレがお家に無かったから仕方ないか(^-^;)
新雪に埋もれやしないか心配だったのよ
そしたらあぶさんったら近所の家の屋根を歩いてたりして
もう、びっくりぽん!だったわ
落ちて埋もれなくて良かったね
夏にはよく蝉やトカゲくわえて帰ってきたねぇ
ママちんは卒倒しそうだったのよ



瀕死の状態の大きな鳥さんを(何ていう鳥さんだったのかしら?)
自慢気にくわえてきたけど、あれはあぶさんがハンティングして
捕まえたんじゃなかったんだよね
多分拾ってきたんでしょ?
だって外傷が無かったもの
仕方ないからママちんが林の中に返したんだからね
あぶさんのおかげでお庭は蝉やトカゲがいっぱいだったわよ
ママちん超苦手なのになぁ



そしてあぶさん7歳の時ににゃん生最大の変化
お引っ越しがあった
近所の人に『あぶさん連れていくのですか?』と聞かれたなぁ
みんなのアイドルだったもんね



ママちんとパパちんはもうあぶさんを隠す事が嫌で
(って、大家さんにもバレてたけどね)
堂々と家族としていられるように
猫可のお家を探したのよ
でも、なかなかいい所がなくって困った
出来ればあぶさんがお外で遊べる所がいいって思ったんだけど
良さそうな所は辺鄙で…



で、今の所はもともと飼ってはいけなかったんだけど
不動産屋さんのお兄さんがオーナーさんに頼んで
Okにしてくれたの
でも、お外へ出すには危険な所だから迷ったのよ
そしたらデビ先生が『いい機会やからもう外に出さないように
した方が良い 環境が変わるとやりやすい』
って言うんで決めたの



その代わりにベランダには出られるように
パパちんと大改造したんだからね
なんせ4階だから落ちたら大変!
周りをラティスで囲って上にゴルフネット張って
下に人工芝張ってあぶさんが快適でいられるようにって
頑張ったんだからね



暫くはケージに入れておいた方が良いってデビ先生が
言うから大きめのケージも買ったのに
嫌がって全然入らなかったねぇ
まーったく 無駄な出費だったわ
お引っ越ししたその日から一緒に寝るって
ぐうぐう鼾かいて寝てたもんね



外へ行きたがって大変かと思ったら
そんなでも無かったから良かったわ
ベランダが気にいってくれて満足してくれたのかな?
煩く言う事も脱走する事もなかったもんね
ストレスになるんじゃないかと心配したけどそれもなく
ご飯もちゃんと食べたしお腹も壊さなかった
その変わりに益々抱っこちゃんになっちゃった
まぁ歳をとってきたってのもあったのかしら



病気と言えばアレルギーがあったよね
ある日いつものようにあぶさんが大好きなブラッシングしてたら
背中が赤くなってて毛が抜けてた
ブラッシングし過ぎたのかしら?なんて思ってたら
アレルギーだったんだよね
何のアレルギーかはわからなかったけどお鼻にも
症状が出た
でも、お薬塗ったらすぐに回復したね
花粉の時期だったからママちんと同じ花粉症だったのかな?
背中は1度だけだったけどお鼻はたまになってたね



たまにご飯を食べなくなって心配してデビ先生の所に
連れて行ったけどいつも血液検査は正常で健康優良児
体重は6キロまでになっちゃったけど( ̄▽ ̄;)
いつも只のご飯飽きた病
その都度ご飯変えてたから大変だったのよ
(これが良くなかったんだな)
グルメなあぶさんは嫌になったら絶対食べなかったもんね



相変わらず八方美人のあぶさんは誰が来ても
愛想振りまいてて可愛がられたよね
誰にでも撫でられ抱っこされて
ママちんはちょっと淋しかったのよ
だってママちんがいなくなってもあぶさんは
可愛がってくれる人がいたら大丈夫なんだろうなぁ
なんて思ったらね



パパちんのママちゃまが泊まりにいらした時には
朝方お布団にもぐりこんだんだって?
ママちゃまびっくりしていらしたわよ
友達がきた時には気持ち良さそうにずっと撫でられてたし
病院でも人気者だったしね
多分預けてた時も愛想振り撒いてたんでしょう
その変わりに猫ちゃんや犬ちゃんは大嫌いだったね
デビ先生が『人間大好き、猫や犬は嫌い』って言ってたよ
自分は人間だと思ってたんでしょう?



