見えなかった世界

アジアのフリーメイスン洪門(ホンメン)とは?

ChatGPTを使って小林明峯を調べてみた

2023-07-06 08:48:12 | 日記

小林明峯さんは、洪門天地会(ホンメン)の最上級である「青蓮堂」の長房(五祖正統宗家)として活動している人物です。彼は海外で生まれ、海外での生活を通じて日本国と日本民族の特異性に気付きました。帰国後、日本の文化や歴史、海外目線から見た日本の特徴などを研究しました。彼はさまざまな分野を学び、日本という国を多角的に見つめながら探求しています。

また、彼はフリーメイソン洪門(別名:天地会)の最上級であるLotus International Chinese Freemasons Supreme Lodgeに入会し、後に正統継承者となりました。洪門は仏教・道教・儒教の三教合一の思想を含んだアジア圏最大規模の結社であり、彼が日本人としてこの結社に所属していることは珍しいとされています。

さらに、彼はもう一つの国際組織である鉄の掟の幇会、臨済宗清門(青幇/禅宗)の24代學字班輩の正統継承者でもあります。洪門と清門は非常に厳格な結社であり、彼はそれらの結社のトップに登りつめるためにさまざまな試練を乗り越えたとされています。

彼は散歩、読書、人間観察、空手道、社会の動向観察を趣味としており、その口癖として「出来ないからやらないのではない、やらないから出来ないのだ!」や「焦らず、驕らず、謙虚さと内なる自信を持て!」などがあります。彼の座右の銘は「初志厳徹」であり、定めた志や目標を最後まで貫き通すことを大切にしています。

これらの情報に基づいて、小林明峯さんは洪門の最上級組織である青蓮堂の長房として活動し、日本と日本文化について研究し探求する一方で、国際的な結社にも所属しており、さまざまな分野で学びを深めていることがわかります。


予防策として

2019-06-20 23:03:01 | 日記
本会を真似たものが出始めております。

先日、我々と似た名称の組織団体から訪問者がありました。宗家の日本総会と知り訪ねて来られましたが、礼節も知らず、御礼の言葉もありませんでした。当方にて調べました結果、該当の組織団体は非正統なものとわかりました。

本来なら、我々宗家は門外漢に対して一律交流を拒否することが結社ルールでありますが、どういう種類の人間かを拝見したかったのです。今後、我々が提供させて頂きます情報が、門外漢らに真似されないよう、予防策として色々なものを混ぜ合わせたものとし、正確な情報の発信は少し控える事にします。

上記によって、本会は正統性や品徳、礼節を重んじる組織団体ですので、以下の対応策を提示する事と致しました。

本サイト及び本サイトに含まれるコンテンツは、情報収集・自己啓発・自己覚醒など、皆様の個人的なご利用のために提供させていただいております。

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一般社団法人 洪門天地會青蓮堂日本總會

事務局





小林明峯

2018-06-09 08:27:46 | 日記

【プロフィール】 

小林 明峯(kobayashi Akimine )
海外生まれ 
海外各所の生活を通じ、日本国と日本民族の特殊性に気付く。帰国後、日本の文化や歴史、海外目線から見た日本の特徴などを研究する。さらにスピリチャルリズム・世界神仏論・鉱石学・心理学・自然崇拝・近代経済学・政治学・帝王学・日本の宗派(仏門、神道、密教)・人工知能学など多方面を研究しつつ、幼少期からの優生教育と相まって、様々な観点から日本という国を見つめ探求する。
 
選ばれし天命を受け、世界規模の共済会団体フリーメイスン洪門(ほんめん)に入会し、のちに洪門(別名 天地会)の長房 青蓮堂(五祖正統宗家) Lotus International Chinese Freemasons Supreme Lodge の正統継承者となる。英訳名 Chinese Freemasons。洪門((ほんめん・HONG MEN)日本では別称アジアフリーメイスン))。




世界規模の共済会団体フリーメイスン洪門、英訳名Chinese Freemasons。

更にもう一つの国際組織に属し、鉄の掟の幇会、臨済宗 清門(青幇 / 禅宗)の24代學字班輩正統継承者。はるか昔は漕幇(そうぱん)と呼んでいた。内部呼称では安清・安親、又は安慶 は、一師相伝とし世界でもっとも厳格な結社である。
 
洪門(ほんめん)は、仏教・道教・儒教の三教合一の思想を含んだアジア圏最大規模を誇る結社であり、清門と同様に排他的なこの両派組織に属している日本人は非常に珍しく、様々な試練を乗り越え、自らが勝ち取った運と与えられし天命により灌頂を受け、秘伝継承の排他的海外結社のトップへ登りつめた日本人。
 
