abiさんの延髄外側症候群(ワレンベルグ症候群)

平衡機能障害、めまい、眼振、複視、温痛覚失調症、しびれ、自律神経失調症など後遺症は残存しますが、何でも挑戦しています

七沢リハビリテーション病院脳血管センターでのリハビリ生活3

2010-12-31 18:14:55 | リハビリ入院(七沢)

2009年9/4(金)卒業(退院)

【退院時(6ケ月後)の症状】

回転性のめまい(たしか右回転だったような・・・)
回転のめまいから、ふわふわするめまいになる

眼振(目が上下左右に勝手に動き、自分の意思では止められない)
眼振の動きは少し小さくなった

複視(物が何重にも見える 眼振があるので当然ですが・・・)
眼振の動きが小さくなったので少し見やすくなった

左半身温痛覚マヒ(痛い、冷たい、温かいがわからない)
変化なし

右半身マヒ(少し力が入るようになり、杖での歩行が可能だが痺れは残る)
変化なし

嚥下障害(誤飲はなくなった)
維持

しゃっくり(あまりでなくなった)
回数はかなり減った

小脳性運動失調(平衡感覚が保てず、右側へ倒れてしまう)
変化なし

自律神経失調症(左半身のみ常に汗が出る 右半身は発汗しない)
変化なし



【退院時(6ケ月後)の生活】

移動(自立)
維持

歩行(杖で歩行可能(ただし、訓練のみ)
杖なしでも歩行可能

食事(軟水も飲み込めるようになったが、炭酸は飲み込めない)
少しずつなら炭酸も飲めるようになった

排便、排尿(自立)
維持

(病状を少し受け入れることができたことで笑顔を取り戻せた)
病状を全て少し受け入れることができ、生きているだけで幸せを感じる


【退院するまでに支えてくださった皆さんへの感謝の気持ち】

M井先生(主治医)
 時には厳しく、時には優しく、メリハリのある先生でした。
 5ケ月間もの間リハビリさせて頂き感謝しております。
 ありがとうございました。

A彦さん(担当看護師)
 入院当初は、落ち込んでいる私をいつも手を振って笑顔で呼びかけてくれました。
 退院する時に手紙を頂き、その中に「猫に会いたいから一時外泊をしたい」
 と私が面談の時に言った言葉に対しA彦さんは「笑いをこらえるので必死でした」
 と書いてありました。
 本当の気持ちだったんだもん
 夜勤明けで眠く疲れているのに見送ってくれてありがとうございました。
 あまりお酒を呑み過ぎないように気をつけて下さいね~(笑)

H瀬先生(PT)
 ベテランならではのご指導をして頂いた先生です。
 体の状態を見て少しずつステップアップするリハビリメニューは、
 とても楽しかったです。
 リハ時間外でも、先生のお時間が少しでも空いている時は、自主トレ
 にもお付き合いして頂き感謝しております。
 ありがとうございました。

S本先生(PT)
 PTの中では仙人のような存在です。
 私は急性期に一度だけ担当して頂きました。
 仙人は「身体を触っただけで、だいたい症状解りますから」と・・・
 「そんなのあるわけないじゃん!」と思いました。
 でもほんの数分で私のめまいの感覚や、苦手な動作を瞬時に見抜きました。
 後ろから腰を支えてもらい歩行の練習をした際に「これだけめまいがひどく
 足の感覚も解らないのに歩けるのすごいよ!」と言って頂けました。
 仙人に言われると更に頑張ろうという気持にしてくれた先生です。
 ありがとうございました。

T谷先生(PT)
 4回ほどご指導を頂いた先生です。
 若くて綺麗な方なので緊張していました。
 先生は私を初めて見た時、「アメフトでもやっていたんですか?」と・・・
 骨格ががっちりしているのでそんなイメージを持ったみたいです。
 でも、めまいがひどいので全くバランスが取れない私を見て
 「とにかくインナーマッスルを鍛えましょう」と指導して頂きました。
 ありがとうございました。

