ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「あらら…」の心配な記事を読んで…

2016年02月27日 | ゴルフ理論…私の見解
あらら…(ー ー;)
の記事です。





大丈夫でしょうか!?

股関節のことは、昨日記事にも書きましたが、
ゴルフでは、よく「股関節で回転する」とか「股関節に乗せる」などと表現されます。

これ、ちょっと気になるところなんですよね。(~_~;)

股関節は、確かによく動く関節なのですが、
ガイコツくんを見ても分かるように、ちょっと不安定な関節です。



そして、この周りには、この不安定な関節を安定させるための、
小さな筋肉も、いくつか付着しているのです。

ですから、股関節は、幾分、固めて動かすくらいの方が、
脚や腰部の筋肉との連動も良くなります。



この写真は、しょっちゅう、ブログにも、載せていますが、



骨盤の左右の骨の寛骨は、下肢帯です。

下肢帯は、下肢の骨を動かす原動力になる骨ですから、
股関節をグリグリ動かすことは、
下肢骨を分断しているようなもの。

だから、
ゴルフで「股関節に乗せる」とか「股関節で上体を廻す」などと表現されることは、
誤解を生みそうな言葉だなと思います。

むしろ、
「股関節は、グリグリとよく動く関節なのですが、幾分、固めて使い、寛骨と大腿骨の動きは連動するようにした方が良いですよ!」と、注意を促した方が良いくらい。
大腿骨の骨頭は軟骨ですし…。
あんまりグリグリ動かせていると、すり減っちゃう…。

身体の使い方の良し悪しは、
必ず、怪我や故障の発症と関連します。

…ゴルフは選手生命の長い競技。

なるべくなら、怪我故障は回避できると良いですね。

痛みが出たら治療する。
これは、当たり前だけど、
痛み⇄治療は、延々の繰り返しになる。

だから、そうじゃなくて、
「痛みの元から断つ」感覚。
これが必要。

…松山選手の早い回復をお祈りしていたいと思います。

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