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秋ですがサマバレ2023【補足編!】

2023年10月22日 17時54分38秒 | 東紀州
こんにちは。ひるかわです。

前回、サマバレの報告記事をあげましたが、
個人的に色々と重なっていて時間が取れず、
知識的な説明がほとんど入れられなかったので
だいぶ時間が経っていますが…
今回は【補足記事】を書かせていただきます。

▼サマバレ2023の報告記事はこちら▼
第101回活動「東紀州の夏を満喫しよう~サマバレ2023~」

1つめの補足は【銚子川】についてです。

写真でもその美しさが伝わるのでは、と思いますが、
銚子川は、紀北町を流れる2級河川です。
その透明度の高さから「奇跡の川」と呼ばれるほどです。
紀北町観光協会公式サイトより)

では、なぜこんなにきれいなのでしょうか??
そのことについて触れた観光三重のレポート記事を発見したので、
詳細はこちらをご覧いただければと思います。
絶景!抜群の透明度を誇る「銚子川」に行ってみた!周辺の観光スポットもご紹介!

ざっくり抜粋すると、
美しさの理由はなんと「岩」にあるとのこと。
銚子川に分布する花崗岩は風化しやすい性質があり、
風化が進行した花崗岩、さらにバラバラになった砂状の岩(真砂)が
水をろ過するため、水がきれいになるそうです。
また銚子川に分布する花崗岩は白っぽいものが多いので
川の水をより青く見せてくれる効果もあるとのこと。

銚子川は、
日本有数の降雨量を誇る大台ヶ原にある堂倉山(1,470m)を源流としています。
源流から熊野灘の河口までは約18km。
豊富な水量が短距離かつ急傾斜な中をイッキに流れます。
しかし銚子川は雨の翌日であっても、
岩や砂礫の間を通りろ過されるので透明度を保ったままでいられるとか。

さまざまな自然の条件が重なり合って、奇跡の川をつくっているのですね!

さて、2つめの補足は【熊野の磐座(いわくら)信仰】についてです。
熊野地域には、自然信仰が息づく古い神社が多く残っています。
古代から、人々はあらゆる自然の中に神が宿ると考え、
とりわけ大きな岩は磐座といい、大切に祀っていたんだそうです。

有名どころだと、世界遺産「花の窟」がありますね。


そして今回訪れた「大丹倉(おおにぐら)」もその一つです。
写真では岩の一部しか見えませんが、
実はこの岩は高さ約300m、幅約500mもある巨岩なのです。

熊野市観光公社のHPより借用。下から見るとこんな感じなんですね~!

“丹”は「赤い色」、“倉”は「断崖絶壁の山」という意味を表しているとか。
その昔は、山岳信仰を受け継ぐ修験者たちが
修験の場として厳しい修行をする場の一つだったようです。

車1台がやっと通れるくらいの細い山道をひた走り、たどり着く。
「秘境」という言葉がぴったりで、自然の雄大さを実感できる場所でした。
また自然そのものだけでなく、
人と自然の関わり(文化・信仰)が感じられるのもとても魅力的でした。

熊野の自然信仰、磐座信仰については
私の浅い知識では語り切れないので
気になる方はぜひネットや本などで深めてみてください。

また宿泊した「民泊あかくら」もとてもよかったです✨
そちらについての詳細はぜひホームページをご覧ください。

次回はかねこさんです!
よろしくお願いしますm(_ _)m
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