A井先生(PT)
 2回だけですがご指導を頂いた先生です。
 すごく研究熱心な先生で、いろいろな体の動きをチェックして頂き的確な
 アドバイスをしてくださった先生です。
 ありがとうございました。

T橋M先生(PT)
 1回だけご指導して頂いたのですが、「どSな先生」です(笑)
 外見は「おしとやかな女性だな」と思ったのですが、リハビリ内容は私の苦手
 とする 事を瞬時に見抜き、徹底的にやっつけられました。
 その結果、リハビリ後は気持ち悪さでダウンして動けなかったです(笑)
 でもそこで現状の限界を知ることはできました。結果OKです。
 ありがとうございました。


S戸先生(OT)
 私にとってS戸先生は、一生忘れることはできない特別な先生です。
 ずっとシャッターを閉じたままの私の心を、すーっと開けてくれました。
 「辛かったら、辛いって言っていいんですよ」と何気ない一言ですが
 その先生の言葉を聞いて、自然と涙がこぼれました。
 私の性格上 「辛い」「できない」という言葉は口にしたくなかったんです。
 この先生なら「安心していいんだ」と感じることができると、張りつめた糸が
 緩み 心から笑うことができ、笑顔を取り戻すことができたんです。
 そこから「この先生なら大丈夫、信じてついて行こう」と思うことが
 できてからの身体の回復具合には家族もビックリしていました。
 先生には、なんでも相談に乗って頂き、退院後の事も考えて下さり心より感謝
 致しています。
 5ケ月もの間リハビリさせて頂き、最後の最後まで一生懸命指導して下さいました。
 後は私が「先生のリハビリは正しかったんだよ」って元気になった身体で
 証明することが、先生に対しての最大の恩返しだと思っています。
 何年かかるかわかりませんが、頑張ります。
 本当にありがとうございました。


A3病棟H課長
 一時外泊の際、七沢の近くにある美味しいラーメン屋をこっそり教えて頂きました。
 患者さん一人一人に対しての気づかいは、さすが課長だと思いました。
 ありがとうございました。

M木さん(看護師
 若い看護師さんからは厳しい先輩とみられていたみたいですが、患者さんにはとても
 親切でした!厳しい先輩がいるから若手がちゃんと育って行くんですね。
 これからもビシビシ若手を鍛えてあげて下さい。
 ありがとうございました。

A部さん(看護師) 
 気さくに話が出来るやさしい方です。いつも冗談言ったりして楽しませてくれました。
 でも、真剣に患者さんを叱ってくれるので頼もしい方です。
 ありがとうございました。

Sさん(看護師) 
 やさしいお母さん的な存在の方ですが、叱る時は一番怖かったかも・・・
 患者さんのUさんはよく注意されていました(笑)
 ありがとうございました。

M本さん(看護師)
 いつも小麦色の肌をしていたので、すぐにサーファーと分かりました。
 私もサーフィンをやっていたので話が合い、海の話をすると話が止まりませんでした。
 今度、大会見にいきますから!めまいが良くなったら一緒に波乗り行きましょう。
 ありがとうございました。

T梨さん(看護師)
 T梨さんが朝起こしにくる朝は「目力」で起こされます(笑)
 「2度寝は絶対にさせないぞー」って目だけで伝えることのできる力はすごいです。
 私の中で密かに楽しんでいました。
 ありがとうございました。

Y山さん(看護師)
 いつも笑顔で手を振ってくれる元気いっぱいの方です。
 病棟をいつも小走りで動く姿がとても印象的です。
 誰からも好かれる人柄で、患者さんからは男女問わず人気ありました。
 ありがとうございました。

O竹さん(看護師)
 男性の若い患者さんからは一番人気があった方です。
 クールなイメージでしたが、冷静に仕事をこなせる方です。
 ありがとうございました。

Hさん(看護師)
 入院直後に部屋担当して頂いた際に、いつも「今日は寒いですよ」「暖かいですよ」と
 教えてくれたことが強烈に印象に残っています。
 私は、左半身温痛覚マヒと自律神経も失調している影響で、常に汗をかいているので、
 「寒い」「暖かい」もわからないのです。
 Hさんはいつも優しく声をかけてくれて、Hさんのアドバイスで上着を着たりして調整
 していました。
 ありがとうございました。

