月日はパーフォレーション。

日々のつれづれ。駄文、音楽・映画の感想など。

映画「世界一キライなあなたに」を観た。

2016-10-05 22:09:38 | 映画館で鑑賞
観ようと思った「聾の形」「君の名は。」が映画の日で満員だったので、観た作品。
ポスターには「恋愛映画で今年ナンバー1の動員」とあり、興味を持ったから。
予備知識はなしで、ポスターの画像にも、あんまりピンとこなかったのだけど。

冒頭、幸せな恋人同士の贅沢な暮らし、その朝からはじまる。
恋人をベットに残し、仕事に出かける男性。外は雨。バイクに乗るのを止められて、
徒歩で出かけてゆく。そこに、一台のバイクが。。。。

やりたいことが見つからずバイトを転々とする主人公の女の子。
バイト先のカフェが閉店になり、次の仕事として見つけたのは、
身体障害のある人のお世話役。しかも、町の富豪宅。雇い主は初老の婦人。
その夫と思い込んでいたが、お世話するその相手は御曹司だったことから物語が始まる。
バイト初日、主人公が面会した御曹司は冒頭に出てきた男性。

ここで冒頭が説明で、伏線だったことがわかる。事故にあって不随になってしまったのだ。
観ている者には彼の苦悩がわかる。彼女は何も知らされないままお世話をはじめる。
物語は彼女の奮闘ぶりを追っていく。心を開かない御曹司を相手に、慣れない仕事に。
少しずつ打ち解けてゆくふたりと、その周りの人物との関わりを丁寧に描いてゆく。
そして、予想どうりの展開、急接近してゆくのだが。。。

そこからラストまではネタバレになってしまうのでここでは伏せるが、
一筋縄ではいかない物語で、それがヒットした理由だと思う。
原作ファンだけではない人達が見ているらしい。わかりやすく楽しめる作品だと思う。
主人公ふたりもとても魅力的。彼女の奇抜なファッションと、ふたりの掛け合いが見どころ。
じわじわと良さが沸いてくる。何度も見たくなる、記憶に残る作品。


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