博単者[HAKATANMON]

博多での単身赴任サラリーマンの日常と壱岐高校野球部を応援するブログです。

投打のレベル、共に向上 高校野球長崎大会 

2010-07-10 06:03:01 | Weblog
2010年07月09日 朝日新聞掲載記事

 第92回全国高校野球選手権長崎大会が10日、開幕する。過去最多の62校が出場する今大会の展望を、県内の高校野球に詳しい5人が語り合った。

●座談会出席のみなさん
県野球審判協会長 川端 勲さん
県高野連理事長 角西政信さん
県高野連副理事長 松尾健司さん 嶋田佳行さん 公文健一さん      ◇

 川端 長崎日大が昨夏優勝した際の高尾や大瀬良のように、ヒーローが出たチームが勝ち上がるだろう。

 角西 強いチームがやや固まったが、全体的にうまく分かれた。シード校が中心の展開になると思うが、シード校以外でも、清峰、佐世保工、西陵、長崎西なども実力がある。

 公文 今年は接戦が多いだろう。シード校以外では、壱岐にも期待している。力があり、どこまでチームがまとまれるかだ。壱岐商は左の変則サイドスロー、岩井が良い。

 嶋田 シード校以外でも流れに乗って上位に進出する可能性がある。

 松尾 実力校の仕上がりが楽しみ。長崎商はバッテリーが良く、春ごろまでは抜きんでていたが、長崎日大や海星も投打がかみ合ってきた。

 公文 清峰は宮原を中心に打撃が良い。投手の中野がどう調子を上げてくるか。1回戦の海星―清峰は大会を左右する試合になる。勝った方は勢いがつくだろう。

 ――注目する投手は?

 松尾 長崎商の竹野はスピードが増し、スライダーも良い。そう簡単には打てない。

 公文 佐世保実の平倉はカットボールとスライダーを投げ分け、打者を幻惑する。

 角西 海星の永江は、球が速い上、制球も良い。

 ――注目する打者は?

 嶋田 長崎日大は島袋が打つと、チームが勢いに乗る。昨夏の甲子園では花巻東の菊池(現・西武)から先頭打者で安打を放った。大村工の豊田、藤下も良い。

 公文 清峰の宮原は内外角関係なく打て、変化球にうまく対応でき、穴が無い。

 松尾 海星の永江と江越の長打力はすごい。

 川端 江越はNHK杯で、県営野球場で場外本塁打を放った。

 ――長崎全体のレベルは?

 角西 上がったのは確か。スピーディーに仕掛け、ゲームも大半が2時間以内に終わる。長崎日大が2007年夏に甲子園でベスト4入りし、清峰が09年春に優勝したことで、指導者が全国レベルを意識するようなった結果ではないか。

 川端 昔は少なかったが、今は140キロ台を投げる投手がけっこういる。

 嶋田 県全体で投手のレベルは確実に上がっている。それに合わせて練習するから、打撃も良くなっている。
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