M内さん(看護師)
 クールビューティーのイメージがピッタリの方です。
 あまりお話をした記憶がありません。(なぜだ?)
 ファッション雑誌に出れるくらいおしゃれでした。
 ありがとうございました。

Y内さん(看護師)
 芸人の「もう中学生」に雰囲気が似ていると思ったのは私だけ?
 (失礼な発言お許しください)
 新人さんですが一生懸命お仕事している姿は、心に伝わってきます。
 ありがとうございました。

M井さん(看護師) 
 理想のお母さんという感じの方です。
 とても話がしやすく、心が落ち着く癒し系のオーラを感じました。
 ありがとうございました。

Y城さん(看護師
 Y城さんは、一番冷静な感じがしました。
 笑うとなくなる目は、見ている方もやさしい気持ちにさせて頂きました
 ありがとうございました。

I川さん(看護師)
 赤いふちのメガネとっても似合っていました。素敵です。
 ベアパパさんの担当看護師さんだったので、私もよく一緒にお話しさせて頂き
 楽しかったです。
 ありがとうございました。 

O田さん(看護師)
 大の韓流ファンで、その話をすると嬉し恥ずかしそうにしゃべっている姿の時は
 気持ちは10代です。
 私は柴咲コウ(コウchan)さんのファンですから(笑)
 ありがとうございました。

M尻さん(看護師)
 夜勤専門の方ですが、いつも親身にお話を聞いて下さります。
 夜はスタッフが少ない中、休む間もなく動き回っているので身体にはきついはず
 です。体調崩さないように祈っています。
 ありがとうございました。

K子さん(看護師)
 スキンヘッドで細マッチョ(唯一の男性です)
 始めは怖かったですが、ユーモアがありいつも楽しいお話をしてくださいました。
 ありがとうございました。


准看護師のお姉さん達
 N津さん
 看護師のM井さんと同じ、心が落ち着く癒し系のオーラを感じました。
 ありがとうございました。

T橋さん
 いつもバタバタしている感じでした。
 もう少し落ち着いても大丈夫ですよ。でも一生懸命な姿は忘れません。
 ありがとうございました。

K山さん
 細身の体なのに元気いっぱい患者さんを介助していました。
 いつも部屋に「お食事どうぞ~」って優しい声で持ってきてくださいました。
 ありがとうございました。

S名さん
 パっと見はやる気ないの?と最初は思いましたが、とても患者さんの気持ち
 を考えてくださる優しい方でした。
 ありがとうございました。

あかねちゃん
 病棟のアイドルでした。いつも笑顔で元気いっぱいみんなを励ましてくれました。
 結婚が決まり突然辞めてしまいましたが、きっと素敵な家庭を築いて幸せに暮らして
 いると思います。
 ありがとうございました。


温泉のお姉さん達
 病棟内にもお風呂はありますが、1階には温泉があるのです。(女性は地下1階)
 患者さんの状態を先生方が判断し、自分で入浴できるようにまで回復した人のみ
 入ることができるのです。(目標にもなります)
 しかも音楽を聴きながら、土日を除く毎日(午後)入れます。
 そこを見守るお姉さま達5人衆!(強烈な個性の方々です)
 温泉に入っても温かさを感じないので始めはショックでしたが、お風呂での楽しみは
 お姉さま5人衆とお話することが楽しみなんです。
 Uさんは潜ったり、泳いだりすることを楽しみにしているのですが、当然患者なので
 そんな行為は許されるわけありません。(患者じゃなくてもダメです)
 いつも木製の湯かき棒で潜ろうとすると頭をツンツンされていました。
 それを見るのも楽しくて、笑いが止まりませんでした。
 すごく思い出に残る場所です。
 皆さんありがとうございました。

私が入院中にどうしても行きたかった場所です。
温泉の脱衣所の所に飾って頂いていました。



【思い出のメニュー】

グリーンモンスターとホワイトモンスターです(笑)