旅行に行って帰ってきた時はさぞかし喜ぶだろうと
思っていたのに最初はよそよそしくて暫くしたら
いつものようにお膝に乗って甘えてきたあぶさん
なんだか期待はずれでガックリだったなぁ
ママちんいなくて寂しく無かったのかしらん?
でも、抱っこするとお顔をベロベロ首をベロベロ
もう激しくってくすぐったくて…
ママちんの事好きでいてくれたのよね?
優しいあぶさんは一人に片寄らないように
パパちんとママちんを交互にべたべたしてたね
腕枕されて寝るのもそうだったしお膝に乗るのもね
パパちんの方にいる時はちょっとジェラシー感じてたり
でも、立ってる時に抱っこ抱っこってねだるのは
ママちんにだけだった えへへ



あの頃パパちんもママちんもお仕事がめっちゃ忙しくて
あぶさんを一人にする事が多かった
まぁほとんど寝てたけど淋しかった?
ごめんねあぶさん
辛い事や悲しい事がいっぱいあったけどあぶさんはいつも
穏やかな瞳で見つめていてくれたね
その瞳にどれだけ助けられたことか…
あぶさんがいてくれたから乗り越えられたんだよ
あぶさんほんとにありがとう(*´ー`*)
まだ思い出は色々あるけど切りがないから終わりにするね



今年ももうすぐ桜が咲くよ
モモタロウを連れて約束の場所に行くからね
そろそろ帰ってくる気になった?
それともまだそちらの世界でのんびりする?
それとも…
あぶさんが幸せで楽しくいられるのなら何処にいてもいい
いつか必ず又会える そう信じているから…
あぶさんが星の海を渡ってから7年
毎日あぶさんの幸せを願っている
最近は現れてくれなくなったけどたまに気配は感じてる
モモタロウの体を借りて現れてくれないかと
稀に思う時がある 罪でしょうか…
毎年あぶさんの命日は暖かくて晴天だったのに
今年は凄く寒くて雪がちらついた
あの日の事はもう忘れてってあぶさんが言っているようで…
でもねあぶさん
いつでも晴天で暖かい冬の日は思い出すんだよ
それは悲しい記憶ではなくあぶさんとの幸せな記憶
最期の日の事も思い出すけどもう悲しくないからね
安心してね あぶさん

優しく可愛いあぶさん
又抱っこ出来る日を信じてるからね
とにかく幸せでありますように

ママちんより愛を込めて(*^-^*)

追伸

あぶさんへのお願い
ピーちゃんがそっちへ向かってます
多分まだ星の海を渡っている途中
迷子にならないように探して導いてあげてね




2017年 1月17日 旅立ちました

ご冥福を祈って…


付録



あぶさんの命日
大好きだった〇ーソンのプレミアムロールケーキ
この生クリームが大好きだったよね
グルメなあぶさんは安いケーキの生クリームは
食べなかったもんね





薄れゆくかも知れない記憶の為に 第3章

2016-02-14 23:08:46 | あぶさんへのお手紙
自分への記録です
スルーしてください

あぶさんへのお手紙 3通目(5歳交通事故の記憶)

今年もあぶさんのお誕生日にお手紙書くね
今回はママちんとパパちんが一番記憶に残ってる事
そう…あの事故の記憶



確かあれは11月の寒い日
いつもは夕方には帰って来るのに帰って来なかった
夜になっても帰ってこず心配してあちこち探したけど
何処にもいなくて…
きっとあぶさんの事だからどこかのお家に上がり込んで
そのまま寝ちゃったんだ
朝になったら帰って来るよねって自分に言い聞かせた



