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本日、天気晴朗なれど波高し

漫然と過ぎ行き日々へのベンチマーク

残業代0円時代の到来?

2007-01-08 00:42:10 | Weblog
「ホワイトカラーなんちゃら」という制度導入で、事務職の残業代0円構想の導入の是非を巡っての労使(連合 対 経団連)の対決が深まりそうな2007年である。ワシはすでに「定額制」が長いのでどうでも良い話ではアル。
 しっかし、この「残業代」の解釈は結構厄介なものではアル。正直言って、用もないのに帰宅時間を引っ張っている連中は相当いるものと思われる。また、実際問題として残業代に一定の制限を設けている企業もあろう。労基所との関係もあるからオフィシャルに言える問題であるかどうかは微妙だろうけど。
 ホワイトカラーを考えるときに、残業は本人の問題ではないことも多々ある。書類作るたびに、赤ペン先生やって部下の仕事増やしている前近代的な管理職だっていまだに生息している。
 なんてことを思いつくままに書いて見ると、ホワイトカラーの生産性の問題は、「残業代」という時間単価の問題ではなく「組織構造」をどうするかという問題であることが本質だということに気づく。
 現状では、この制度を推進したい使用者側、受け入れたがらない労働側という構造だが、組織がフラットになってしまうと存在意義を失った管理職(すなわち使用者側)の問題になることに気づき始めると、むしろ管理者側が反対に廻ったりして・・・。そのときは「管理者組合」なんて訳の分からない組織ができてしまうのだろうか?・・でも、この時代にそんなことやってる会社は、残業代以前に生き残れんわな・・・
 結局、サラリーマンといえども個人経営者としての自覚がないと生き残れない時代になったということを改めて感じた年初めであった。

正月の暇つぶしに見た「MBAスレ」

2007-01-03 18:10:08 | Weblog
 正月の暇つぶし・・テレビ:どのチャンネルも同じようなお笑い番組。最近、漫才や落語なんぞは全く見る機会がなかったが、このシーズンだけまとめて見ることができる。・・・でもつまんない・・・とても笑えるような代物ではない。で継続視聴は不可能となる。酒飲んでも面白ない。結局ネットにたどり着くが最近面白いページもあんまりないので、×ちゃんねるの掲示板へ(見るだけ、決して書き込まない)。
 罵詈雑言のタイトル見ても新年早々、気持ち悪くなるので、アカデミックなページを探す。でたどりついたのがMBAスレ。最近は国内の大学でも社会人向けの講座を設ける学校が増えているらしい。

 しっかし・・結局内容は罵詈雑言のオンパレード。タイトルにある学校をけなす書き込みばかり。社会人でMBA取る動機っていうのは「向上心」だけかと思っていたが、結局学校名にしか頼れない人が多いらしいということを感じる。

 他人が何をどう評価しようが、自分が何をしたいか明確ならば、悪口書くことにはならないと思うのであるが。
 っていうか真剣に取り組んでいる人は、こんなところに書き込んだりする暇はないわな・・・

 暇をもてあまして迷い込んだところが悪かった。

謹賀新年

2007-01-01 18:02:29 | Weblog
 2007年になってしまった。21世紀なんて騒いでいたことも既に7年前の出来事、21世紀生まれが小学生になる時代となってしまった。時はどんどん過ぎていくな~
 で例年通り、近所の天満宮に初詣に出かけた。・・・今まで経験したことがないほど混んでいた。参拝するまで1時間以上は並んだだろうか?
 しかし、皆参拝するときは結構長い時間拝んでいるものである。神様も色んなお願いを聞くのは大変だろうな~なんて考えながら順番を待ったりもする。
 ワシは特段のお願いではなく、拝んでいる数秒の間、気持ちを無にして心機一転である。
 しかし、なんだかんだいっても初詣はいいもんである。日本人は無宗教なんていうが、別に意識しないでも皆、素直に参拝していると思うのである。

 靖国神社への政治家の参拝を問題視する向きがあるが、参拝しているときに余計なことを考える必要は全くないのではないかと思った。鎮魂の思いで参拝している人が他国に干渉される問題なんだろうかと改めて思ったのであった。
 神社参拝が軍国主義復活なんて、たちの悪い言いがかりとしかいいようがない。久しぶりに神社に参拝にいった率直な感想である。