 
【辛いリハビリを共に乗り越えた、A3病棟の大切な仲間達】

Uさん
 私をキャプテンと名付けてくれました。
 病棟内を一番明るい雰囲気を作られたのは、Uさんのお陰だと思います。
 これからも鍼灸治療に伺いますので、治療よろしくお願い致します。
 ありがとうございました。
 お風呂での潜水は禁止ですから(笑)

          

くまさん
 ベアパパさんです。 私の母と同じ年と聞いてビックリです。
 ずっと一緒の部屋で一番一緒にいる時間が多く、いつも楽しい会話で心を
 和ませて下さりました。
 ありがとうございました。

Eさん
 とにかく頑張り屋さんです。
 見えない所でもかなり努力をされ、リハビリを一生懸命された方です。
 素敵なママさんです。でも無理しすぎないように気をつけてくださいね。
 ありがとうございました。

Nさん
 私が退院する一週間前に入院されたのであまりお話する機会はありませんでしたね。
 Eさんと同じ部屋で、PTも仙人のS先生だったのでかなりきついリハビリだった
 と思いますが、元気に退院したと聞き嬉しかったです。
 ありがとうございました。

Kさん
 私の実家の近くに住んでいらっしゃることが分かった時、すごく驚きました。
 小さい頃、ご迷惑をかけていたかも知れません。すみません。
 これからも宜しくお願い致します。
 ありがとうございました。

ちいちゃん
 いろいろな病状を抱えていて大変なのに、それを他人事のようにあっさり言える
 気の持ち方はすごいです。開き直りではなく、精神力が強い方です。
 あまり無理しないように気をつけてくださいね。
 ありがとうございました。

なおちゃん
 猫が大好きな事でも気が合い、お互い愛猫の写真を見せあいっこしていました。
 若さあふれるパワーがあり、とてもかわいく病棟のアイドルです。
 病気に負けるなよ!応援しているからね!
 ありがとうございました。

しのさん
 優しいオーラを感じさせて頂いた方です。
 体調は少しずつ必ず良くなりますから、焦らずゆっくりいきましょうね。
 ずっと応援していますから!
 ありがとうございました。

Mさん
 A3病棟のリーダー(ボス)的存在の方です。フラダンスやお琴などをやられていて、
 すごく活動的で人生を楽しんでいるのが伝わってきます。
 今後とも「喝」をお願い致します。
 ありがとうございました。

Aさん
 PTの先生が一緒でした。H先生とAさんの努力で歩けるようになっていく姿を
 見ていてとても励みになりました。
 体調崩さないように気をつけてくださいね。
 ありがとうございました。

Tさん
 PT、OTの先生が一緒でした。入院中はあまりお話する機会はありませんでしたが、
 後に年齢を聞いてビックリしました。すごくお若く見えます。
 いつまでもその美貌を保って楽しく過ごしてください。
 ありがとうございました。

AYさん
 病棟内でもお化粧をして、美を追求している感じがとても印象的です。
 そして、笑顔もとても素敵です。
 仲間が先に退院していく姿を最後まで見送ってくださり感謝しております。
 ありがとうございました。

おふくろ
 毎日仕事が終わった後に、疲れているのに箱根から七沢まで来てくれて感謝しています。
 自分の体調のことより子供の方が大切という気持ちありがたいです。
 私も逆の立場なら同じ行動をとると思います。
 でも、やっぱり自分の身体は自分で守らなければいけません。
 親としての責任は十分すぎるくらい頂いています。
 今度は私が少しずつ返していきますから楽しみにしててな!
 いつもありがとう。感謝しています。


 一番感謝しなければいけないパートナーです。
 約半年間、仕事に、家事に、子供の事、学校の事、全てにおいて負担をかけてしまいました。
 すまない。
 これからも、負担はかけてしまうが家族で支え合って楽しく生活していこうな!
 家の事は今まで以上に、私がやるので自分の趣味(弓道)を始め、自分の時間を作り
 楽しんでいいよ(偉そうですまん)
 ありがとう。そしてこれからもよろしく。

子供達
 入院中に長男が少林寺拳法、次男が水泳を習い始めてくれました。
 私との約束を守ってくれてありがとう。
 身体は不自由な父親だが、お前達には伝えていかなければいけないことが山ほどあるので
 自分で感じ取って、立派な大人になるんだそ!

