終わるもの、続いていくもの

こんばんは！なかがわです。

平成が終わり、令和がはじまるときは
まるで大晦日か新年に変わるようなムードでしたね。
ムードにのって、久々に朔日参りに行きましたが
初詣並の人混みに圧倒されて早々と帰ってきました(^^;)

最近、身の回りで
昔ながらの地域に愛された店が
閉店するというニュースが増えている気がします。

背景は様々ですが
人気店だけど店主の高齢化のため、
という理由も多いように思います。

最近の話だと
志摩市の伊勢道路を過ぎたところにある板橋食堂（写真上）や
鵜方駅の近くにある西岡たいやき（写真下）も確かそうだったはず。





数回行った程度で悲しむのはとても気がひけますが
地域に根差したお店が減っていくのは、やはり寂しさも感じます。

そんななか、つい最近、身近なお店で
「形態を変えて続ける」というケースもありました。
宇治山田駅近くの居酒屋「遊酒β」は
フードメニューを終了し、5月から“缶詰パブ”になりました。
これは大将が「還暦後のライフスタイル」として思い描いてた形態らしく、
店を長く、負担なく続けていくために、の前向きなリニューアルのようです。

伊勢に住んでから、このお店に行くようになって
色んな人とワアワア言いながら飲んで食べた、楽しい思い出がたくさんある店です。
でも最近は、しょっちゅうは行けず、年に数回程度…。
先日リニューアルの連絡を受けて、
大将の最後の料理を食べに行き、色んな話を聴きました。

最後のハンバーグ。


当たり前だけど、
地域の店を支えるのは地域の私たちなんだなあ。
毎日何を選び、何にお金や時間を使うかで、自分や街の未来が変わる。
そんな消費者の社会的責任のようなことを感じました。

一方で、新しいお店もたくさん頑張っていますね。
先日も東海エリアのミシュランガイドの発表で盛り上がってましたね。
ミシュランガイド公式ＨＰの三重県のお店情報はこちら

流行に流されて消費するのではなく、
お店との良い付き合い方を見つけていきたいなあと思いました。

次回は伊藤さんです。お楽しみに！！