でも、朝になっても帰ってこず
又あちこち探したけど何処にもいない
どうしようもなく待つしかなく…
そしたら夕方 あれはなんでだったのか
いつもは鈴の音やあぶさんの鳴き声で
帰って来たとわかるんだけど
あの時はそんな物はなかったのに帰ってきたって
わかったの
外はもう真っ暗で『もぉどこ行ってたのよ
お帰り~あんよ拭こうね』ってあぶさんを抱き上げる
『えっ!…』ほんとに心臓が口から出る位だった
白い体が真っ赤!鼻も血だらけ
ぜぇぜぇして息をするのも苦しそう
どうする事も出来ずにあたふたするママちん



そしたらあぶさんはよろよろ歩いてベッドへ
最後の力を振り絞った感じでベッドに乗ったのよね
きっとここで寝たら治ると思ったのよね
あわててパパちんへ連絡
確かポケベルだった(すでに記憶が曖昧)
そしてデビ先生に連絡
あわてて帰ってきたパパちん
デビ先生の病院へと急ぐ



車の中で苦しそうなあぶさん
頑張って頑張って!って言う事しか出来なかった
もうずっと心臓がバクバクだったんだからね
病院へ着くと待ち構えてくれてたデビ先生
『どう?』って聞くと『う~ん』
いつもはひょうひょうとしてるデビ先生も
今回は険しいお顔



『まだ5歳やから逝くのは早すぎる』って言ってた
そして『よく帰ってきたな 偉いぞ!』って
誉められたね
ずっと側にいるわけにもいかず家に帰る
夜に電話をして様子を聞く
もしもの事があったらってママちんはもう心配で心配で



翌日病院へ行くと少し呼吸は楽になってた
お鼻を拭いてくれたりしてくれたんだね
『ご飯食べるといいんやけど…』とデビ先生
その日はあぶさんに近付けず離れた所から
『あぶさんご飯食べて!』って声をかける
そしたらあぶさん食べてくれたね
もう嬉しくって泣いちゃったのよ
頭を打ってるから脳に損傷がないかを
デビ先生は心配してたみたい
あと、鼻がちゃんときいてるか
脳に損傷があったら最悪食べる事も自分で出来なくなる
おしっこもうんちょすも上手く出来なくなったりする
鼻がきかないとご飯食べなかったりする
だからとりあえずそこんとこは大丈夫で安心したのよ


(顔チェキで江角マキコに似ているらしい)

だからといってまだ安心出来る状態ではなく
喉が潰れているのでこれが治るかどうか
幸い内臓には損傷がなかった
でも、全身打撲で立てない



次の日はケージから出してくれた
診察台の上で立ち上がろうとするけど立てない
呼吸はだいぶん楽になってる感じ
良かった 最悪な事態は回避出来た
翌日…ぶるぶる震えながら立とうとする
でも、まだ立てなかったね



翌日…ぶるぶるしながらも少し立てるように
こうなるとお家に帰りたいって訴えるようになった
『里心つくからもう暫くこんといて』って
デビ先生に言われたのよ
確かに長い入院になるから行くたびにあぶさんが
帰れるって期待してしまったら可哀想
だから泣く泣くママちんは会いに行くのを我慢したのよ


(証明写真みたい)

でも、暫くしてやっぱり会いたくてパパちんと会いに行ったら
だいぶん立てるようになってた
で、又デビ先生に『里心つくからもうこんといて』って
言われちゃったのよ
確かにパパちんもいたからあぶさん帰る気まんまんに
なってたもんね
でも、まだ喉が治ってなかったから帰れなかったのよ



結局1ヶ月入院したね
後遺症もなく元気になったあぶさん
ママちんがどれだけ嬉しかったか知ってる?
『何にもしてないよ あぶさんの生命力や』って
デビ先生言ってたけどほんとは色んなお薬試してくれたのよ
シャンプーもしてくれたね
肝臓に続きデビ先生には2度も命を救って
もらったね


(パパちんとのトーテンポール
あぶさんの怯えたお顔が笑える)

