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 "O"thelloと"N"ikoliのゲサクどんブログ

詰めオセロ(2)~2級レベルくらい

2006年05月24日 21時31分32秒 | [O]オセロ
久々に詰めオセロです。
詰めオセロ(1)は1手で詰める問題でしたが、3手で詰める問題をやってみましょう。

   a  b c d  e f  g  h
1  + ○ ○ ○ ○ ○ + +
2  + + ○ ● ● + + +
3  ● ● ● ○ ● ○ + +
4  ● ○ ○ ● ● ○ ○ +
5  ● ○ ● ● ● ○ + +
6  ● ※ ○ ○ ○ + + +
7  ● + + + + + + +
8  + + + + + + + +

詰めオセロ(1)はN3級との対局からの出題でした。上の図で、●b2と打てば1手で詰められたものを、実践ではこれに気付けず、●b6と打ったのでした。

   a  b c d  e f  g  h
1  + ○ ○ ○ ○ ○ + +
2  + + ○ ● ● ※ + +
3  ● ● ● ○ ● ○ + +
4  ● ● ○ ● ● ○ ○ +
5  ● ● ● ● ● ○ + +
6  ● ● ○ ○ ○ + + +
7  ● + + + + + + +
8  + + + + + + + +

○はf2かa2にしか入れませんが、a2に入ると●にタダでa1を与えてしまいますので、f2に入ってきました。

   a  b c d  e f  g  h
1  + ○ ○ ○ ○ ○ + +
2  + + ○ ○ ○ ○ * +
3  ● ● ● ○ ● ○ + +
4  ● ● ○ ● ● ○ ○ +
5  ● ● ● ● ● ○ + +
6  ● ● ○ ○ ○ + + +
7  ● + + + + + + +
8  + + + + + + + +

●はg2に入りました。○にh1を与える悪手のようですが、この場合はタダで与えていません。たとえ○h1でも●g1でいつでも●a1に飛び込めますし、上辺を●のものにすることができるので、むしろお釣りの方が大きいのです。

   a  b c d  e f  g  h
1  + ○ ○ ○ ○ ○ + +
2  + + ○ ○ ○ ○ ● +
3  ● ● ● ○ ● ● ※ +
4  ● ● ○ ● ● ○ ○ +
5  ● ● ● ● ● ○ + +
6  ● ● ○ ○ ○ + + +
7  ● + + + + + + +
8  + + + + + + + +

○はその狙いに気付き、h1には入りません。○g3ときました。

   a  b c d  e f  g  h
1  + ○ ○ ○ ○ ○ + +
2  + + ○ ○ ○ ○ ● +
3  ● ● ● ○ ○ ○ ○ +
4  ● ● ○ ● ● ○ ○ +
5  ● ● ● ● ● ○ + +
6  ● ● ○ ○ ○ + + +
7  ● + + + + + + +
8  + + + + + + + +

さて、ここで問題です。ここから3手(●→○→●の3手)で詰んでください。実戦ではまたもやその詰め手に気付けず、粘られることになってしまったのでした。問題は2級レベルくらいだと思います。初段で気付けないのになぜ2級?と思うかもしれないですが、当時私は3級でしたのでそんなもんかと。今の私ならそりゃあもちろん気付けますとも。きっと。

振り返ればそこに素敵なオモパ(1)「113号-ドアどこ」

2006年05月21日 01時59分45秒 | [N]ニコリ
[N]カテゴリの新シリーズをはじめます。過去のオモパからこのまま忘れ去るには惜しい作品にもう一度スポットをあててみたいと思います。最近のオモパから少しずつさかのぼっていきます。

113号の「ドアどこ」はまさに、このまま忘れ去るには惜しい作品です。太線で区切られたマス群を「部屋」とみなす流れは昔からありますが、その境に「ドア」を持ち込んだものはあまりなかったように思います。ひょっとして初めてではないでしょうか。自然ですよね。部屋にドアはつきものです。ドアに関するルールなら違和感なく追加できそうです。

でも、このドアどこのルールにはちょっと惜しいと思っていることがあって、隣接する2つの部屋を行き来できるドアを複数つけられるようになっていますが、現実にはあまりないことですし、これをひとつに制限してみる方向では修正できないものでしょうか。

ただその場合、共有する辺の長さが1でない場合に、ドアの位置を決定付けるルールが別途必要になります。それをしばらく考えていた時期があったのですが、どうも違和感なく溶け込ませるルールが思いつかず、今に至っています。いい追加ルールがあればまだまだニコリに載せられるネタだと思うのですが、誰か作らないかな~。

他にも押し戸引き戸の概念を持ち込んで、ドアどうしがぶつからないようにするとか、現実世界にあるドア付けの制約を持ち込めないかな~と考えてます。以前誰かにゲサクは自然派路線ってコメントをいただいたことがありますが、こういう自然らしさばかりを追求する姿勢のことを言われてるんでしょうかね。言われたときは、誰もが目指してる方向だと思っていたのでちょっと驚きでしたが、そうじゃないんですね。このあたりの話はまた別の機会にしましょうか。

