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ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

“同意”です(^^)/…その6

2012年03月14日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
3月に入ってから、まさに日が矢のように過ぎて行くような感じがします…。

このところ、写真添付の短い文章のblogが多くなっておりますが…(^_^;)

本日は、久しぶりに(?)、真面目に語る『“同意”です(^^)/』です…(笑)。

内田樹さんは、武道家でもいらっしゃるのですが…、
ある本の中で、武術的立場から、このようなことを書いておられました。

『どうして、武道のような殺傷技術において「身体の内側をみつめる」というような観想的な稽古が重視されるかと言うと、それが身体感受性を高めるための最良の訓練だからです。』

『骨格の動き、内臓の動き、筋繊維の動き、さらには細胞の動きにいたる身体内部で活発に動いているものの水準に感覚の焦点を移すことで、自分の身体を構成している無数の「パーツ」に対する感覚を磨き上げるのです。
そういう感覚には、自分の身体を構成する無数の「パーツ」の自律性に対する「敬意」が必ず伴います。
自分の身体の一つ一つの部分に対して「敬意」を抱くこと、これが身体感受性の開発にとって、おそらくもっともたいせつな心構えだろうと思います。』

『自分の身体に対して「敬意」を抱くこと』…これも、“同意です!”と思った言葉です…。

…しかし、内田先生は、敬意って言葉をよくお使いになるなぁ~って思います(^^)…でも、自分が謙虚になれそうな良い言葉ですよね(^_^)v

この「身体のうちがわ」に意識を向けて、身体感受性を高めることは、
ゴルフの場合も必要…。

『肩のゼロポジション』や『ローテーターカフ』にしても、
現在、レッスン中に行なって頂いている、力み感「0」を体感する(←『menu0』ドリルとも言う…笑)にしても、「身体のうちがわ」に、しっかりと意識を向けて行なって頂ければ…と思います。

…「身体のうちがわ」を見つめてみるのは、身体感受性を高めるためでもあるのですが、
それと同時に、自分の身体の一つ一つの部分に対する「敬意」を芽生えさせる意味も有る。
自分の身体に「敬意」を感じることが出来れば、自分の身体を大切に思えるようになるはずで…。
そうなれば、ゴルフのレッスンも、第一義として“成功”だと思えます…(*^^)v

内田先生の本を読んでいて、この自分の身体に敬意を抱きつつ、「身体感受性を高めるための最良の訓練」って…私は、とても素敵な、“能力開発法”だなぁ~と思いました…(^^)v


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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千手観音 (jx)
2012-03-15 11:15:59
先生のブログを読んでて、千手観音の話を思い出した。千本も手を持つのですから、
いくら観音様でもそれらを自由自在に操るのは無理だろうっていう話。
きっと手と手がぶつかったり、おのおの別の目的に動いたり、…。

でも、千手観音はいとも簡単に思いのまま手を操るのですね。
それは、観音様がひとつひとつの手に指示をしていないから、できるのです。
観音様の意図するところを、手が判断して最適の動きをするんですね。

これもゴルフのスイングに通ずるかな。
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Unknown (K)
2012-03-15 19:41:40
人間の身体って、
本当によくできているなって思いますし、
人間に本来備わっている能力も、
凄いものが有りますよね。

歩こうとして、足を動かせば、無意識のうちに、手も振っている…
当たり前のことのように思える、こういう仕草も、人間の能力と言えば、能力なんですよね。

人間に生まれたからには、こういう人間の能力に気付き、人間の凄さを堪能出来ると良いですよね(^^)d
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