お家に帰ってきてもうお外は怖くて出ないかと
思ってたらすぐに出せ出せって煩かったねぇ
『猫は前しか見て生きてない』ってデビ先生が
言ってた
でもねあぶさん ママちんが毎日どれだけ心配してたか
わかってた?わかってなかったよねぇ
閉じ込めたかったけど可哀想で出来なかったのよ
後遺症といえば事故後のあぶさんは
ママちんにベッタリになったね
事故に遭う前は一緒に寝るけど抱っこは
あんまり好きじゃなかったのに
抱っこちゃんに変身しちゃったのよね
猿猫って言ってたのよ



首輪が外れてたから事故現場にあるんじゃないかって
探したけど何処にもなかった
いったい何処で事故に遭ったの?
頑張って帰ってきてくれてありがとうねあぶさん
デビ先生が言うには一晩気を失ってたんじゃないか
って…
何が驚いたかってあぶさんが事故に遭っただろう
という時間
デビ先生が『多分昨日の夕方5時位ちゃうかなぁ』
って言うのを聞いてママちんもうビックリ!
だってね その時間に二日酔いか熱が出た時位しか
頭痛にならないママちんなのに
いきなりズキズキって頭が痛くなって
鼻血が出た
きっとあぶさんが知らせたのよね
気が付かないでごめんねあぶさん
でもねあぶさん ママちんはあぶさんと繋がってるんだなって
嬉しかったのよ



今でもこの事故を思い出すと
恐怖と安堵がいりじまった感情に襲われる
ほんとによく帰ってきてくれたと涙が出そうになる
あぶさんはもう忘れちゃったでしょ
いいのよそれでそれでいい
今、何処でどうしてるのか…
まだ天上のお花畑で遊んでいるのか
生まれ変わって何処かにいるのか…
前だけ見てくれればそれでいい
幸せであってくれればそれでいい



毎日あぶさんの幸せを願ってるからね
いつか…又抱っこ出来る事を願ってるからね
愛しいあぶさんへ

ママちんより

追伸 古いお写真を引っ張り出してみたんだけど
画像が悪くってアップ出来るのがあんまりなかったの(~_~;)
去年と同じお写真使っちゃったけど
フレームは変えたから良しとしてね(^_-)-☆

薄れゆくかも知れない記憶の為に 第2章

2015-02-14 23:22:16 | あぶさんへのお手紙
自分への記録です
スルーしてください

今年はあぶさんのお誕生日にお手紙書くね(*^-^*)

あぶさんへのお手紙 2通目(あぶさん0歳~4歳までの記憶)

大好きなあぶさんへ…
あぶさんと出逢ってから4年位までの思い出
21年前の4月のある日
突然現れた三毛猫あぶさん



いったい何処からやって来たの?
バルコニーでにゃぁにゃぁ鳴いてた子猫ちゃん
まだ2ヶ月位?
とっても人懐っこくって野良猫ではない
迷っちゃったのかしら?
それとも捨てられた?
どちらにしてもここは飼えないのよ
ごめんね 他所に行ってね でも…
ママちんの願いは届かずいなくならない



仕方ない
とりあえずお腹がすいてるみたいだから
何かあげましょうね
食べたらお家に帰ってね
無理なら何処か違う所へ行ってね
とはいえ猫のご飯はない
う~ん困った 仕方ない猫まんまでどう?
そしたらあぶさんったらアホみたいに食べて
そのあとリバース
空きっ腹で急いで食べるからよ
それから毎日バルコニーにやって来たね
八方美人なあぶさんは隣のお姉さんにも
ご飯もらってたでしょ
ママちんは知ってたんだぞぉ
今日はいなくなってるかって毎日ドキドキしながら
カーテン開けてたのよ
でも、あぶさんは根気強かった
カラスが小さなあぶさんを狙ってたから
バルコニーに箱を置いたんだけど
それでも危ないからとうとうママちんは根負けして
あぶさんをお家に入れたのよね
飼ってはいけない所だったからヒヤヒヤもんよ
大家さん裏に住んでたし…