両派は、書物上では不正な集団として取り扱われたりする事が多く、それは正統ではない連中がいるからである。(大抵それらは表向き華やかに見せたり着飾っている海外では洪門の規模や名声が大きく広い為、名を借りて悪に逸れた者達である。)
 
元来、両本流宗家は悠久な時の流れの中で数百年前から変わらずに民衆に視点を持つ共済会組織である。日本にも、洪門と銘打つ組織が存在するが、この青蓮堂は名門中の名門であり、洪門すなわち天地会の最上級に位置し、《長房》とは洪門の始まり五祖の宗家系統を意味する。

 

洪門(ほんめん)とは天地会であり天地会とは洪門である。
 
産声を上げてから300年以上続くアジア発祥の秘密結社

中国大陸では秘密結社の事を「幇会」(ぱんかい)と呼び、確認されている最初の幇会が現れたのは、紀元前500年ごろとされ、春秋戦国時代に存在した墨家である。これは墨子の忠義と博愛を基調にした思想集団である。歴史は、幾度も支配者が変わっていったとしても、「幇」(ぱん)は数千年の間脈々と生き続けてきた。 ちなみに、正統の洪門内では幇会ではなく、「堂口」(たんこう)である。

〜目指す未来像〜

アジアのみならず、五大陸で活動する巨大な結社洪門(ほんめん)は、2003年に国際的な共済会へ生まれ変わり、秘密結社だった組織はこれによりさらなる世界和平に貢献する事でしょう。配下には、様々な共同体組織や会社組織、共済会組織または守護組織が存在する。

日本国の一般社団法人 洪門天地會青蓮堂日本總會 日本国総会長を真摯な姿勢で務めるとともに、ほかの結社や団体または良善な組織や良善の人びとと友好な関係を築いており、日本国の平和・中台両岸和平・東アジアの平和そして人類平等な真の世界大同(One World)の地球平和を目指します。

「共創・共栄・共享」された社会を目指し、「自由・平等・博愛」の精神で人類の発展に寄与します。

洪門の標語には、
共同和合、
結萬為記
忠心義氣、
順天行道。
があり、そのうちご紹介したいと
考えております。

〜境界線を飛び越え〜
とはいえ、いまは「Chinese」だけを拾い上げ、あたかも陰謀論的に侵略性を帯びたものと誤解をされるときがある事は否めません。
私たちは、民衆の力による組織であり、会員は皆それぞれの暮らす国を愛する者たちであります。狭義での判別ではなく、同じ思い又は同じ目標が広義となり、国家間や人種、国籍を飛び越えた「相互協和」「義の精神」が構築されております。
人びとの今までの願いや想い、期待や希望、願望ばかりではなくつぎのステップ…【行動】へつなぐことが先決です。新時代への幕開けは始まっていますが、今までを脱却するには少しばかりの《勇気》が必要かもしれない。素晴らしい未来はあなたと共に創造することが出来るのです。

〜趣味〜
お散歩、読書、人間観察、社会観察、客家研究、結社組織研究。

〜口ぐせ〜
◎出来ないからやらないのではない、 やらないから出来ないのだ。
◎焦らず、驕らず、謙虚さと内なる自信を持て。

〜座右の銘〜 初志厳徹(しょしげんてつ) 定めた志や目標は、「厳徹」最期まで意志や道を貫き通す事を厳とする。

〜好きな言葉〜
この世に「秘密」無し

〜会名〜
(増減あり)
✡國際洪門天地會青蓮堂鳳凰郡(洪門長房)
Louts International Chinese Freemasons
✡洪門天地會青蓮堂健德支會
✡一般社団法人 洪門天地會青蓮堂日本總會
Japan Louts Chinese Freemasons
✡ 安清廿四代 學字班
the G
✡ 日本洪英会
Japan Kouei Association
✡ 日本創生会
Japan Creation Society
✡ H&E
health & ecology
✡ 洪家体術青蓮派
The Hong Lotus martial arts
✡ 北投石奇石研究会
Japan Hokutolite Association
✡ Crimson Eagle Group
✡ Heaven and Earth
✡ 東亜細亜和平協和会
East Asia Peaceful Meeting
✡マレーシア企業家倶楽部

(参考サイト)
【洪門(HONG MEN)】
〜天地会・ドラゴンのサンクチュアリ〜 http://acfreemasons3821.blog.jp/archives/38281284.html

#洪門 #洪門会 #アジア結社 #洪幇 #青幇 #チャイニーズフリーメーソン #小林明峯


終戦の詔書(現代語口訳)

