横須賀のsawayaです

還暦を迎え徒然にブログでございます。

舌下腺癌闘病記③リベンジ入院から手術まで

2023-09-08 20:04:00 | 舌下腺癌

2023年8月12日 前回手術当日にコロナで陽性。急遽手術中止で自宅に帰されてから2週間が経ち、この日再入院と手術となった。手術日の15日は、台風7号の関東直撃で医者が来ず手術延期が怖かったが、台風はどうやら関西方面に向かう予報になった。まずは、一安心。

 


手術までの3日間は、特にすることも無く暇ですな。
とりあえず家のビデオをスマホでリモート視聴可能にしたので病院のTVは見なくてすみそう。
この病院は、TVカードで有料なんで節約と。病室は、Wi-Fiがあるのでスマホでギガがかからずありがたい。

 

8/15 手術当日 曇りだか晴れ間が見える。台風7号の影響はなし。

手術の無事を空に祈る。



815日火 手術完了。手術中の記憶まったくなし。無理な体制を強いられせいか首が酷く痛い。フェタニルも効かない。油汗でグッショリだ。1時間おきの血流チェックと疼痛で寝れない。激痛に10分も持たない。地獄の苦しみだ。

また、気管切開しているので声も出せない。疸が絡む。ナースコールが命綱だ。せん妄も出た。胃酸が逆流し、窒息する内容であった。ばたついていたら看護師が来て落ち着かせくれた。

 

 
816日水、状態変わらず。苦しい。

817日木 看護師さんが、傷口の腫れとドレインの異常に気づく。最初の若い先生は、エコーで確認するも様子見とした。暫くして別な若い先生が再度エコー実施で出血を確認。緊急再手術。最初ICU室で対応するもの結局手術室へ。この間看護師やら医師やらの怒号が飛び交う。〇〇全開やらサテンスキーやら。

夜には、再手術完了。たぶん組織から血が滲み出したような。これで暫く様子見。

818日金 ICUで首の激痛と激闘中。

821 月 ICU離脱。一般病棟へ、但し夜は、看護師の近くの管理室へ。

この日から色々な体に付いたケーブルが徐々に取れていく。

823日には、首のドレイン1本残すのみ。痛み止めもロキソニンに変更。フェタニルは、術後1週間しか出せないそうです。

朝に嚥下の動作確認。問題なし。これで食べれる。

お昼からミキサー食開始。

8月24日(木) 全てのドレインが取れた。やっと自由の身だ。

8月31日(木)気管切開部のカニューレが取れた。順調に回復中です。

9月8日(金)やっと退院出来ました。ここから1週間は自宅で静養です。

 

 
 

舌下腺癌闘病記②入院から手術まで

2023-08-02 11:00:00 | 舌下腺癌
2023年7月29日に入院しました。
看護師さんから色々説明をして頂けました。
次に薬剤師さんからの説明。その後リハビリの先生のお話があり、体力面と話す事のリハビリを頑張っていきましょうとの事。
小野さんが直子さんを連れて急遽お見舞いに来てくれました。

タオルは、なんでもありがたい石?を触って大変御利益があるタオルだそうです。
入院前は、面会禁止となったんですが、明後日まで可能とのこと。でも、8/1から8Fの西棟は、面会禁止となります。コロナの影響だそうです。手術した患者が多い頭頸部腫瘍センターでは、コロナは怖いですね。
明日1日は、まったくのフリーなのでゆっくりしますかね。

二日目の朝です。快晴です。
昨夜は、寝たような、寝れないような。4人部屋なので。


7/31、3日の朝です。今日も晴れて病院から東京タワーが綺麗に見えます。
今日は、少し忙しいですね。午前中にレントゲンによる術前嚥下動作確認、口内確認。リハビリの先生から術後の体力面と会話訓練についての説明。
午後、手術担当の一人の女医さんから手術の説明と色々な同意事項の説明。その後に喉のエコー。
その後は、麻酔科の先生やICU担当の看護師さんからの説明。なんとICUにはTVがあるそうです。この5日間どう過ごすか悩んでました。
昼食が最後の晩餐です。食べれるようになるまで鼻から栄養チューブと点滴で繋ぐ事になります。
高校の同級生春雄さんが見舞いに来てくれました。サプライズでビックリ。本当は、面会禁止なのですが、お見舞い金という現金は本人に手渡しとの事でゲートで面会。ありがたい事です。
夕方に点滴用の針が右手に刺さりました。女医の先生一発で決めましたよ。流石です。早速リンゲルと生理食塩水の点滴です。 
夜、浣腸されました。浣腸は幼児の時以来です。手術前に腸を空にするのでしょう。10分我慢してと言われても3分が限界。
夜、同室でコロナ発生。急遽、部屋替え。やな予感がする。


8月1日朝
手術着に着替えて待機。手術は、9時からです。8時55分急遽コロナ検査。1時間で結果が出る。10時前に偉い先生含めてぞろぞろやって来ました。
結果、コロナ陽性確定。なんてこった!
手術は、延期で自宅に戻される。病院だと10日間個室で隔離なのでお金はかかるは、暇だし。
病院側もこの日のために準備して頂いたのに申し訳ない。
再手術日は、8時15日終戦記念日です。
踏んだり蹴ったりって感じ。手術に臨む気持ちがガラガラ崩れ落ちる。1番悪いのは、コロナですが。
まあ、良い方に考えればこの日の手術は、やめた方がいいとの天の声だったのかも。
このまま知らずに手術していれば、呼吸器に問題を起こして大変な事になったかも知れません。
たぶん2週間後手術ですが癌はそんなに大きくならないでしょう。
とにかくコロナは、安静にして完全に治そう。


