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本日、天気晴朗なれど波高し

漫然と過ぎ行き日々へのベンチマーク

国家感なし

2010-01-11 13:11:58 | Weblog
海自給油活動撤収により中国が参加と報道された。「これに対して政府筋が警戒感」とある。政府筋とは誰であろう?仮に今の内閣であればお笑いである。

改革だか革命だか知らんが、新たな基軸を打ち出すのは大いに結構、しかし結果と影響を慎重に考えられないのであれば政治家ではない。良く政治的な決定という言葉を耳にするが、こいつらは全然政治的ではないと思う。

野党感覚で思いつきでやっているだけ・・・。霞が関埋蔵金何て言っていたが、1回使っちまえば、残りがないのは子供だってわかる。

米軍普天間問題だって、ゼロベースにすれば時間を同じだけかかるのは普通に考えればわかる。交渉は相手があることも普通わかる。先延ばしにして相手が交渉に応ずすかどうかは未知数である。

小沢一郎がすごいというが、考えていることは選挙に勝つことだけ。そのために税金配分権を強力に行使している。カネをばら撒いている姿は50年前の自民党となんら変化がない。

社民党のオバサンは米軍基地のグアム移転と主張するが、グアムに基地が移ってしまったら、社民党は「反対することがなくなって」困ったりして??

こう考えると、今の政治家には国家感が感じられない。自民党政権は言うまでもなく特定団体の票によって踊らされていた。一方で大票田であった郵政族(特定郵便局長)を見限ってまで小泉は改革を推進した。
翻って、今の民主党政権は支持団体の利権むき出しになっているようにしか見えない。利権をむさぼって国が滅びたら身も蓋もないのに・・・・


自民党も芸がないし心が狭い

2009-12-24 23:03:30 | Weblog
鳩山献金問題。なんとゴメンナサイ会見である。正直者を印象付けたんだろうが、こんな調子で激動の世界にあって、しかも国益を掛けた馬鹿し合いの場である外交なんぞ任せらるはずもない。

 一方である、今や最大野党となった自民党も芸がない。責任とって内閣総辞職を要求、信を問うて解散総選挙をやれとのたまう。仮に解散総選挙となって勝算があるというのだろうか?とても勝てるとは思えない。攻撃の仕方が昔の社会党とダブル。

 こういうときは逆に余裕かましてやれ!「過去に同様の問題があった時は議員を辞めるのが筋と仰っていましたけど勘違いでしたかね?」「お金があって庶民の声を聞くというのも変ですね」「お金がありすぎて数えきれなかったんでしょうな。まあ大した問題じゃないと思いますけど、記者会見開くのは、よっぽど後ろめたいことでもあるんですかね?自民党は緊急課題を優先してかたずけることが最優先ですのでカネ持ちの遊びに付き合ってる暇はありません。余計な記者会見してないで政策課題をもっと真剣にスピード感もって対応していただきたい」位のこと言えば見直すんだが・・・・

 共産党の発言のほうがよっぽど的を得ている感じだな~

自民党は野党慣れしていないということか????

小沢がすごいのか、はたまた鳩山がすごいのか?

2009-12-21 21:36:00 | Weblog
鳩ポッポが政治決断したらしい。「暫定税率維持」と「子供手当の所得制限なし」である。是非については今日は言及せずである。

 さて、この決定であるが小沢一郎が「言いにくいことを言ってやった(決めてやった)」つまり憎まれ役を買って出たという見方が一般的である。

でも、もしかすると鳩山がそうさせていたりして???

なんて思うのは財力である。鳩山ママの財力のすごさはすでに周知の事実である。政権取ったら民主党幹事長つまり小沢一郎の権力は絶大で、予算を盾に旧自民党支持団体の取り崩しは急ピッチで進んでいる。しかしである。この背景は、言うまでもなく権力を手中にしたからである。ちょっと前を振り返ると、権力のない野党が総選挙で勝てるまで育てたのは鳩山の財力であったことは疑いようがない。

 と考えるとやっぱり権力者は鳩山なのかも・・・。

でも・・やっぱりカネ持ちを捕まえた小沢かな~???

「決めないこと」を決めた??

2009-12-16 23:06:31 | Weblog
さすがに怒りもわいてこない・・・普天間米軍問題の先送り「決定」である。
鳩ポッポは何にも決断できないことが明確になった。首相になってから決断したのは先送りのみ。こんなスピード時代になって1国の首相が3ヶ月経っても何にも決められず・・・・。政治家辞めたほうが良い。どうせママのこずかいがたんまりあるんだから余計なことしないほうが人生楽しいではないか。何も国家のカネ使って専用機でバカっぽいかみさん連れて遊び歩かなくてもよかろう。海外に税金使って遊びに行って、余計な約束してくるから始末に負えない。

 ここにきて、小沢一郎が動き出す。そして強権を発動して物事を決めていく雰囲気である。米国関係も小沢が渡米して何かを「決めてくる」予感がしてきた。

 だったら小沢がやればよいではないか。アホな閣僚雁首そろえて国家から「給与」払うのは正に税金の無駄使いである。

 しかし小沢も貧乏人にカネばらまいて票を買って政権維持という構図を明確に描き出した。税金払う人に恩恵のない、貧乏人の最低生活支える政治じゃ、どんどん税金払う人間が減っていくよな~

 安全保障もあやしくなってきたし、馬鹿どものために税金払いたくないから本気でアメリカ移住でも考えようかな??