人間大好き八方美人なあぶさんは近所の人たちに
可愛がられてたから大家さんも知らんふりしてくれてたのよ
でも、その八方美人が不幸を招いたよね
みんなから色々美味しい物頂くもんだから
見事肝臓を悪くして1ヶ月入院
デビ先生にお世話になったよね



それからは首輪に『餌を与えないで!』ってタグ付けたっけ
デビ先生にお世話になったってゆーと
お手てをグローブのように腫らした事もあったよね
どうも喧嘩相手の口に手を突っ込んで噛まれた様子
これはパパちんのせいだよね
パパちんがあぶさんの口に指を突っ込むって
嫌がらせしてたからきっとあぶさんはこうしたら相手が
嫌がるって思ってやったら噛まれちゃった(^-^;
全くパパちんが変な喧嘩の仕方教えるからだよねぇ



お腹に爪が入ってぱっくり割れてた事もあったよね
傷口なめちゃいけないからママちんのいらないジャージを
切って腹巻きにしたらあぶさんったらぽてぽて倒れちゃって
笑っちゃいけないけど大笑いしちゃったね
ごめんね あぶさん(*^▽^*)
でも、どちらの傷もすぐに良くなったね
驚異の治癒力だったわよ



そうそう車の上に乗るのが好きだったあぶさん
パパちんが気づかずそのまま車を出して
暫く走っちゃった事もあったっけ
上手く乗ってたねぇ
でもね、ママちんはよその車に乗って何処かに
行っちゃうんじゃないかって心配だったのよ
知ってた?あぶさん



こうして綴りだすと頭のなかをいろんな思い出が
くるくる駆け回るけど…
最後に…もしかしたらこれであぶさんとバイバイに
なってしまうかもって思った出来事
多摩川に遊びに行った時
最初はほふく前進で歩いてたのにいきなり走って
林の中に入っちゃって…覚えてる?
ずっとにゃぁにゃぁ鳴いてるだけで出て来なくって
なんとかパパちんが捕獲したけどどんだけ心配したか…
何ですぐに出て来なかったかなぁ

うちの子になったその日から
ベッドでママちんの腕枕で寝たね
ねんねん~ころこ~ろおこ~ろ~りよ~♪
あ~ぶさんはよゐこだ寝んねしな~♪
って子守唄歌って毎日一緒に寝んねしたね
又、一緒に寝んねしたいよ あぶさん



天国でみんにゃと仲良く楽しくやってるの?
何処にいてもあぶさんが幸せならそれでいい
あぶさんが幸せであるよう毎日祈ってるからね
最近は全く逢いに来てくれないねぇ
たまには逢いに来てちょうだいね
天国に飽きたら帰って来てね
愛しいあぶさんへ
ママちんより愛を込めて…(*^-^*)

薄れゆくかも知れない記憶の為に

2014-01-20 09:49:06 | あぶさんへのお手紙
今日であぶさんが星の海を渡って4年になりました
今でも鮮明に覚えている4年前のあの日…
どうしようか迷ったのですが、決して忘れない、記憶が
薄れる事などないと信じていても年とともに薄れゆくかも知れない
と思い書き留めておこうと思ったのです
別にブログでなくてもいいのじゃないかとも思ったのですが
画像も一緒に残したいのと、あぶさんの時は初心者の初心者だったので
見出し画像しかアップする事が出来なかったとゆう事もあり
私の記録としてこのブログに残そうと決心しました
長いですし決して楽しい物ではないのでスルーして下さいね



あぶさんへのお手紙

あぶさんが旅立った日は1月だと思えない位に暖かくてとってもいいお天気だったね
前日、前々日と発作を起こして倒れた時、フラフラになりながらも
ママちんの見えない所まで歩いて行ったよね
その姿は『ママちん来ないで』って言ってたね
ママちんに弱った姿を見られたくなかったのか
優しいあぶさんはママちんに心配かけたくなかったのか…
そんな状態でも前日までトイレにはちゃんと行ってたし、ママちんの上に乗ってた
気丈で優しいあぶさん
大好きなご飯も食べられずお水も飲まずのあぶさんに『お水飲んで』って
口元に水入れを持ってい
くとペロペロと飲んでくれた優しいあぶさん
きっと飲みたくなかったけどいつものようにママちんのわがままを
きいてくれたのよね



