ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

股関節と仙腸関節

2016年02月26日 | 『GETエクササイズ(R)』
昨日は、
肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節のことを書きましたので、

本日は、
股関節と仙腸関節のこと。

股関節は、言わずと知れた、骨盤と大腿骨の繋ぎ目ですね。

ガイコツくんを通じて、股関節に目を向けてみると、



よく動きそうな関節ですね。

ただ、大腿骨の骨頭は、骨頭の寛骨臼というところには、パカッとはまり込みます。



このあたりは、肩甲上腕関節とは、少し違うところ。


(肩甲骨関節窩に上腕骨の骨頭が、パカリとはまり込まない肩甲上腕関節との比較)

なので、しっかりとした関節のように思えるのですが、
筋肉くんに目を向けて、股関節のあたりを見てみると、
股関節をまたぐように付着している筋肉が多いのです。



ですから、股関節は、頑張ってしっかりと動かせても、これらの筋肉は、あんまり効率良く働かないのでないか?と言う感じになりますね。

では、股関節を動かさずして、どうやって脚を動かすのか?と言えば、
仙腸関節ですね。



この仙腸関節を、少し違う角度から見た写真。



仙骨と寛骨の間は、靭帯で強固に固定されていますが、少しは動く関節です。

この関節の不具合や歪みも腰痛の原因になるほど、動かないようで、動く関節です。

ただ、仙骨に繋がる脊柱のわん曲(s字カーブ)を、横から見ると、



腰椎に比べて、仙骨の方が、少し出ています。

このため、腰仙関節と言うところには、上からの荷重がかかりやすくなるのです。



だからこそ、
腰を回旋する場合には、
このイメージをしっかりと持っておくことが大切。



これらのことをトータルして考えると、
このブログには、時々、書いているように、


体幹の回転法には、バツとマルが有る…になります。

ゴルフは、アドレス時に、上体を前傾させますが、
この場合の前傾も、AとBでは変わります。



仙骨と腰椎をしっかり繋いで、仙腸関節のところで、
脊柱を前方に傾ける…が良いですね。

…以上、
本日のブログは、
股関節と仙腸関節の違いについて、でした。(^-^)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節 | トップ | 「あらら…」の心配な記事を読... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。