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 "O"thelloと"N"ikoliのゲサクどんブログ

オセロワールドチャンピオンオブザイヤー! タメノリ?スエクニ?

2006年10月08日 19時01分06秒 | [O]オセロ
3局目は末国九段が黒、為則九段が白となりました。1局目2局目の獲得総石数の多いほうが色の選択権があり、為則九段の方が多いので、色を選んだのは為則九段のはずなのですが、先ほどの負け試合の色を選択しました。このあたりが為則さんらしい。普通勝ったほうの色を選びますよ。白でも黒でも勝って優勝を決めたいという意志の現れでしょう。たとえ優勝したとしても、何より白で負けたまま終わりたくない。そういう気持ちなんでしょうねえ。

為則九段、序盤16手目でいきなり難解局面を作り出します。内側の4×4マスすべてに白石を配置し、それ以外に白石はありません。この周りに4つの黒石があるのですが、すぐに正しそうな手順が見つけられそうな局面ではありません。末国九段はこれに応じるため、長考してしまいますが、そのあたりはもちろん的確に捌いていきます。この時点で白16石-黒4石と、またまた白が多くなっているのですが、その傾向はこの後も続いていきます。中盤に入り、白が下辺を取らされます。内部にも白石が多くある状態です。素人目に見て、ここまで白が多くしかも辺を一辺取らされていて、黒有利に見えます。ですが局後ソフト解析してみますと評価は「やや黒」しかもその差2石と出てます。このまま両者最善で打ち進めると33-31で黒が勝つという、非常に微妙な局面なのでした。そして36手目にて、ついに評価「分け」に。つまりそこから両者最善で引き分けなのです。まさに両者一歩も譲らない戦いです。39手目、この分け形勢の難解な局面で末国九段が10分近い長考に入ります。打った時には残り時間は末国九段5分23秒になっていました。対する為則九段は19分もあります。この差がこの後やはり影響してきます。末国九段は石の返し方がとても早く、美しいので石を返す時間はほとんど必要ないと言っていいくらいなのですが、さすがに残り20手の考える時間が5分しかないのは厳しいと思います。ま、この長考で最終手まで読んでいるとすれば、この後は石を返すだけでいいのですが、人間の頭脳で20手を読みきるのは末国九段とはいえ厳しいでしょう。40手目為則九段はやや即応。41手目さらに末国九段時間を使ってしまいます。着手完了時点残り2分59秒。。。42手目為則九段はやはり小考で最善着手。43手目もう考える時間がない末国九段、2石損手着手。残り1分59秒。44手45手は必然の即応。46手目為則九段長考に入ります。為則九段はここでまだ14分の持ち時間があります。おそらく最終手順までを読み進めているのでしょう。。。いつの間にか盤面は為則九段の6石勝ち形勢となっていました。末国九段46手目以降もう時間がありません。53手目を打ち終え、残りなんと16秒。54手目為則九段は最後の長考に入ります。一歩間違えば、末国九段に形勢が傾きます。しかし54手目正着、55手目即応するしかない末国九段ですが正着です。56手目為則九段ここで4石損! 57手目即応正着、58手目即応正着、59手目即応正着、60手目即応正着、両者時間内終局!

もう完璧すぎて言葉が出ません。今年のチャンピオンが決まったことよりも、この試合の壮絶さに多分現場は大いにどよめいていることだと思います。ここから妄想です。最後の着手が完了した後、各国の代表選手たち82名やスタッフが一斉にその結果を知るために石数を数え、中には数え間違う選手から「引き分けか?!おい、引き分けだ!」などという声が漏れ、「いや違う2石だ。白の2石勝ちだ。」という意見が大半を占めていき、沸きあがる歓声、喝采。その中で為則九段、末国九段は静かに握手を交わします。「おい、新チャンピオンの誕生だぜ!みんな、お祝いだ~!」「バカかてめえ、タメノリは去年もチャンプだ」「ぐわっはっはっは!細かいことは気にするな!」きっとこんなアメリカンなやり取りが繰り広げられたに違いない。いや、違いない。

う~ん、現場に居たかった!