アビ
 



 週末に自宅へ帰り、私の体調を見て、リハビリの内容を変えてくれた先生です。
 猫ですが、PTの先生にも「外泊から帰ってくるたびに歩くのが安定するのは何か
 しているの?」と聞かれました。
 自宅では猫を抱っこしたり、猫が横になっている所をまたいだりしていたことが
 よいリハビリになっていたのだと思います。
 アビ先生ありがとうございました。
 これからも、自宅でのリハビリ宜しくお願いします。




兄貴
 2006年の9月20日に35歳の若さで天国へ・・・
 死の崖っぷちから、私の命を救ってくれたのは兄だと思っています。
 「お前にはまだそっちでやることがあるから、こっちにはくるな!」と追い返され
 ました。
 私が退院した日の9月4日は兄の誕生日なんです。
 どうしても新しい身体には、兄と一緒にいたいという強い気持ちがありました。
 兄も納得してくれたみたいで、私の身体を借りて大好きな和菓子(豆大福やおはぎなど)
 を食べています。
 この病気になる前まで私は和菓子を自分で食べたくて買ったことは一度もないのです。
 兄が身体の中にいる事がはっきりと感じられ幸せです。
 今後の人生は二人で相談しあって楽しく生きていきます。
 よろしくな!


そしてお忙しい中、お見舞いに来て下さった会社の方々、野球部の仲間達、友達、やよいさん(義姉)
みーちゃん(義妹)、りゅうや(甥っ子)、さき(姪っ子)、さとちゃん(義妹)
いいちゃん(小さい頃から兄共々大変お世話になった方です)
ひろこさん(小さい頃から可愛がって下さり、ずっと手紙で励まし続けてくださった方です)
支えて下さった全ての皆様、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


七沢リハビリテーション病院脳血管センター ありがとう 





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リハビリの質について (シーガル)
2012-09-17 13:07:44
初めまして、親戚が40代の若さで脳梗塞になりリハビリ病院を探しているところです。
七沢リハビリテーション病院の評判や理学療養士、作業療養士、言語聴覚士がどれだけ充実しているか、
また自宅復帰率などの情報がネット上に少なくやっとabiさんのような経験者の情報に辿り着きました。


七沢は患者、患者の家族、両親の住居からは遠く、家族のサポートが頻繁に行えないということが一番気がかりです。

具体的には毎日30分でも面会できるのが週1回程度になってしまうところです。

abiさんの感想を拝見し、現場の療養士、看護師さんがメンタルのフォローをしていただいているようで少し安心しました。

また同じ病室の患者さんなどとの励ましあいもあるようですね。



さてabiさんにご質問です。

abiさんは比較的七沢にアクセスしやすいところにお住まいのようですが、
家族のフォローについて、面会が毎日から週1回に変わるとしたらどう思われますか?



また体験ベースで結構ですので、以下について教えてください。

1.1日3時間のリハビリをしていましたか(国の基準は1日2時間)

2.休日(祝祭日を含む)のリハビリはしていましたか

3.大部屋の病室に各人のTVや電話などはありますか



ご教示いただけますと、とても助かります。

よろしくお願いいたします。
返信する
七沢について (abi)
2012-09-17 21:58:26

シーガルさん
初めまして、abiです。
ご親戚の方、容体は落ち着いていますか?
他人事と思えず、心配です。

言語聴覚士も充実している所をお探ししているとなると、嚥下障害もあるのでしょうか・・・

七沢への転院ですが、まず一番の問題は申し込んだとしても早くて二~三週間かかります。
状況によっては一ヶ月以上待つこともあります。
でも待ったとしても、七沢は質の高いリハビリを行っていますので、絶対に行った方がよいと思います。

