公演中、昼公演と夜公演の間に『ツケの打ち方』を教わっていました。
教えていただいたのは、長坂昇さんというそれはもう超一流のツケ打ちさんです。
でも、長坂昇さん、実は『大道具』さんなんですって!
そもそも『ツケ』というのは、専門職ではなくて、大道具さんがやっていたものなんです。
役者が道具さんに「ちょっとここのところで(効果音の代わりに)壁叩いてくれない?」などと頼んだりしていたのが始まりだそうです。
というわけでツケの打ち方はもちろん、ツケ板の扱い方、ツケに適した材質などたくさん教わりました。
練習に熱中しすぎて、開場しても緞帳の裏でツケを打ってるなんてこともしばしば。
ひょっとしたら早めに客席に入ったお客さんには聞こえてたのでは・・・
このツケ打ち、また何かしらの形で皆さんにお見せできたらなぁ。
それまでに頑張って練習しておきますっ!