今年最後の光景

2006-12-30 21:01:13 | Weblog
 今日は今年最後の出勤であった。といっても時間差出勤で、しかも電車がすいていて楽ではアル。で、朝電車に乗ったら案の定空いている。でも座れるのは微妙かな~と思いきやある一角が座席に空きが沢山ある。ラッキーと座った。と、誰かがにぎやかな会話をしている。「おりゃーよー、兄弟7人なんだ。でも全部野郎ばっかりなんだよ~。やっぱり女兄弟がいないのはせちがないもんだ~」などという会話が聞こえる。ん・・でも誰も返事していない。って横を見ると、おじさんがワンカップ酒を片手に独り言・・・で目が合った瞬間ワシにも話しかけ来る。席が空いてるわけである・・・
 頼むから、正月まで我慢して家で飲んでくれ~

 こうして今年最後の出勤日は過ぎていったのであった。来年はどんな年になるのやら。

6カ国協議の虚脱感

2006-12-24 00:11:09 | Weblog
 北朝鮮を巡る6カ国協議が休会したらしい。しかし、毎回毎回虚脱感が漂うニュースである。結局、北朝鮮はアメリカの金融制裁の解除が全ての協議のスタートラインという認識であったという当初予想通りの結果である。
 しかし、回数を重ねていく毎に、国際圧力は無視され続け、かの国はいつの間にか核保有国となってしまった。参加5カ国の見解は核保有を認めないというところから、核放棄を求めると変わり(変わらざるを得ない?)、核保有を事実上黙認するという状況に変わってきている。時系列に並べると北朝鮮の主張(過去のコメ支援や軽水炉原発支援、IEEAの査察受け入れから脱退、そしてミサイル実験、核実験)は確実に前進しているが、関係各国の主張は何一つ実現していないし、報道される北朝鮮国民の人道支援も深刻なままである。特に日本の拉致問題については全く話の糸口すらつかめていない。拉致被害者のご家族は断腸の思いであろう。
 しかし、なぜこんな勝手が許されるのかと思う。他国の一般市民(それもいたいけな少女まで)拉致し、国内では独裁体制を堅持し、他国の偽紙幣をつくり、麻薬まで流しているという事実があったとするならば、国際社会で話し合いを行える相手ではないはずだ。裏には何があるのだろうかと考えてしまう。まあ、あの国が崩壊すると難民が周辺国に流入することを中韓が恐れているということはあろう。(でも、その場合には日本も他人事ではない)
 あるいは、報道は全く意図的なデマで、実際は「地上の楽園」なのだろうか?
我々はマスコミを通じた情報しか入手しえないので、裏にあることは推察の域をでないのであるが、何とか安全保障や拉致問題を解決する抜本的な対応方法はないものであろうか?これ以上、協議を続けてもな脱力感が漂うのみなのである。本来、軍事力の存在は外交の補完手段で、こういうときに適正な使用検討を公式に行えれば一つの決定力になりうるのだが、この場合あまりに多くのことが複雑にからんでいて容易に行使を議題に載せることすらできない。その点を見透かされている面もあるのだろう。
 一体どうしたもんだろうか・・・気がついたらミサイル打ち込まれていて、対応をまた6カ国協議で・・なんてことにならないとは誰も断言できないのである。

何じゃこりゃ~

2006-12-21 00:14:43 | Weblog
 帰宅してメールボックス開いたら何と新着70通そのうち67通が迷惑メール・・だった! しかも英語の投資情報。どこぞの株価が何ドル・・らしい。加えて、ロシア語(らしい)メールも数通。読めるはずもない(読む気はないけど)。
しっかし、こんなメールまともに読むかよ~。何で送ってくるんか意図全く分からず。 疲れる・・・

パソコンで見る「テレビ」

2006-11-26 11:07:27 | Weblog
 近頃、「放送と通信の融合」なる話題が後を絶たない。調べて見ると、20年近く前に流行った「マルチメディア時代」の目玉の1つがコレだったようである。
 といわれ続けて、なかなか実現していないというのが実情ではなかろうか。それでも最近携帯電話の「ワンセグ放送対応機種」が一つの発火点になりつつある。
 しかしワンセグ自体は、携帯端末の技術革新と地上波放送自体のデジタル化が整備されてきたことによる産物で、「放送と通信の融合」というよりも端末機のデュアル化によってもたらされたもので、むしろ家電機器の技術革新と言えるものであろう。
 一方で、パソコンで見る映像放送。すでにテレビパソコンが登場して久しいが、これも端末機をデュアル化したに過ぎない。翻って考えて見ると、すでに機器側の技術対応が進んでいるのに対して、業界構造が追いついていないということであろう。また通信ネットワークのブロードバンド化もすでに映像を配信するだけの能力は備えつつある。
 確かに、映像製作者側の権利という意味での著作権の保護は重要な課題であり、安易に映像コンテンツを垂れ流しにされると、作るほうの権利もへったくれもなくなってしまうのが怖い一面でもある。
 GyaoやYahoo動画なども、著作権問題をクリアにしながら映像ソフトの配信を行っている留意が見られるし、通信会社の映像サービスもこの辺が市場拡大へのネックとなっているようである。
 最も大きな問題は、通常の地上波放送の再送信ができないという点はあろう。
 そんな状況下で見つけた新サービスが『MY-IPTV Anywhere』である。
上記で書いたような問題点をクリアできるんかいなと心配したが、サイトを見ると良く考えられた仕組みである。つまり必ず電波を受信したホストPCを備えた上で、そこに各利用者が自らアクセスするという仕組みになっている。
 新ビジネスにはアイデアが基本である。テレビ好きの出張族には朗報かも・・    
 http://www.youtube.com/watch?v=Uk0D9jg8ZRo
  http://www.ah-soft.com/myiptv/index.html
 