決勝戦3局目結果:
 為則九段 33石 - 31石 末国九段


為則九段、2連覇そして7度目の世界チャンピオン、本当に本当におめでとうございます!!!やはりあなたは最強です。


決勝2局目は末国九段! 両者1勝1敗で3局目最終決戦へ!

2006年10月08日 17時10分24秒 | [O]オセロ
2局目は白黒交代となります。為則九段が白、末国九段が黒となります。序盤から中盤にかけて、白が広範囲に壁を作ってしまい。黒はこの壁を破らないように破らないように手を進めていきます。壁はみるみるうちに分厚くなって、白苦しそうに見えました。ですが、手が詰まるほどではありません。そしていつしか、この壁を破らずにすむ手が黒の手の中に見当たらなくなりました。そして壁はついに破られるのですが、白の壁が分厚かったせいで、今度は白が黒の中にもぐりこんだ形に!しかし石の数が少ない黒はそこを利用し、相手の手を狭め、黒の余裕手(白から打てない空きマスのこと)を2個も作ることに成功します。54手終了時点で白46石-黒12石しかなかったのですが、この2個の余裕手を最大限に生かし、最後の一手でなんと12石をひっくり返し、白28石-黒36石となりました!

これで末国九段は為則九段を予選に続き2度倒しました。こんな短期間で為則九段から2個勝ち星を拾ったのは末国九段が初めてではないでしょうか。そしてもし、3個目の勝ち星をこの後の3局目で奪い取るようなことがあれば、末国九段新チャンピオンの誕生です。確か2度目となります。準チャンピオンだと3度目ですね。。。あ、余計なことを言いました。いずれにせよ3局目、全力でぶつかりあって欲しいです!!!

決勝2局目の隣では女子決勝が行われていました。決勝テーブルに集中していたので内容をお伝えできないのですが、辻女流王座が辻女子世界チャンピオンになりました!素晴らしい!おめでとうございます~(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ

決勝1局目は為則九段!二連覇へ王手!

2006年10月08日 15時50分50秒 | [O]オセロ
末国九段の白にうまい具合にもぐりこんだ為則九段の黒。やや優勢の黒に食い下がる白。35手目、そのままさらにうまくもぐりこめそうな黒の手があり、きっとそこに打つものと思いきや、一転辺取りに転向。悪手なのでは、、と終局後にソフトで解析してみると、辺取りの手が最善。私がよしと思っていた手は4石損の手でした。残り25個空きで最善を打つ為則九段。この人に勝てる人は本当に現れるのでしょうか。。。

決勝1局目の横では、3位決定戦が行われていました。中島名人 VS Ben Seeleyです。こちらは序盤の終わりくらいから中島名人の優勢となり、中島名人が十分逃げ切れそうな形勢でした。が、終盤に向けて細い細い勝ち目の糸を一切手放さなかったBen Seeley。一時28石負けまでの劣勢に陥りながら、中島名人のミスを何度も誘い、その差が14石になり、12石になり、2石になり、最終的に引き分け形勢に!そして結果はそのまま引き分けになってしまいました。これはちょっと中島名人にとって悔やまれる1局になってしまったかもしれませんが、どれも明らかなミスではない、人間だったらそこに打ちたくなる手ばかりでした。あくまでもBen Seeleyの巧妙な手順に誘われる手だったように思います。Ben Seeleyの終盤の手順は地の底から這い上がる悪魔のような猛追でした。

決勝2局目が始まったようです。この対局が2006年世界チャンピオン決定試合となるのでしょうか?

決勝は「末国九段 VS 為則九段」14時10分から!

2006年10月08日 12時23分04秒 | [O]オセロ
両テーブルとも、末国九段、為則九段が2連勝で決勝進出を決めました!