責任・・・

2009-12-12 12:11:32 | Weblog
滅茶苦茶になった現内閣。閣僚の言うことがバラバラ。挙句の果てには内部抗争(菅対亀)が勃発。
とんでもない首相を担いだものである。閣僚の勝手な発言、確執に対して何の指導力も発揮できない。明らかにリーダーシップのかけらもない。

さて、「責任を取る」ということを考えてみたい。良くこの言葉がが使われる。民間企業のトップであれば、辞任あるいは減俸、そしてそれは株主の意思というのが建前である。

 しかし果たして辞めるのが本当の責任の取り方であるかは疑問が残る。もっとも民間のトップは普通株式を保有しているから、自らの出資分については有限責任という考え方はありである。

 さて政治家の責任の取り方であるが、辞めれば済むのか? たとえば麻生前総理はあれだけクソミソに各方面から言われながら責任力を全面に辞めなかった。結果は選挙で国民から降ろされた。
 ある意味、責任を全うしようとしたことは明確である。

 一方で鳩山総理、安全保障の根幹を壊し、同盟国の信頼をなくし、財政破綻の危機を増大し、制度を滅茶苦茶にした結果「辞任」したとしよう。

 責任を取る、つまり尻拭いをするのは国民である。戦前の政治家(軍人?)は国家の大系を誤る選択をした結果、国は滅びた。そのつけは国民にのしかかったのである。家族を戦争で失い、家を焼かれ、財産も失った。
 軍事裁判で首謀者は処刑されたが、国民生活の回復には20年を要した。

 国家つまり国民への責任の取り方をどう示すのか?国政を預かる者は今一度明確に提示してもらいたいと思う。

How to "Trust you"???

2009-12-06 17:02:04 | Weblog
Trust me 言わずと知れた我らが鳩ポッポが首脳会談でオバマに語った言葉である。そして翌日マスコミに対して「コミットしたわけではない」などとのたまう。この時点で公式会談の約束事項は反故になった。当然ながら普天間問題は白紙に決まった瞬間である。

 白紙通告を受けて岡田外相走り回る・・・・。でもToo Lateである。
鳩ポッポも焦ってまたわけのわからん調整を始める。辺野古案が消滅した訳ではない・・・。言動に対する信用力はゼロとなっている。

 おそらく10年は米軍基地問題は進展なしとなる。根幹問題であった普天間は代替案が消滅して街中に軍用機が下りてくる状況が続くだけ。日米安保を破棄すれば別であるが。

 今度は派遣禁止の法案が出そうである。製造業に派遣を禁止・・・結果は見えている。生産工程が海外流失するだけである。国内雇用は増えない(むしろ減る)。大体、派遣社員のどのくらいが正社員になりたいのであろうか?きちんと調査すべきであろう。給与がきちんと出るのなら派遣のほうが楽と考える人もいるであろう。社員になれば様々なことに責任が伴う。

 馬鹿亀のいうことはもっとナンセンスである。いまやグローバル化の波は止められない。インターネットで世界中の情報は瞬時に展開するのである。郵政の問題はこのことを理解しない人間には解決不可能である。基幹ビジネスである郵便量はインターネットによって激減している。簡保についても、保険ビジネス自体がグローバル化の波にさらされ大手生保も常に事業見直しを行っている。貯金の問題も貸付先とのバランスをとることが経営のカギである。
 国営にして物音が片付く道理がない。大体国内の産業育成策を考えずして国営ビジネスを支えられる余力は出てこない。

 補正予算8兆円は結構だが、時間的に前政権のやり方を否定して新たな対策をまとめることが可能なのか?

 構造転換を唱えるのであればすべてを止めてみてはどうか?公共事業は全部廃止。天下り役人は例外なく全員解雇。高速道路は即無料化。日米安保破棄。場合によっては国交断絶。
 国会議員の身分だけは変えないかも???


約束反故

2009-12-05 10:49:07 | Weblog
 鳩山首相・・・明確にリーダーの資質を欠いている。米軍再編の日米交渉である。議論を重ねて攻守して妥結した国際契約を破棄したのである。

 しかも相手との議論の結果ではない。部下(しかも関係部署ではない)の戯言(社民党)に気を使って同盟関係における約束事項を反故にしたのである。

 こんなことをされて交渉を担当してきた外務・防衛の役人、相手方の役人・軍人そして相手政府首脳はたまったものではない。

 もっといえば日本の首相はアメリカ大統領より社民党が大事なのである。具体的に言えばオバマより福島瑞穂の言うことがプライオリティが高いのである。選挙で誰も選んだ覚えのない政党の戯言がである。
 
 ここまでコケにされたら今後の日米関係は破滅に向かうこと必定であろう。なんか太平洋戦争開戦に招いた戦前政治を同じ結果を生む気がする。
 対等な日米関係は、関係を破壊することとは異なるのである。

 政治ごっこなんか辞めて、ママのこずかいで一生贅沢していればよい。庶民の生活、国の安全保障を語る資格はない。

議員の仕分けは?