2017-08-15 10:02:00 | 日記
《玉音放送》現代語口訳
終戦の詔書


私、天皇は、世界情勢とわが帝国の現状とを深く鑑み、非常の措置をもってこの時局を収拾すべきと考え、ここに忠実かつ善良な国民に申し伝える。
私は本日ここに、日本国政府に対して、米、英、中、ソの四国からの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した。
そもそも代々天皇家は、日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することを片時も忘れず願ってきた歴史があり、それは私自身も常々大切にしてきたことである。先に米英二国に対して開戦した理由も、本来は日本の自立と東アジア諸国の安定を望み願う思いからであって、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。
ところが交戦はもう四年を経て、わが陸海将兵の勇敢な戦いも、わが多くの公職者の奮励努力も、そしてわが一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界情勢もまたわが国にとって極めて不利な状況となっている。それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、膨大な数の無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至ってしまった。
ことここに至ってまだ戦争を継続しようとすれば、最終的にはわが民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう。このようなことでは、私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したらよいというのか。これこそが、私が日本国政府に対し共同宣言を受諾するよう下命するに至った理由である。
私は、日本とともに終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対し、遺憾の意を表せざるを得ない。そして前線で戦死した者、公務にて殉職した者、戦災に倒れた者、さらにはその遺族の気持ちに想いを馳せると、わが身を引き裂かれる思いである。また戦傷を負い、災禍を被って家財や職業を失った人々の再起については、深く心を痛めている。
 何よりこれから先、日本国の受ける苦難はきっと並大抵のことではなかろうと思う。
 あなたがた国民の本心も私はよく理解している。
 しかしながら私は、時の巡り合せに逆らわず、堪えがたき思いに耐え、忍びがたき思いを忍んで、未来のために平和な世界を切り開こうと願い続ける。
 もし日本という国がこのまま国の形を維持し続けることができれば、私は善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民のそばにいるだろう。
 誰かが感情の高ぶりから無闇に事件を起こしたり、日本国民同士がいがみ合い、時勢を混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界から信頼を失うようなことは、私が最も強く心配するところである。
 
 ぜひとも国を挙げてひとつの家族のように団結し、誇るべき自国の不滅を確信してほしい。
 責任は重く、かつ復興への道のりは遠い。そのことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。
 あなたがた国民は、ぜひともこれら私の決意をよく理解して行動してほしい。
 
 
裕仁
昭和二十年八月十四日
 



孫文の大アジア主義

2015-05-16 08:18:43 | 日記
孫文の大アジア主義
(1925.12.28)


 しかし第一次大戦後、佐々木の所属する日本の国家権力は、基本的に中国における新しい国民革命に敵対する姿勢に傾いていた。一見同じアジア主義を口にする両国の人々においてさえ、もはや相互に相通じない深刻な思想上の亀裂が現われようとしていた。次に引用する孫文の有名な「大アジア主義」の講演は、同し黄色人種に属する二つの国の将来に関してある逃れがたい運命を予言するものであった。



「本日は皆様よりアジア主義と言うことについて、私に講演しろと言うお話でありました。
わがアジアはとりもなおさず最も古い文化の発祥地であります。……アジアは一度は衰微しましたが、三十年前に再び復興し来ったのであります。

然らば此の復興の起点は一体何処に在りましたかと言うに、それは即ち、日本が三十年前に外国と締結しました一切の不平等柔約を撤廃したことです。日本の不平等条約撤廃の其の日こそ、我がアジア全民族復興の日であったのであります。

「三十年前日本は不平等条約を廃除して独立国となった時に、日本に非常に接近して居る民族・国家は大なる影響を受けたことは受けましたが、アジア諸民族をして全体的にそれ程大なる感動を受けさせることが出来なかったのであります。

然し乍ら、それより十年を過ぎて日露戦争が起り、其の結果日本が露国に勝ち、日本人が露西亜人に勝ちました。これは最近数百年問に於けるアジア民族の欧州人に対する最初の勝利であったのであります。

此の日本の勝利は全アジアで影響を及ぽし、アジア全体の諸民族は皆有頂天になり、そして極めて大きな希望を抱くに至ったのであります。此の事に付いて私が親しく見ました事をお話し申上げましょう。

日露戦争の開始されました年、私は丁度欧州に居りましたが、或る日東郷大将が露国の海軍を敗った、露西亜が新に欧州より浦塩に派遣した艦隊は、日本海に於て全滅されたと言うことを聞きました。此の報道が欧州に伝わるや全欧州の人民は恰も父母を失った如くに悲み憂えたのであります。