Seeleyは今回11勝4敗で終わりましたが、4敗のうち3敗が為則九段に敗れたものです。これはSeeleyより為則九段が強いという認識を世界に知らしめることが出来たんじゃないでしょうか!末国九段の1番テーブルは今回は中盤までに築いた優勢を維持し、終盤に入る頃に中島名人を詰んでしまいました。為則九段の2番テーブルはじわじわとSeeleyが詰め寄られ、最終的にはSeeleyの針落ち(時間切れ)となりました。これは屈辱だったことでしょう。やはり今年の末国九段と為則九段はちょっと神がかり的な強さです。どちらの神が本当の神か。14時10分からそれを決める戦いが始まります!


末国九段、為則九段、それぞれ1本先取

2006年10月08日 11時06分47秒 | [O]オセロ
準決勝1局目、両テーブル非常に見ごたえある勝負内容でした。1番テーブルは両者合わせ23秒、2番テーブルは両者あわせ3分しか残っていませんでした。2番テーブルは序盤でBen Seeleyの仕掛けたトラップが決まり、ワンサイドゲームになるのかと思いきや、これを為則九段たくみにかわします。そのかわし方が非常に見事で、むしろトラップの中にトラップがあったかのように一転、為則九段の大優勢に傾きます。さらにこれに最大限の抵抗を見せるBen Seeley。最終的に逆転はできなかったものの、僅差での終局となりました。こんな壮絶な試合をこなした後、10分の休憩だけで2局目に入ります。私にしてみれば恐ろしい気力です。見てる私の気力が尽きそうです。。。(-_-;)

最後のイスは、中島名人!そして日本チーム優勝!!

2006年10月07日 21時21分00秒 | [O]オセロ
中島名人勝って、4位確定です!プレーオフなしで決勝トーナメント進出です!

明日の準決勝は、

 末国九段 - 中島名人

 為則九段 - Ben Seeley

です。何と上位4名に日本人選手3人!!

って、そのこと自体はあまり珍しくないんですけどね。去年もそうでしたし、女子決勝まで両者日本人でした。今年の女子トップはウワサのKatie Wu選手です。何と総合7位。後半勝ち星伸ばしたようですね~。去年女子最強との前評判で世界戦臨んだんですが、そこまでは奮わなかったのです。今年はきましたね~。で、女子2位は総合25位の辻女子チャンピオンです。明日の女子決勝はこの二人で対局が行われます。

そして、2年連続日本チーム優勝を決めました!!おめでとうございます~。

さて、明日の話。午前の準決勝は35分持ちで2勝先取した方が午後の決勝に進出し、決勝は40分持ちで2勝先取した方が2006年オセロワールドチャンピオンとなります。いよいよ明日で決まるんですね~。ということは明日で全部終わっちゃうのか~。そう思うとちょっと淋しいですね。

末国九段、為則九段、Ben Seeley決勝トーナメント進出決定!!

2006年10月07日 18時33分43秒 | [O]オセロ
12ラウンド注目の4テーブルの結果です。

1番テーブル
 末国九段 vs Yohanes Chitra
 →末国九段勝利

2番テーブル
 為則九段 vs Chen Kai
 →為則九段勝利

3番テーブル
 Ben Seeley vs Mario Madorona
 →Ben Seeley勝利

4番テーブル
 Nicky van den Biggelaar vs 中島名人
→中島名人勝利

1番テーブルの試合をずっとチェックしていましたが、両者一歩も譲らず終盤まで接戦でもつれ込みました。一歩間違えばYohanes Chitraの勝ちもあったかもしれません。やはり強いみたいですね~。来年は要チェックです。って、どこの国の選手だかいまだに知りませんが(-_-;)

2番テーブルは両者合わせて33分も持ち時間を残すスピード対局でした。為則九段が優勢に立ったところで1番テーブルの観戦に集中してしまいましたが、あまり迷いようのない展開だったんですかね。。。

3番はやはり順当にBen Seelyでしたね。3敗が1人しかいなくなったのでこれで決勝トーナメント進出決定です。

4番テーブルは見事、中島名人勝利です。

これで結局どうなったかというと、、、

全勝 なし

1敗 末国九段 →決勝T進出決定!
   為則九段 →決勝T進出決定!