場所が遠くなり、面会の回数が週一回になってしまう件ですが、慣れるまでの数週間は辛抱です。
ご本人の状態にもよると思いますが、外泊許可が出れば毎週自宅へ帰ることも可能です。
帰りたいからリハビリも頑張れると思います。

以下、ご質問の回答です。
1.1日3時間のリハビリをしていましたか(国の基準は1日2時間)
→していません。
 七沢は一回のリハビリ時間は40分です。
 私は、OT、PTだけだったので1日1時間20分です。
 ただ15分程度の自主トレは行っていました。

2.休日(祝祭日を含む)のリハビリはしていましたか
→七沢は休日はリハビリ休みです。
 なので、休日はみんなそれぞれ過ごし方は違います。
 病院にいる時は、病棟内を散歩していました。
 それもリハビリですね。

3.大部屋の病室に各人のTVや電話などはありますか
→テレビは各人にあります。
 電話はナースステーションの前にあります。
 でもみなさん携帯電話を持っている方が多いです。
 
簡単な回答で申し訳ございません。
また何か質問等ございましたら、コメントお願い致します。

では、失礼致します。

abi
返信する
追加でご質問をさせていただきます (シーガル)
2012-09-17 23:32:51
abiさん

早速の返信、ありがとうございます!
また、ご丁寧に回答をしてくださいまして大変感謝しています。

親族というのは私の弟です。
本日で入院から1か月が経ち、病院側からリハビリ病院への転院を検討するように言われています。
七沢も候補として名前が挙がっています。

少しでも良いリハビリを受けてもらいたいという反面、本人の妻、子供、両親が毎日通える距離ではないのでメンタルの面で心配をしています。
症状としては重たい部類に入ると思いますので、家族のメンタル面のサポートということも重要だと考えています。

>場所が遠くなり、面会の回数が週一回になってしまう件ですが、慣れるまでの数週間は辛抱です。
そうですね。最初の数週間は少し考えてあげなくてはいけないですね。貴重なご意見ありがとうございます!

■症状
脳梗塞
発症箇所:脳幹(脳の中枢神経)

■状態
・意識は集中治療室から現在に至るまであり。視覚、聴覚は問題なし。
・麻痺により話せないため意思疎通は、コミュニケーションボード(ひらがな表)で行う。
・左半身麻痺。左腕を動かせる程度。
・右上半身はコミュニケーションボードに指をさす、ハイタッチは可
・右下半身は足の指を動かすことは可

お手数をおかけ申し訳ありませんが、追加でご質問をさせていただきます。

回復期リハビリに関する書籍、全国回復期リハビリテション病棟連絡協議会などには、病院選びのポイントとして以下があります。
①リハビり専門医がいる
②理学療養士(PT)、作業療養士(OT)、言語聴覚士(ST)、看護師などのスタッフが充実している。(基準は看護師、介護士を合わせて2ベッドに1人以上)
人数が多いほど食事、排泄の際に手厚い支援を受けることができる。
③療養士によるリハビり時間が長いことで最低でも1日2時間、できれば3時間が理想。
休日のリハビリを行っている。
④チーム力を感じる雰囲気やスタッフの雰囲気が明るい

--------------------------------------------------
①と④はabiさんのサイトから読み取れたのですが
②と③も重要なポイントです。
この点はいかがでしょうか

症状によってメニューも変わるというのは理解できます。
abiさんの症状ですと1日120分ということでしたが、180分のメニューをしている患者さんはいましたか?
また、そのようなメニューをこなせる体制は整っているようでしたか。
--------------------------------------------------
>でも待ったとしても、七沢は質の高いリハビリを行っていますので、絶対に行った方がよいと思います。
「質の高いリハビリ」について、abiさんが感じている事をもう少し具体的に教えていただけないでしょうか?
--------------------------------------------------

あくまでabiさんの主観で結構です。
普通に考えれば税金を投入している医療機関ですので、体制は良いと想像できるのですが情報が非常に少なく判断に迷っています。
もちろん申請すれば通るような状況でないということも理解しています。
パンフレットもA4サイズ、4枚ものの内容も簡素なものです。逆にこういうところにお金をかける必要がないということかもしれませんが。
②③の観点で県内随一ですという情報があればかなり安心するのですが。。。