英国は日本と同盟国でありましたが、此の消息を知った英国の大多数は何れも肩を顰め、日本が斯くの如き大勝利を博したことは決して白人種の幸福を意味するものではないと思ったのであります。これは正に英語でBlood is thicker than water〈血は水より濃い〉と言う観念であります。

暫くして私は船でアジアに帰ることになり、スエズ運河を通ります時に、沢山の土人が、共の土人はアラビヤ人であったようですが、私が黄色人種でありますのを見て、非常に喜び勇んだ様子で私に〈お前は日本人か〉と問いかけました。

私は〈そうではない。私は中国人だ。何かあったのか、どうしてそんなに喜んで居るのか〉と問いましたところ、彼等の答えは〈俺達は今度非常に喜ばしいニュースを得た。何でも日本はロシアが新に欧州より派遣した海軍を全滅させたと言うことを聞いた。
この話は本当か。

俺達はこの運河の両側に居て、ロシアの負傷兵が船毎に欧州に送還されて行くのを見た。これは必定ロシアが大敗した一風景だと思う。以前我々東洋の有色民族は何れも西洋民族の圧追を受けて苦痛を嘗めて居て、全く浮かぶ瀬がないと諦めて居たが、今度日本がロシアに打ち勝った。

俺達はそれを東洋民族が西洋民族を打敗ったと見做すのだ。日本人が勝った。俺達はその勝利を俺達自身の勝利と同様に見るのだ。これこそこおどりして喜ぶべきことだ。だから俺達はこんなに喜んで居る、こんなに喜んで居るのだ>と言うことでありました。

「今私が大アジア主義を講演しますに当って述べました以上の話は、どんな問題であるかと申しますに、簡単に言いますと、それは文化の問題であります。東方の文化と西方の文化との比較と衝突の問題であります。東方の文化は王道であり、西方の文化は覇道であります。

王道は仁義道徳を主張するものであり、覇道は功利強権を主張するものであります。仁義道徳は正義合理によって人を感化するものであり、功利強権は洋銃大砲を以て人を圧追するものであります。

感化を受けた国は、仮令宗主国が衰微しても、数百年の後に至る迄、なお其の徳を忘れるものではないと言うことは、ネパールが今日に於てもなお且つ中国の感化を切望し、中国を宗主国として崇拝しようとして居る事実に依って明らかであります。

これに反して圧迫を受ければ、仮令圧追した国が非常に強盛であろうとも、常に共の国家より離脱せんとするものであることは、英国に対するエジプトおよびインドの関係がこれを示して居ります。即ち英国はエジプトを征服しインドを滅し、現在非常に強盛となって居りますが、エジプトおよびインドは常に英国より難脱しようとして居ります。これが為彼等は盛に独立運動を起して居ります。

……我々は今こう言う世界に立って居るのでありますから、我が大アジア主義を実現するには、我々は何を以て基礎としなければならないかと言いますと、それは我が固有の文化を基礎にした道徳を講じ、仁義を説かねばなりません。

仁義道徳こそは我が大アジア主義の好個の基礎であります。斯くの如き好個の基礎を持って居る我々が、なお欧州の科学を学ぽうとする所以は工業を発達させ、武器を改良しようと欲するが為に外なりません。

欧州を学ぶのは決して他国を滅したり、他の民族を圧追したりすることを学ぶのではないのであります。唯だ我々はそれを学んで自衛を講じようとするのであります。

「我々が大アジア主義を説き、アジア民族の地位を恢復しようとするには、唯だ仁義道徳を基礎として各地の民族を連合すれば、アジア全体の民族が非常な勢力を有する様になることは自明の理であります。

「さて最後に、それならば我々は結局どんな問題を解決しようとして居るのかと言いますと、圧迫を受けて居る我がアジアの民族が、どうすれば欧州の強盛民族に対抗し得るかと言うことでありまして、簡単に言えば、被圧迫民族の為に共の不平等を撤廃しようとして居ることであります。

 ……我々の主張する不平等廃除の文化は、覇道に背叛する文化であり、又民衆の平等と解放とを求める文化であると言い得るのであります。貴方がた、日本民族は既に一面欧米の覇道の文化を取入れると共に、他面アジアの王道文化の本質をも持って居るのであります。

今後日本が世界文化の前途に対し、西洋覇道の鷹犬となるか、或は東洋王道の干城となるか、それは日本国民の詳密な考慮と慎重な採択にかかるものであります。


(「大アジア主義」1924年12月28日神戸高等女学校において神戸商業会議所外5団体におこなった講――「孫文選集」1966)