 新しいもの好きには、一見の価値あり




いじめ問題への「いじめ」

2006-11-18 15:06:02 | Weblog
 「いじめ」の問題が急速にクローズアップされてきている。自殺という最悪な結果が報道されれば当然の成り行きではあろう。極めて深刻な問題なれど、昔からあった問題で将来もなくなることはないだろう。古くは、浅野内匠頭の松の廊下刃傷事件は、吉良上野介による陰湿なイジメが引き金という風に伝えられている。古い話しだし、その後の劇、映画、ドラマでも伝えられていくうちに描写がエスカレートしている面もあるので、本当のところはわからないのではあるが。
 しかし、忠臣蔵は優秀な家来によるヒーロー伝となってしまったが、冷静に考えれば被害者は吉良上野介という見方もできよう。だって、多少意地悪したかもしれないが、公の場で刀で切りつけられた被害者にも関わらず、その後過激な子分にカチコミかけられて首とられた挙げ句、末代までの悪役に仕立て上げられたのである。こりゃ世間による吉良イジメではないんか?
 話がそれまくった。現代のイジメ問題。もちろん学校側のケアは必要だけど、結局自分の身は自分で守る。つまり自分の子供は、親が守るすべを必死で考えなければ被害者になってしまうし、加害者にならない教育も基本的には親にあると考えるのである。そんな中で、問題が発覚した際の学校の対応と、それに詰め寄るマスコミの対応がもっとも考慮せねばならないと考えるのである。
 まず学校の対応。いきなり校長・教頭への設問攻めは、流石に厳しいと思う。というのは、彼らはそういう対応への事前対処がわからないのではないかと思うのである。ここ数年、企業のトップが頭を下げるシーンを良く見るが、これは過去の企業不祥事を発端に、企業の適正な対応が学習されてきた結果である。かつては、不祥事を起こした企業トップがマスコミを怒鳴りつけて、最悪な結果となったことがある。また、問題を隠すよりも徹底的に問題をオープンにする方が結果的には良い方向に向かうということも、経験上はっきりしてきている。
 しかし、学校の現場は、まだそういうことを想定していなかったのであろう。マスコミの扱いも、企業だったら出先機関の事業所長にすぎない学校長を問い詰めるのはチョッと話が違うんではないかとも思うのである。結果、学校長自身が自殺という悲しい結末も迎えてしまうのだ。少なくとも、企業のトップは記者会見前には顧問弁護士と十分に協議したうえで、想定問答のレクチャーを受けている。
 現場の長である校長がそういったケアを受けているとは到底思えないし、少なくとも教育委員会や行政がバックアップを行うのが当然であろうと思う。こうやって現場に責任をなすりつけ(もちろん現場にも責任の一端はあるが)、マスコミは散々叩きまくる報道を繰り返すと、そのうち校長へのなり手がいなくなるだろうし、教師ひいては役人にもなり手がいなくなると思うのである。
 人が悪いと糾弾する前に、結局公共への依存過多は自分に戻ってくるということを意識しないと本当に歪みまくった社会ができてしまうのが怖い。
 そろそろ、マスコミの対応をチェックを厳正に行う仕組みを作らないと、かなりヤバイ世の中になってしまうのでないだろうか?でも、それをやると報道機関への権力の介入だ!とか、報道の自由を守れ!とか言い出すのも目に見えているしな~いっそ、医者みたいに報道に関わる人間は、いってのモラル教育を受けたあとに認定試験でも課したらどうかと思うのである。