ご回答はもちろんabiさんのタイミングで結構です。

感じていることをそのままお伺いして恐縮ですが、ご教示いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
返信する
ご質問の件 (abi)
2012-09-18 21:32:59

シーガルさん

ご親戚というのは、弟さんなのですね。
発症箇所が「脳幹」、マヒの状態から見ると確かに症状は重いと思います。
脳幹のどの辺りでしょうか?
視覚、聴覚に問題がないとなると脳幹の上の方ではないでしょうか(橋、間脳)

急性期はメンタルのサポートはとても重要と私自身も実感しております。
(私は三ヶ月くらいは、心から笑うことはありませんでした。)
ただ、どこかの時期で自分の症状を受け入れること。
非常に難しいですが、この「受け入れる」レベルによっても回復度合いはかなり違ってきます。
(これは私がリハビリを続けてきて感じたことです。)

②の件ですが、私がリハビリしていたのは3年前なので、今の現状は正直はっきりと分かりません。
この件については、少しお時間ください。
情報収集いたします。

③につきましては、180分を超えるリハビリは、厳しいと思います。
それは、動かない体に180分という時間はとてつもなく負担がかかり、時間を増やしても逆にケガをする可能性もあるのでいきなりは無理です。
そこで大事なのは、私の言う「質」なのです。

私の感じる「質」とは、
・患者の状態をしっかり把握できる療法士(PT、OT)がいる。
・マンツーマンで指導する(40分間)
※担当になった療法士の経験が浅くても、周りのベテランがサポートしてくれます。

この点は七沢は優れていると感じます。
特にPTに関しては、神奈川リハビリと同様に県内随一だと思います。

分かりづらい表現、もしかしたら傷つけてしまう表現があったらお詫びいたします。

abi

返信する
ありがとうございます! (シーガル)
2012-09-19 00:38:45
abiさん

親身になってご対応いただき、本当に感謝しています!

脳幹のどの部分かは私も把握していません。
発症時に肺炎を合併していたこともあり人工呼吸器をつけていましたが、
本日それがはずれ自分の肺で呼吸できるようになったと両親から報告がありました。
また自分で右手を使い、麻痺側の左手の指を伸ばしたりしたようで、本人にとっても家族にとっても今日は嬉しいニュースがありました。

またご回答を頂きまして、ありがとうございます。

②の件は本当にお手数をおかけしますが、情報を収集できるようであれば是非ご教示をお願いいたします。

③については、私も脳梗塞の知識がないのと、書籍、ネット上のリハビリ評価機関などから、
ある一定の基準を見い出し、病院を比較するしかなく180分という時間、休日リハなどに固執していた点を反省しています。

私が知りたかったのは、abiさんのおっしゃている、患者の立場にたった最善のリハビリをしていただける病院とは何かという点です。
または最善のリハビりをできるよう努力して頂ける病院とは何かでした。

七沢については、患者の状態をしっかり把握できる療法士(PT、OT)がいること、不安だったマンツーマンでの指導をしていただけるなど、とても参考になりました。
abiさんの患者だった頃の立場としての感想(180分はかなり負担がかかる、逆に危ない等)も、ストレートでとても分かり易いです。

abiさんが入院していたころ「平日/土日/祝日」の面会時間はどうでしたか?
通常の病院と変わらないとは思いますが、私は土日祝日しか面会に行けませんので、気になります。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
返信する
面会について (abi)
2012-09-19 22:00:51

シーガルさん

弟さんは、肺炎も併発されていたのですか・・・
人工呼吸器がとれたことは非常に嬉しいですね。
少しずつ回復している何よりの証です。
おそらく嚥下障害があるので、まだ固形物を食べるのは厳しと思います。
ここで注意しなくてはいけないことですが、無理に固形物を食べさせることは注意してください。
誤嚥性肺炎をおこす可能性があるので、ここは慎重に医師の指示に従ってください。

さて、面会についてですが、
◆平日◆  13:00~19:00
◇土日祝◇ 10:00~19:00
とホームページには書いてありますが、ご家族の事情により早朝(7時)に面会に来る方もいらっしゃいました。
なので、時間外でも病院側は対応してくれます。
リハビリも見学できます。

ただし、他の患者さんもいるので長時間部屋にいるのは注意が必要です。

また、ご連絡いたします。

abi
返信する
本日もありがとうございます! (シーガル)
2012-09-19 23:37:05

abiさん

ご連絡ありがとうございます!