そして最期のとき…やはり発作を起こしママちんから離れようとしたけど
力尽き歩けず倒れこんでしまった
ほんとはママちんが離れるべきだったのにどうしても出来ず
『ごめんねあぶさん そばに居させてね 幸せをありがとう
もう頑張らなくていいよ 楽になっていいよ ありがとう ごめんね』
って、なで続けて…にゃおぉんって泣いて息をひきっとたあぶさん



そのあと、あぶさんの体を拭き大好きだったブラッシングをして
大好きだったバルコニーであぶさんを膝に乗せ日向ぼっこしながら色々お話したね
桜が咲いたら生まれ変わって帰って来てねって約束したね
覚えてるよねあぶさん



その夜最後の腕まくらで一緒に寝たね
具合が悪くなってからは腕まくらで寝なくなってたから久しぶりだった



とっても安らかな寝顔で今にも目を覚ますんじゃないかって…
覚ましてくれるんじゃないかって…
勝手だよね もういいよって言っといて…



あぶさんを抱きながら葬儀場へと向かう車の中
前を横切るタンクローリー
ぶつかってこのままあぶさんと一緒に星の海を渡りたい
なんて思ったのよ 『ママちんアホでちゅね』って言ってる?



ずっとこのまま抱いていたい離したくないって気持ちを
なんとか押さえ込み最期のお別れ
止めどなく涙が溢れ泣き続け…
骨壺に骨を拾い納め小さな箱になっちゃたあぶさんを抱き抱えた時
もう触れる事さえ出来なくなったんだと悲しくて悲しくて…



その夜 あぶさんはお別れに来てくれたね
今まで体験した事がなかった出来事
寝ようとしていたらなんやら顔がムズムズ痒くなり
(猫の毛が顔に触れているような感じ)

何?って思ったら次にパパちんとママちんの頭の間を
何かがすり抜ける
あぶさんっ?て手を伸ばすとしっぽに触れた
そのあとママちんの胸の上で箱座りをし、抱き締めようとしたら
いなくなってしまった パパちんに教えようと声を出そうとしても
出なかった 姿を見る事は出来なかったけど確かに感じた感触
不思議な体験 優しいあぶさんはお別れに来てくれたのよね

それから1週間誰とも話したくなく会いたくもなく
体から水分がなくなるんじゃないかと思う程泣き続け…
でも、あぶさんとの約束が叶う日を信じて頑張る事にしたのよ
20年前の桜が散った後、どこからともなく現れたあぶさん
今年は帰って来てくれるかしら…
あぶさんが何処でどうしていようとママちんはあぶさんが
幸せでありますようにと願っているからね
ママちんの誕生日を待って旅立ったあぶさん
幸せをいっぱいいっぱいありがとうね



愛しいあぶさんへ ママちんより

追記

きっともも太郎はあぶさんと亡き母から贈られたのだと思う

あぶさんは自分がまだ帰るのに時間がかかるからと
母はあぶさんを亡くして空っぽになった私の心を埋める為に…
なぜかって…
だってあぶさんの命日生まれの仔がもも太郎の居たペットショップに
いなければもも太郎と巡り会う事もなかっただろうし
もも太郎の血統書の日付けが母の命日なんだもん
きっとあぶさんは自分と比べたりダブったりしないように
正反対のもも太郎を選んだんだと思う
そうでなきゃあぶさんの命日生まれのアメショの女の子にしたはず

外見も性格も(食べ物の好みまで)全く違うあぶさんともも太郎だけど共通点があった
少し前に気がついたのだけれど、あぶさんのお誕生日と
もも太郎のお誕生日は同じ3つの数字であった
あぶさんのお誕生日(パパちんとママちんが20年前勝手に決めた)2月14日
もも太郎のお誕生日 12月4日
全てこじつけや偶然かも知れないけど
私はそう信じている