九州遠征記

2006年05月07日 23時29分05秒 | [O]オセロ
う~ん、オセロ、面白いです。改めて。

九州遠征試合は2勝5敗に留まったわけですが、5つの負けがそれぞれ鮮やかな決め手に驚かされるものでした。本来、悪手とされる手を打たれ、好手とされる応じ手を打つも、その好手の複数の効果を一度に打ち消す手が私の見えない所に隠されていました。オセロは始めてもう2年になりますが、まだこういう新鮮な驚きがあります。終局後もお互い直前まで繰り広げられた盤上の華麗な石の舞いにちょっと興奮気味で、勝ち負けをよそに嬉しくなってしまいました。これらのワザは強烈な印象となって残りましたからね~。いつかどこかで使うぞ~~!

あと、今回特筆すべきなのは、会場が和室だったこと。初めてでした。いくらオセロが和製のゲームだからって、和室でやるほどの和風さはないだろうと思っていたら、これが意外によかったです。オセロ対局中に鳴る音は、主に石を返す音なのですが、これが和室にマッチしていたのです。関西ではテーブルに机が当たり前になっているので、これは新鮮でした。

また、遠くからの参加ということでみなさん良くして頂きました。大変楽しかったです。九州は親戚が多くいるのでまた会うこともあるでしょう。今度は私が驚かせる番ですからね~^^

さて、次の出場予定大会は6月4日の全日本選手権近畿ブロック予選です。全日本選手権本戦は3つある全国大会の中でもっともレベルの高い大会です。本戦に出場できるのは64名。近畿ブロック予選はそのうちの6つのイスをかけて戦います。今の実力からすると予選通過はちょっとありえないのですが、もし通過したら自動的に、あの王座戦、あの名人戦順位がひとつ足りなくて出場資格が得られなかった王座戦への出場資格も得ることになるので、また本気モードで行きますよ~。それに二段昇段のチャンスもあるんじゃないかな。がんばります。

114号のオモパ(7)「バーンズ」

2006年05月05日 11時31分43秒 | [N]ニコリ
交差ありの輪っかを作るオモパはどうしても好きになれません。それは、小ループ確認に非常に難儀するからなのですが、私だけでしょうか?ペンシルパズルって、ひとつの輪っかを作るとか、ひとつながりにするとか、何かひとつの主となるテーマを完成させることを目的にして解いていくものですが、主となるテーマが解いていく上で見た目に判断しにくいというのは、他にどんな優れたルールを追加したとしても、気軽に楽しめるパズルにはならないんじゃないでしょうか。

ただ、ヒントの出し方は好きです。灰色マスの配置だけで問題になってしまう。こういう1種類の記号だけでパズルとして成立させられるのはいいですね。だから、コメントにある、黒マス導入の案はあまり歓迎できません。それよりも、小ループ確認をいかに分かりやすくさせるかという点で修正を加えて欲しいです。

ゆっくりとコメントしてまいりましたが、これで114号の新作オモパはすべて終了ですね。115号もまたやりますんでよろしく。それまで何やりましょうか。今波及効果のG作成にトライしているのでその辺で何か面白いことがありましたら記事にいたします。

京都オープンからの凱旋どす

2006年05月04日 13時37分17秒 | [O]オセロ
昨日は京都オープンでした。2年ぶりの参加でしたが同じ会場「ふれあい会館」での開催でした。都会の喧騒を離れ、緑あふれるさわやかな会場です。私は京都オープンが年間通して一番好きな大会なのですが、この会場の雰囲気もその要因のひとつです。

今年は参加がちょっと減って74人でした。それでも関東や九州から遠征されてる方が25人もいらっしゃいました。その中には名人戦で対局した方もいて、覚えてもらえてないだろうな~と思っていたら、いきなり名前を呼ばれて親しげに話しかけられて少し驚きました。嬉しかったですね。オセロ大会に出ていると、オセロだけでなく、こういったオセロを通じた交流をも楽しめます。

成績の方はまたもや出来すぎの5勝2敗でした。なんと3大会連続の勝ち越しです。初めてだと思います。ブログを書き始めてから好成績の報告ばかりですが、去年まで負け越すのが当たり前だった私にしてみればこれは非常に珍しいことなのです。

でも今回もラッキーで勝てた対局が多かったな~~。実力だけで勝ち越せるようになりたいものですがなかなか。。。でもこのラッキーはあるジンクスのおかげなのかもしれません。オセロ大会に参加される方は結構オシャレな方が多いです。私も負けじと大会に参加するときは必ずおろしたての服で臨むようにしているのですが、なぜかそうするようにしてから好成績が続いています。ひょっとすると、オシャレな人たちはみんなこのジンクスを守っているのかも??

オセロといえど、プレイヤーは「棋士」と呼ばれます。対局は正装、とまではいかないまでも、スッキリした格好で臨むものなのかもしれませんね。たとえこの先ジンクスが崩れたとしても、おNewのシャツは続けていこうと思います。

次のオセロ大会はなんと3日後、九州まで遠征してきます。4大会連続勝ち越し目指してがんばってきます。