今日はずーーーっと曇り空&小雨。
マイナス気温じゃないけれど、どことなく寒くて、ホットコーヒーも冷めるが早い...
桜が満開であろう東京も、TVのニュースを見ていると、風が冷たそうですね。
昨日はピカピカのスーツを着て、入社式に臨む新人社員のキラキラした表情で溢れた1日でした。
不安よりも、夢や希望が誉るこの時期は、まさに桜のような明るい空気でいっぱい。
「眩しくてイイなぁ、羨ましいぜ!」と思ったおばちゃんのあべっちですw
カレンダーを眺めていると、1ヶ月後はGWに突入。
初任給で旅する人もいるでしょうね、すぐ先に楽しみを作っておくの、イイですね!
自分もこの本を読んでから、久々に、東京に行きたいなぁと思いつつ、
北海道という箱からはね、なかなか出られていませんよ(笑)
高橋弘樹さん 『都会の異界』 株式会社産業編集センター
自分が大好きなビジネス動画メディア『ReHacQ』のプロデューサー高橋弘樹さんが書かれた本です。
テレビ東京のディレクターで数々の番組を制作し、YouTubeの『日経テレ東大学』の運営を経て、退社した現在はご自身の会社を立ち上げ、ABEMAでも番組を制作しておられます。
この『ReHacQ』では、演者が旅をする番組『ReHacQ旅』があったり、高橋さんがABEMAで制作している番組も旅モノが多く、高橋さんの著書に、この本があったので、早速読みました。
タイトルに入っている「都会」という文字の通り、「東京」のお話しなのですが、実は東京23区内にある「島」に特化しているのが面白いんです、これが。
読みながら、「へっ?!東京に島なんてあんの?」というオドロキから始まり、「島」のため、海や川などの水場があり、周囲がビルや高層マンションに囲まれているものの、大都会の中にひっそりと残っている下町風景とずっとそこで暮らしてきた地元の人たちの営み。
そんなニッチな視点で東京を見る高橋さんの目線がスゴイんです。
東京は田舎者の自分にとっては観光名所だらけで、東京タワー、浅草、東京スカイツリーなど、見て楽しめるさまざまな商業施設がいっぱい。
北海道で観られないミュージカルが上演されている劇場を回ったりして、まさに「THE東京観光」をしていましたが、この本を読んで、地元の人しか知らないであろう都会の隙間的な場所を巡ってみるのも面白そうだなと思いました。
差し込まれている写真がほとんどカラーで、いまの時期のような桜の写真や、その土地に根付いた老舗や地元の人たちのオアシス、その場に居合わせた人へのインタビュー、・・・もう、町の番組作れちゃうような内容の濃さw。
この本が妙に自分の興味をくすぐられていると感じたのは、羽田空港から都内に出るときはいつも各駅停車のモノレールを乗ってて、
だんだんと都内に近づいていくワクワク感を味わいつつも、レール上の眼下から、その周囲の水辺を眺め、無機質な倉庫群に囲まれて、ひっそりと存在するもうひとつの東京の表情を見ていたからなのかなと。
観光地をめぐるばかりではなく、その土地に身を置いてみる観光もいいのかなと思った本でした。
でもきっと久しぶりに行ったらね、ネオンがいっぱいの中で、ビールを浴びている自分の姿が想像できます(笑)
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