舌下腺癌闘病記①入院まで

2023-07-28 13:41:55 | 舌下腺癌


舌下腺癌になりまして、その闘病記になります。

2022年11月頃かな、左耳の奥が「ジーン」という痛みが時々起きました。

特に気にすることもなく2023年4月頃に舌の左が痺れるのと痛みが出てきました。

そういえば左舌の下が盛り上がっているように見えるのと左のリンパ付近が腫れているような。

ちょっと見苦しいのですが写真です。

ちょっと不安になり、5月25日に近くの耳鼻咽喉科を受診しました。

医師が一通り診ると、腫瘍の疑いがあるのでと横浜市大学付属病院を紹介されました。

こりゃ、ちょっとまずいかもと思いながら5月31日に横浜市大学付属病院を受診。

この日の検査は、問診、採血、検尿、顔面パノラマ撮影、胸部レントゲンまで実施。

本当は、造影剤CTを取りたかったのですが、糖尿病薬「メトホルミン」を服用していたのでCT出来ず。

メトホルミンと今回の造影剤の組み合わせは問題があるとのことで、6月2日に実施することになりました。

6月2日に造影剤CT実施。人生初めてのCTですね。

結果は、6月5日にわかるとのこと。

で、6月5日に光藤教授から説明あり、舌下腺腫瘍の疑いとのこと。東京の三田にある国際医療福祉大学三田病院の頭頚部腫瘍センターを紹介される。

正直、横浜市大学付属病院ではだめだったかの感想です。こりゃ、まずいが増幅。

国際医療福祉大学三田病院に予約の連絡を入れるも結局、担当の医師は混んでいて6月19日に決まりました。2週間ぐらい先です。

「こりゃ、まいった」と思いながら6月19日に多田先生の診断を受ける。

多田先生から「病名は、舌下腺腫瘍で良性か悪性かは、今後の検査ですね」と言われる。また、舌下腺腫瘍は悪性のことが多いとこと。

悪いことに、横浜市大で撮ったCTで左右の肺に5ミリ程度の腫瘍らしきものがあるとのこと。舌下腺癌であれば転移の可能性があるとのことです。

今後の検査は、脳のMRI、頸部のMRI、全身のPET-CT、最後に細胞診検査となります。

仮に悪性腫瘍となると頸部と口内の外科手術と腫瘍を取った後に再建術を行うとのこと。

再建術とは、腫瘍を取ったあと、ガッポリ穴が開くので食事が取れなくなるので腕やお腹や太ももの組織を移植することだそうです。

ことによっては、放射腺治療にもなるかもとのこと。

さて、これからが色々は検査の始まりです。

まず、脳のMRIと頸部のMRIですが、MRIは初めてだったのですが、ピーピーガーガーとうるさいですね。耳栓していてもうるさい。

次に全身のPET-CTですが、これは色々大変ですね。造影剤ですが、全身に回るまで30分が必要で撮影にも30分必要です。

撮影で30分固定されると起きるときに体が固まって起き上がるのに一苦労です。

その後、造影剤の放射腺が抜けるまで1時間の安静となります。家に帰っても妊婦と乳幼児は近づかないことのお達しが。

ちょうど6月に孫が生まれて家にいるので注意せねば。

最後に細胞診検査です。これは口の中に針をさして組織を取る方法です。

実際、麻酔なしに針を刺されてのですが、まったく痛みなし。これはやっぱり悪性かなと、心によぎるものあり。

7月10日にいよいよ結果発表です。

多田先生、増淵先生から舌下腺癌と告げられる。癌の種類は「腺様嚢胞癌 Ⅳ」とのこと。このⅣの意味は、癌の進行度ではなく、細胞診による癌の確立、つまりほぼ癌でしょうとのこと。

またこの癌は、比較的進行が遅めとのこと、まずは、舌下腺癌の摘出を実施して、肺の転移はその後に対応しましょうとのこと。

手術の方針としては、左舌下腺癌の摘出、その後腕から組織を取って移植し、太ももから皮膚をとり腕に移植するそうです。

手術日は、2023年8月1日に決定。

手術時に、尿道カテーテル、気管切開もするそうです。気管切開は、顎の部分が大きく腫れて呼吸に影響がでるので気管切開してそこから呼吸をするそうです。

術後は、ICUに1週間程度いるとのこと。その後病室で食べること話すことのリハビリだそうです。

ちなみに口から食べれないうちは、鼻から栄養チューブを胃まで通して栄養補給します。

正直、今日の結果を聞くまでは、ドキドキものです。なぜかというとドラマでは、「もう、手の施しようがない。余命半年です」なんてよく言うではないですか。

まあ、数年は、寿命が延びたかな。

さてさて、手術までに色々な検査があります。全身の状態を確認するためです。

なので消化器科で胃カメラ、内科、循環器科、歯科、麻酔科の高診を受けることになります。

さて、色々な検査も終わり、血糖値が高めと左の奥歯がそろそろ抜かないといけないとこと。

以上の問題は直接手術には影響ないので8月1日に手術GOとなりました。

7月25日にいつもの山のメンバーや飲み会のメンバーが大船で激励会を開催してくれました。

お見舞金やお守りやお手紙を頂き、感謝感謝です。なんとしても快気祝いでお返しせねば。