2敗 Ben Seeley →決勝T進出決定!

3敗 中島名人

4敗 Nicky van den Biggelaar(5位)
   Mario Madorona(6位)
   Yohanes Chitra(7位)
   他7名

ということで、最終13ラウンド中島名人が勝てばそのまま決勝トーナメント4番目のイスをGetです。が、負けてしまうと、4敗の最上位者とのプレーオフとなります。縁起でもないですが、大負けして4敗の3位以下となってしまうとプレーオフ進出も果たせません。いやいやそんなことは心配せずともいいはずです。中島名人は今年は本番に強いと評判ですから。

ところで、準決勝の組み合わせですが、予選1位対4位、と、予選2位対3位となります。なのでこのまま進むと、日本人決勝も十分考えられます。末国為則決勝戦をぜひとも見たいですね~~。もし予選と決勝の勝敗は異なるというオセロ界のジンクスが守られると、為則九段二連覇となります!

さて、まもなく運命の最終ラウンドです。。。

Seeley2敗!これで1敗は為則九段、末国九段のみ!

2006年10月07日 17時25分11秒 | [O]オセロ
11ラウンドが終了しました。Seeleyが破れ、1敗が為則九段、末国九段のみとなりました。この二人は次の12ラウンド勝てば13ラウンドを待たずして決勝トーナメント進出が決まります!

ここまでの主な成績です。

全勝 なし

1敗 末国九段
   為則九段

2敗 Ben Seeley

3敗 Nicky van den Biggelaar
   Mario Madorona
   中島名人
   Yohanes Chitra
   Chen Kai

末国為則コンビが世界のワン・ツーですよ。すばらしい~。決勝トーナメントに進出する4人は九分九厘、この8人の中から決まるでしょう。末国九段、為則九段は12、13ラウンドを連敗しない限り決定なので固いです。Benももう負けないと思いますのでおそらく決勝進むでしょう。ということで、あと1人、この3敗の中の誰になるのか?次の12ラウンドの組合わせを見てみましょう。

1番テーブル
 末国九段 vs Yohanes Chitra

2番テーブル
 為則九段 vs Chen Kai

3番テーブル
 Ben Seeley vs Mario Madorona

4番テーブル
 Nicky van den Biggelaar vs 中島名人

YohanesとChenとMarioは厳しい戦いを強いられますね。順当に末国九段、為則九段、Ben Seeleyが勝ってしまうと、3敗は4番テーブルの勝者ただ1人となりますね。これは中島名人にとってチャンス到来かもしれませんね~。是非次は勝ってもらいたいところです。

あと、言い忘れてましたが、4位と5位が同勝数であった場合、プレーオフが14ラウンドに行われます。でも、4番テーブルの勝者が13ラウンドで負ける、1~3番テーブルが番狂わせな結果になる、ということがない限りはプレーオフはなさそうですね。

では最終ラウンド前にまたお会いしましょ~。



為則九段勝利!Seeley1敗!

2006年10月07日 10時44分00秒 | [O]オセロ
\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/ヤッター!!

やはりやってくれました!為則九段、本当にSeeleyに強いですね~。末国九段の仇討ちに成功です。試合内容は中盤、為則九段の方が結構厳しそうに感じたのですが、Seeleyの読みの範囲の外を突き続けられたのか、Seeleyは長考を繰り返し、終盤は時間が使えず雑な着手になってしまいました。その末47対17で為則九段の30石勝利!今日のこの後の激戦を予感させる1局となりました。為則九段の2連覇も見えてきましたね~。

2番テーブルの末国九段中島名人戦は末国九段が制しました。これで1敗に為則九段、末国九段、Seeleyがトップで並ぶ結果に。Nickyさんはどうだったのかな?まだ結果が出てないので分かりませんが、勝ってるとこの中に入ります。

次はこの1敗組どうしの潰しあいになるのかな?あっ、Nickyさん以外の3人は全部直接対決が終わってますね。ということは後はこの1敗をいかに守れるかがキーになりそうです。今日も1日、目が離せません!