2009-11-28 11:13:02 | Weblog
事業仕分け終了・・・

最後のオチが笑えた。財務省関連(官舎建設)凍結(廃止だったか?)。
完全なヤラセ・・・に見える。どうでもいい予算を積んでおいて「仕分け」・・・お代官様参りました~。

 論点も滅茶苦茶である。
「予算が要ります」・・・「じゃあなんで天下りがいるんですか?」。そんなに天下りが憎ければ、政府予算をつかう事業には天下りが入ってはいけないというルールを作ればよい。役所の研究機関のトップが大学教授になるのも天下りとして断罪できるのか?それ以前に仕分け対象予算以外に天下りが皆無と言い切れるのか?

 ルールを示さないで何が仕分けだ。バカかこいつらは!!

もっと思うのは国民はバカにされているということ。こんな風に見せれば社会は喜ぶという実態である。三流マスコミの報道姿勢だけで本質をはずした論理がまかり通るのである。

 国会議員の仕分けを全員公開でやるのが先だろう。ママから小遣いもらって政治ごっこ(大風呂敷の言葉遊び)やってるトップをが庶民感覚を理解できるのだろうか?

 こんな調子の予算編成やっているうちに世界景気は再び激化してきた。緊急景気対策を止めて、代替産業育成も見えないで一体年度末をどう迎えるのであろうか?

 いい悪いは別にしてストップした公共事業からのカネの流れもすべて止まっていることは事実。マスコミは無駄に作った箱ものを批判する。もちろん有効活用されていないから今は無用の長物である。しかし、作っているその時には、土建屋だけでなく物流、資材、飲食等々にカネが流れていたのである。

 いきなり止めるのではなく、流れを活かしつつ新産業を創造する姿勢が見えてこないのである。政治主導を貫くのなら、ビジョンを示した円滑な移行が必須である。ただ止めるのはバカでもできる。

社会保険庁不良職員救済・・・

2009-11-22 11:01:36 | Weblog
社会保険庁の懲戒対象職員・・・保険庁解体後の新組織(なんたら機構)へ就職あっせんするんだそうな・・・

この政権一体何なんだ????? 年金問題は官僚が悪い(管理責任は明確にある)、年金記録問題は全政権の責任だ・・・でも、仕事を適当にやった職員は悪くない。いや適当にやった職員は別にして、悪いことをした職員を首にするのは可哀そうだ・・・なんじゃそりゃ??

 年金を何十年払い続けて記録を消された人をさしおいて。この措置はなんなんだ?狙いは官公労の票田だけである。

 そういえば民主党は郵便局長会を支持団体に取り込んだそうだ(テレビでやっていた)。
 事業仕分けで国がやるべき将来投資を採算性だけで削っておきながら、郵政(巨大組織)の国営化推進、働かない役人の救済、仕事しない教員の仕事減らし(人は減らさない)・・・・アホか!
 別の視点で考えて、真面目に働く公務員のやる気をそがないか? ただでさえ甘い公務員に懲戒が出ているとすれば、普通の公務員から見ても邪魔な存在でしかないはずである。そんな人間が首にならずに済むとすれば、真面目に仕事している役人のモチベーションは下がりまくる。

 本当に4年間政権を担うつもりなのだろうか?

 必要なカネを削って、役人増やして、外交でいいこと言ってカネをばらまき、産業軽視で企業競争力を奪う(結果税収が減る)。

別の見方をすれば、表面上の「いいこと」に踊らされている国民は小沢一郎からバカにされているのではなかろうか????

 日本の将来を憂う。

 

ほんのちょっと見せるだけ・・・

2009-11-14 17:25:23 | Weblog
 公開仕分け作業・・・。新政権の目玉である。しかしよく考えると、財務省との予算獲得交渉をタレント変えてやってるだけ。しかも全体のほんの一部を見せてるだけ・・・3兆円削るといって全体予算は過去最大。
 なんかわけわからん。業者に見積もりとって、たたくと次から高めの見積もりが来るみたいな話。最初からやらないほうが良いかも・・・

 どうもこの政権、脱官僚といいながら実態は、「脱官僚でも大蔵族は除く」という気がしてきた。公開仕分けで裏にいるのは財務省であることはどうやら明らかである。
 郵政会社の社長人事、財務大臣の発言力等を見ているとすべて大蔵族に委ねる政権と見てよいのではないか?

 鳩山もその他の閣僚もどうもお飾りのように思えてきた。

 そういえば政権の裏番長、小沢一郎のかつての言葉を思い出した。「担ぐのは軽くてパーがよい」。

 20年たっても同じ人間の考えは変わらない・・・と思う。