七沢リハのホームページに面会時間などの情報がないと思っていたら、神奈川リハのほうにあったんですね。
http://www.kanagawa-rehab.or.jp/index

七沢リハをダイレクト検索し七沢しか目がいっていませんでした。
こちらには「センター各施設の紹介」というタブがありません。
もったいないというか同じような印象(=不満、不安、なぜないの?)を持っている方々がたくさんいるでしょうから、サイト上の作りを改善したほうが良いですね。
結果的に情報発信、情報開示していないとの同じことになり残念です。
http://www.n-nokekan-hp.kanagawa-rehab.or.jp/index

こんな基本的な事をうかがって申し訳ありませんでした。
ご指摘いただいてありがとうございます。

食事についても、ご心配いただき恐縮です。
現在は食事は取れず1か月経過時点で点滴のみです。

入院時、肺炎の影響もあり痰がよくつまることから、気道確保のため20日間、人工呼吸器のチューブを口に直入してる状態が続き、21日目に首にチューブを移す手術をしています。
口にチューブ直入はそうとう辛かったようで、これで大分楽になったようです。
数日後の先週やっとツバを呑み込めるようになった状態です。

そして昨日、首からの人工呼吸器のチューブも不要となり自分の肺で呼吸することができるようになりました。

本日もabiさんの経験にもとづく情報をいただき、ありがとうございます。

引き続き、よろしくお願いいたします。
返信する
七沢の情報① (abi)
2012-09-20 22:20:31

シーガルさん

まずは、七沢のホームページについてですが面会時間の案内は載っています。

入院される方→お見舞いの方へ→面会時間
http://www.n-nokekan-hp.kanagawa-rehab.or.jp/inpatient/sympathy

私は、退院後もずっと七沢のホームページを閲覧しておりますので、知っていましたが初めて見る方にとっては分かりずらいかもしれません。

私が必ずチェックしているのは「病院情報誌」です。
お知らせ→病院情報誌
http://www.n-nokekan-hp.kanagawa-rehab.or.jp/notify/journalofhospitalinformation

ここを見ると、病院が実際にどんなことをしているか把握できると思いますので、是非一読ください。
今はNo.32 2012年4月号まで発行されております。

あとは、実際に入院に関しての詳細な案内も掲載されております。
入院される方→リハビリテーション入院
http://www.n-nokekan-hp.kanagawa-rehab.or.jp/inpatient/inpatientofrehabilitation


ここからは私の推測です。
以前はトップページに作業療法士募集と掲載されておりましたが、最近は募集しなくなっております。
一昨年、私は神奈川リハビリに入院しておりましたので、たまに七沢まで遊び(歩行訓練です)に行った時、作業療法士が激減しており、ビックリしました。
今は、増員されているとは思いますが、実際に自分の目で確かめていないので、前回はっきりとお答えできないと言ったのは、そういう意味です。
ご了承ください。

abi
返信する
恥ずかしい限りです (シーガル)
2012-09-21 00:19:25
ウェブサイトの件ちょっと気が動転しているというか恥ずかしい限りです。

病院情報誌はYahooなどの検索から部分的にはヒットすることで以前から知っていました。
昨日、abiさんの指摘で七沢のサイトをチェックし、ここにあったのだと気が付きました。

親切に教えていただきまして、ありがとうございます。

作業療法士が激減というのはちょっと心配な情報ですが、病院としての機能と質が維持されていればと願うばかりです。

また何か情報があれば、教えてください。

よろしくお願いいたします。
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