全勝決戦、Seeleyが制す!

2006年10月07日 00時16分38秒 | [O]オセロ
第6ラウンドで末国九段とBen Seeleyが順当に勝ち進み、第7ラウンド1番テーブルは唯一の全勝対決テーブルとなりました。終盤の魔術師という異名を持つ末国九段ですが、終盤42手目でまさかの10石損の敗着を放ってしまい、残念ながらリベンジは果たせませんでした。。。いやいや、決勝トーナメントに残ってそっちで勝てばいいんです。予選と決勝トーナメントで同じ組み合わせの対局があった場合、勝敗は逆になるというのがオセロ界のジンクスなのです!

では、7ラウンド終了時点での主な成績です。

全勝 Ben Seeley

1敗 末国九段
   Nicky van den Biggelaar(オランダ代表)
   中島名人
   為則九段
   
2敗 12人 (日本人選手含まれず。。。)
2.5敗 3人 (日本人選手含まれず。。。)

3敗 柏原フランス代表(23位)
   今岡六段(23位)
   龍見女子チャンピオン(31位)
   早田女流名人(36位)

Nickyさんは去年も1局見せていただきましたが、それほど強い印象は受けませんでした。しかし、今年、先ほど見せていただいた1局は、一見悪手に見えた手で形勢は相手方か。。。?と思いきや終わってみれば大差勝ち。う~ん、あの手がそんないい手だとは。。。ちょっと明日はちゃんとマークしていきます。1敗した相手もBen Seeleyなんですね~(゜○゜;

そして明日の初戦の組み合わせが発表されています。1番テーブルはいよいよBen Seeleyと為則九段の対局です。去年Ben Seeleyは為則九段に敗れた後、調子を崩し負けを重ねていって決勝トーナメント進出を逃したのです。Seeleyを倒せるのはもはや為則九段しかいません。頼みますよ~~( ̄人 ̄)

2番テーブルも注目です。ちょっともったいない気もするのですが、末国九段と中島名人の対局です。どちらかが2敗に後退してしまうんですね。。。明日はこうして上位陣の潰しあいもはじまります。これをくぐり抜けていった上位4名が決勝トーナメント進出です。Seeleyとの対局が終わっている末国九段とNickyさんはちょっと有利でしょうか?でも為則九段も上で書いたとおりSeeleyに何度か勝っている実績があり、今日も末国九段に敗れただけです。中島名人も謎の強豪Yohanes Chitra(現在は2敗)に敗れただけですね。みんな決勝トーナメント残ってほしいな~。

日本選手の皆様、今日はゆっくりお休みください。
じゃあ明日もよろしくです(* ̄▽ ̄)ノ~~♪

5回戦終了

2006年10月06日 17時05分12秒 | [O]オセロ
末国九段、為則前世界チャンプを倒して全勝キープ!

全勝 末国九段、
   BenSeeley(2003、2004世界チャンプ)、
   Yohanes Chitra(あまり知りません(・_・;)

1敗 中島名人、
   為則九段、他10名

2敗 今岡六段、
   柏原仏代表、
   早田女流名人、他20名

末国九段といえば、2003年、2004年と、2年連続でBen Seeleyに決勝で敗れて準優勝となっています。2005は代表権を逃してしまいましたが、出場すると世界戦はやはり好調ですね。今年こそリベンジ果たしてほしいです!

予選3回戦終了

2006年10月06日 14時25分35秒 | [O]オセロ
3連勝はここまで10人。その中に日本人選手が、、、

3人もいます!

今年はシンガポール代表として参加されている末国九段が現在1位!為則2005年世界チャンプは7位!中島名人が8位です!同じ勝ち星でも取った石の数や負かした相手の勝ち星を元にポイントが計算され順位がつきます。とはいえ、勝ち星優先なのでこの3人は最前線で横一線といっていいでしょう。

他の日本人選手はどうでしょう。1敗を見ていきますね。17位にフランス代表柏原さん、24位に今岡全日本準チャンピオン、34位に辻女流王座、40位に早田女流名人。もうほとんどの日本人選手の名前が出たじゃないですか。う~ん出だし素晴らしい足並みですね。

そろそろ第4ラウンドが始まります。
ガンバレ日本チーム!