核武装議論はなぜタブーなのか

2006-11-07 21:56:54 | Weblog
 自民党の中川政調会長の「核武装議論」とそれを支持する麻生外相に対して、野党の罷免要求、与党内からも批判の声が上がっている。
 なぜなんだろうと思うのである。彼らは「日本は核武装せよ」といっているのだろうか? そうではないとワシは思うのである。政治的な発言をするつもりは毛頭ないし、核武装を歓迎する意図もない。
 政治家の責務である、「国民の生命と財産を守る」ための議論がちゃんと行えていないのではないかと思うのである。核をタブー視して、いつも議論を避けるという時代ではなくなった(とっくにそうであるが)と強く思うのである。
 論点は、日本が核攻撃を行える戦力を整えることではない。万が一核攻撃を受ける可能性が高まった場合にどう対処するかということだと思うのだ。
 基本的に、日米安保による核の傘が日本の安全を守っていると皆が漠然と思っているのではないだろうか。もし、そうだとすればアメリカはどのような手順で、どのようなシステムで日本を核の傘に入れているのだろうか?
 万が一、他国から核ミサイルが飛んできたら、米国は誰の権限で、どのようなマニュアルで反撃を行うのだろうか?少なくとも、この辺が明確に規定されていなければ、核の傘が有効に機能しているかどうかさえ不明なのではないだろうか。
数日前の某新聞に石原知事がコラムを書いていたが、少なくとも長距離弾道弾を監視している範囲は北米大陸だけのようである。
 もし、この辺の手順、システムが整備されていないのであれば、少なくとも今進められている在日米軍再編や日米共同対処システムの中にも、この仕組みを組み込むような議論も必要になってくると思う。
 あくまでも目的は、日本が核武装することではなくて、二度と日本に核が落ちないためにどうするかである。その為に議論を避けているのは滑稽を通り越して、税金から給料をもらっている政治家の責任放棄としか思えないのである。

ソフトバンクの応援団

2006-11-06 21:40:39 | Weblog
 世間を騒がしたMNPでのソフトバンク騒動だったが、3連休を無事乗り切ると世の中、何にもなかったように静まっている。事前に大騒ぎした割りには、何となく沈静化してしまって、そのまま行くのであろうか?
 多分、来月にでも月間加入者数が総務省(電気通信協会?)から公表されると少しは騒ぎになるんであろう。
 で、一部マスコミから散々叩かれたソフトバンク(孫正義さん)であったが、今日電車の中の中吊広告を見たら、応援記事が載っていた。曰く「負けるなソフトバンク 通話料0円構想」とあった。先週は別の雑誌の中吊広告に「ペテン・・」などというタイトルがあったのとは対照的である。どちらも雑誌自体の記事は読んでいないので内容は不明だが、率直な感想は、世の中敵がいれば味方もいるということである。特に先週のトラブル発覚時には、大新聞がこぞってソフトバンク叩きという感じだったので、ちょっと安堵した気もする。だって大資本ばっかりが生き残っても面白くないではないか!
 そこで冷静にソフトバンクの戦略を勝手に推測しながら振り返る。

1.システムダウンへの予測
 a.予測不能なほど、加入が殺到した?
  いくら0円を打ち出しても、こんなに加入が殺到するとは予測していなかった。
 b.多少のトラブルは「予想内」?
 突然の新料金発表だったので、当然システム側、販売店側は対応不可能であることはわかりきった上での対応。⇒たとえ、トラブルが起きてもあとは野となれ山となれ。問題起きたら事後対応。頭下げてすむんなら、何回でも頭下げればよい。
世の中、どうせ時間がたてば忘れちまう。

 多分、bの考え方を採用したものと思われる。実際、過去には他社もサーバーダウンやシステム障害を散々出しているんでアル。特に今回のトラブルは、現用サービスに影響を与えていないという観点では、過去の他社トラブルよりは影響が小さいといえなくもない。あとは劣勢が予想された、MNPへの冷や水を浴びせた作戦と言えはしまいか?(考えすぎ?)

2.通話料0円

 これ実際に他社は、シェアからすればソフトバンク同士の通話はそんなにない。と主張しているし、実際その通りであろう。しかし、真の狙いは宣伝効果とともに、家族、法人ではないんだろうか?
 良く経済学者が「ネットワーク外部性」なる(つまらん?)理論で通信ビジネス等の市場占有性を論じているが、この理論に該当するかどうかは勝手に論文を書いてもらうとして、素人の感覚では、家族割に加えて通話料0、あるいは法人需要に対する通話料0のインパクトはかなり大きいと思う。特に法人顧客にこの提案をすれば、一度に数百の加入者を抜ける可能性があるんではなかろうか?すでにPHSがこの施策あたって、法人加入者を増やしていると聞くが、番号が継続されるケータイMNPでのこの施策、結構なインパクトがあると思うんでアル。
 競合他社もこれには対策を採っていると思うのだが。

 その他、多分MNPの集計値が出てくる頃に、新たな施策が打ち出されると思う。

いずれにせよ、料金がどんどん下がることを期待してやまない。
(ちょっと尻切れトンボ・・・)