abiさんの延髄外側症候群(ワレンベルグ症候群)

平衡機能障害、めまい、眼振、複視、温痛覚失調症、しびれ、自律神経失調症など後遺症は残存しますが、何でも挑戦しています

七沢リハビリテーション病院脳血管センターでのリハビリ生活2

2010-12-31 15:26:37 | リハビリ入院(七沢)

七沢リハビリテーション病院脳血管センターのリハビリは、学校のように時間割表があり、
個々の身体状態に合わせリハビリを行います。(とてもありがたいです)

【治療訓練時間割表】



【1回/月の評価会議と面談】

評価会議
 これは主治医、担当看護師、各リハビリの先生が集まり患者さんの状況を報告し合う会議
 ※患者さんは同席できません。
面談
 評価会議をもとに、家族を交え主治医との面談をします。
 退院の時期などもこの話し合いで決まるので、すごく大事な場なので緊張します。



【発病2ケ月後の症状】

回転性のめまい(たしか右回転だったような・・・)
変化なし

眼振(目が上下左右に勝手に動き、自分の意思では止められない)
変化なし

複視(物が何重にも見える 眼振があるので当然ですが・・・)
変化なし

左半身温痛覚マヒ(痛い、冷たい、温かいがわからない)
変化なし

右半身マヒ(動くが力が入らない 立つことはできない)
少し力が入るようになり、杖での歩行が可能 (痺れは残る)

嚥下障害(誤飲で咽せる)
誤飲はなくなった

しゃっくり(とにかく止まらないので眠ることもできない)
あまりでなくなった

小脳性運動失調(平衡感覚が保てず、右側へ倒れてしまう)
変化なし

自律神経失調症(左半身のみ常に汗が出る 右半身は発汗しない)
変化なし



【発病2ケ月後の生活】

移動(自立)
自立

歩行(全くできないので車椅子)
杖で歩行可能(ただし、訓練のみ)

食事(硬度が200度以上の水は少し飲めたが、10度前後の軟水は飲み込めず咽せる。固形物は飲み込めない)
軟水も飲み込めるようになった (炭酸は飲み込めない)

排便、排尿(便秘ぎみであったが可能。ただし転倒の危険があるため、常に看護師さんに見守られるので恥ずかしい)
自立

(笑った記憶がないかも・・・)
病状を少し受け入れることができたことで笑顔を取り戻せた。


【回復期期のリハビリ】

PT(理学療法) ベテランのH瀬先生

【歩けるようになるまでのメニュー】約1ケ月間
・ストレッチ(10分程度)主に下半身
・訓練室内を先生に後ろから支えてもらい歩行練習(10m位/1回)
・平行棒での歩行練習
・杖を使用しての歩行練習

【歩けるようになってからのメニュー】4ケ月間
・ストレッチ(10分程度)
・バランスボール(10分位)
・お手玉をしながらの歩行(室内の廊下1周80mを右回り2周、左回り2周)
・縄跳び(前まわし20回、後ろ回し20回)
・サッカーボールを使いパス練習(5分程度)
・屋外歩行(外周500m位を1周)
・スロープ歩行(1階から6階までを1往復)雨の日
暗闇での歩行(苦手なので・・・)
幾何学的模様の部屋での歩行(私にとって一番きリハビリでした)
・エアロバイク 40kw 10min~20min(自主トレ)

決まったメニューを繰り返す事が多かったですが、そのことで体が回復していく様子がよく解りました。

          
          




OT(作業療法) 若い素敵な女性のS戸先生
 
【生活に関する全ての動作を教えて頂きました】
・車椅子からの立ち上がり動作
・姿勢の矯正(肩に力の抜き方)
・ふらつきにくい歩き方
・内腹斜筋(インナーマッスル)の鍛え方
・つまずいても転ばない方法
・安全な転び方
 etc・・・

困っている内容は全てS先生に相談し、対処方法を学びました。


Psy(心理療法) お母さんのようなY岸先生

・簡単な計算問題(数字を見るのが大変だったけど、計算はできました)
・パズル(なんとかクリア)
 etc・・・何をしたかあまり覚えていません(すみません)

心理は5回位で終了しました
思考能力は大丈夫みたいです。


外泊訓練 癒し系のアビ先生(気まぐれですが)



週末は自宅に戻る事ができたので、ペットセラピーを受けていました。
家族の協力があってのことです。感謝しています。


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