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ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『相性』の中の名言

2011年12月16日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
本日も、続いて、『相性』の中で、「これ、名言!」って思った言葉です…(^_^;)

『負の出来事は、自分たちの思いがけないところで起こります。今回の東日本大震災もそうです。人生は予期せぬことばかりです。いつ自分に降りかかるかわかりません。だから「不幸」の訪れは、仕方がないところがある。
でも、「倖せ」は違います。
いきなり天から降ってくることはありません。
だから自分でつくるんです。』

「倖せ」は、自分でつくる…良い言葉です。

「倖せ」は、誰かに与えられるものでもありません。

百恵さんが、武道館でのファイナルコンサートの時に、最後におっしゃった言葉は、「ありがとう。幸せになります」でした。
友和さんに「幸せにしてもらう」と言う受動的な言葉ではなく、「幸せになります」は、自ら幸せになると言う能動的な言葉です。

受動的な態度で、望むばかり、求めるばかりでは、満足できる幸せには、なかなか到達しないのではないかと思います。

幸せは、気づくものであり、友和さんのおっしゃるように、能動的に、自分でつくって行くものだと、私も思います。


『私たちは、「大事なこと」を、ずっと身近なものの中に感じてきました。』

でっかい夢を持つことも、色んな欲を持つことも、もしかすると「大事なこと」なのかもしれないけれど、自分にとって、本当に「大事なこと」って、意外と身近なところに有る。
それを見失わないようにしないと、人は、道を踏み誤ってしまうのではないかと思います。


『評価ばかりが気になっていると、自分と向き合うことを忘れてしまう。』

人からの評価、人と比べられての評価、そればかりが気になっていると、自分と向き合うことを忘れてしまう。
あるいは、おろそかになってしまう。
人の顔色ばかりを伺うようになって、自分のプリンシプル(信条や主義、方針)が築けない。
そうなれば、どんな評価も甘んじて受ける覚悟が、かえって出来にくくなると思います。
友和さんは、俳優。
大衆の目に晒される職業でいらっしゃる。
そのようなお立場でも、「自分と向き合うことを忘れないでいたい」となさるのは、ご自身の“芯”や“根っこ”、ひいては“人間性”の構築を大事に考えていらっしゃるからではないか…って思えるので…この言葉も、素敵だなって思いました。


『「人は顔じゃない」と言う人もいます。解釈は違うと思いますが、人は顔です、間違いなく。倖せだったらそういう顔になるし、不幸ならそれが顔に出る。いじわるな人はいじわるな顔になるんです。それまでの生き方が、ちゃんと顔に出てしまう。
いい顔になりたいと思っています。』

友和さんは男前なのに、それでも、こういうことを思っておられるのですね…。
私も、人は、年齢を重ねるほどに、男性も女性も、顔に、その人自身が現れるようになると思っています。
私は、美人ではないけれど(-_-;) でも、年齢を重ねるほどに、いい顔になれたらな…と思います。


…3日間に渡り、“『相性』ネタ”が続きましたが…(^_^;)

30年前に、私の中で「尊敬できる俳優さん」として位置づいた三浦友和さんは、
30年経っても、やはり「尊敬できる俳優さん」のままでした。
様々なことを考え、様々なことを乗り越え、ご自身にとっての「大事なこと」を見失わずに、ひたむきに人生を歩んで来られたのだろうな…ってことが伺えた『相性』でした…(*^^)v


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