世界選手権盤面中継ページオープン!

2006年10月06日 00時54分42秒 | [O]オセロ
つい今しがたオープンしたようです。さっきまで別のページだったのですが、今この時間に作業されてるんですね~。

http://live.othello.org/woc2006/

他の情報筋から仕入れた情報ですが、どうやらずっと1番2番テーブルの試合がこのページで中継されるようです。つまり成績上位4名の対局をずっと観戦できるということのようですね。ううう、明日からここで熱い戦いが繰り広げられるんですね~~。身震いします。1番テーブルはいきなり柏原さんですね~。この方フランス在住のようで、ずっとフランス代表として参加してらっしゃいます。去年の世界チャンピオン為則九段は予選+決勝トーナメントの18回戦のなかで1敗しかしてないのですが、その1敗は柏原さんとの対局でした。とても緻密な計算の上で正確な着手をなさる方という印象があります。今年もきっと上位にランクインされることだろうと思います。

2番テーブルには2006年女流名人早田さんがいらっしゃいますね~。早田さんは名人戦女子の部で優勝されるまでお名前をよく存じ上げませんでした。そのせいか、突然現れたヒロインという感じがして、今回の世界戦で個人的にかなり応援したい選手の1人です。また、早田さんは春の名人戦以降、ずっと大会に出てらっしゃらないような気がします。ずっと影でひっそり黙々と腕を磨いてこられているのかと思うと、今回の活躍を一層期待させられます。対局相手のマチアスバーグ選手はよくお名前を耳にするので強豪選手だったかと思います。この試合に勝てるとしたらホンモノなのではないでしょうか!

あす午前9時半、これらの対局が始まるんですね~~。めちゃめちゃテンション上がってきました!


日本チームを応援しよう!世界戦直前!

2006年10月05日 01時59分00秒 | [O]オセロ
いよいよ本日より4日間、第30回オセロ世界選手権が日本の水戸で行われます。

http://www.woc2006.jp/

今日はこの世界戦を楽しむためのトピックなどを書いていきます。ぜひみなさんも一緒に楽しみましょう!


●○盤面中継!

上のリンクから世界戦のページに飛んで、「Live」をクリックしてみましょう。予選が始まると、ここで各ラウンドの注目対局の盤面が中継されます。おそらく予選の最初のほうは去年の世界チャンプ為則九段の対局が中継されると思います。後半は成績上位者同士の対局になるのではないかと思います。それでも日本代表の対局の中継が続けばいいのにな~。


●○スケジュール

5日PM 前夜祭、1回戦組み合わせ発表

6日AM 予選1日目1~3回戦

6日PM 予選1日目4~7回戦

7日AM 予選2日目8~10回戦

7日AM 予選2日目11~13回戦

8日AM 準決勝

8日PM 3位決定戦、決勝戦


●○準決勝進出条件

予選13回戦上位4名が8日の準決勝に進出します。例年通りですと、だいたい9~10勝あたりが通過ラインとなります。


●○個人戦以外にも楽しみが!

今年は29カ国からの参加があります。国別のチーム成績も争われます。昔は日本以外がトップになることは少なかったのですが、2000年以降はアメリカ、アメリカ、アメリカ、日本、アメリカ、日本と、日本がトップになることのほうが少なくなっています。でも、日本じゃなければアメリカなんですね。


●○日本代表6名の顔ぶれ

為則 英司九段 2005年世界チャンピオン(予選13回戦全勝!)、王座戦優勝

中島 哲也八段 名人戦優勝、全日本選手権優勝の二冠

今岡  司六段 全日本選手権準優勝

早田 恵実五段 名人戦女子の部優勝

龍見有希子五段 全日本選手権女子の部優勝

辻  淑美五段 王座戦女子トップ


みんなで日本チームを応援しよう!