毎年恒例のダイヤモンドトレイル、二上神社口~紀見峠駅間たぶん35㎞?縦走してきました。
思えばちょうど去年の今頃、検診で異常が分かり半年に及ぶ投薬治療が始まり。
副作用で、肝臓の血液数値は異常数値の2倍。私の普段の肝数値の4倍以上に達しました。
それだけ肝臓の正常細胞が、血液の中に溶けだしてたわけです。
治療が終わり病気も治り、血液数値も落ち着いたといわれても、前の身体に戻ってるか不安でした。
一時間位の短時間登では復活を確認してます。
でも前回の一泊登山で、フル装備・4時間登攀時の疲れ方が納得できませんでした。
二上山登山口。イノシシ避けか、山の獣が麓に入ってこないように柵で囲って、入り口には鍵が付いてます。
出だし二上山の登りはきついです。ここは必ずといって右脇腹が痛くなるんですが、それも折込み済み
今までと同じペースで登れました。
3日前の検診血液データはいずれも完全に前に戻ってました。後はこのダイヤモンドトレイルができるか。
目的時間内に先週も来た葛城山に到着。この人混み様
頂上の記念撮影場所はこの有り様!!! 占領されて周りの方が撮影できません(周りも困惑の様子)呆れます.....
前のブログ「ツツジの葛城高原」で紹介した、同じ場所の写真がこれです。
先週見事なツツジを堪能してるんで、人混みを避けなんとかベンチを確保して昼食です。
ここらへんであまりのシンドさに毎年弱気の虫が騒ぎ、飯食ったら帰ろうか~~と思うんですが
今回は、病気回復・身内にも現在病気と闘ってる人が何人かいます。
岡山で闘病中の兄貴にもらった手ぬぐいで汗をふくたび、こんなことが出来る喜びを感じ
いろんな事を考えて歩いていると、今回は止めようとかこれっぽっちも思いませんでした。
この山を下りて、次に向かう金剛山が見えます。
葛城山を下りて金剛山に向かう水越峠。 ここで給水します。
根性で金剛山 14時半まで15分休憩
向こうに今来た金剛山が見えます。
今回は行者杉の休憩で飲んだバイタルゼリーが驚くほど効き、疲れが吹っ飛びここにきて小走り
和歌山にある登山口からすぐの山の神。
最中、闘病中に嫁さんがよく作ってくれたシジミ味噌汁のことが何度も思い出されました。
山の神に感謝です。
登山出口
結局9時間27分で完走。 今日記録を調べたら自己記録でした。
積算登攀距離2040m 積算下降距離1850m これは大体の値で実際はどちらもこれ以上の距離になります。
駅で大満足の楽しみにしてたビール。皆さんの快復祈願・健康に乾杯です!!!!
今日は天気がいいと分かっていたんで、近畿の最高峰「八経ヶ岳」一泊登山か
40㎞?二上山~紀伊見峠ダイヤモンドトレイルかのどちらかをするつもりでした。
でも可愛いシュンが・・・・・
こいつはいつも私が眠るまで渋々辛抱して一緒に添い寝してくれる優しいヤツで、
ということは、まァ私が寝息をたてたらすぐトットコ布団から出て行くんですけど........。
ゆっくり寝ようと思ってた朝方早く、クゥ~ん・クゥ~んと鳴く声で目を覚まされました。
なんと夜中に二階まで上がって、階段を下りれなくなって助けを求めてたんです。
いつもの大きい声で吠えたらいいものを、こういう時は小さく可愛らしい子犬の甘えた声で助けを求めます。
もうそれで目を覚まされ寝不足と、まぁシュンとも遊びたかったんで「お亀の湯」に行くことにしました。
実はシュンはキャンプ犬にして、一緒に一泊山行をするのが夢だったんですが
先週も後輩の可愛いコーギーが亡くなって、お悔やみにいってきたんですが
前に獣医にそれは体力的に無茶やと!!! そんなんしたかったらこの犬やったら10匹必要だと言われて.....。
それ以来、嫁さんから山に連れ回すことをきつく断わられてます。
古民家を改築したあまり美味しくない蕎麦屋、それでも前は行列ができてたんですが
案の定、客は一人も入ってなかったんでパスして、これもしかたなくあまり美味しくないレストランで昼食。
向こう見える山のテッペンでもテントを張ったことがあります。
二人で縦走して、ジャンケンで負けた方があの上からポリタンクだけを入れたデイバックを担いで
下の青少年憩いの村に水汲みに行ったのを覚えてます。
夜は満天の星!!!! 酒が美味かったな~~~~~ヽ(^。^)ノ
明日こそダイトレに行ってきます。
最近トレイルランが人気を集めてて
全国で昨年度は、国立公園などをコースにした大会は100回以上開かれているそうです。
その一方でハイカーらとの衝突や、登山道が崩れるなどのトラブルも増えて
一部の自治体が指標作りに乗り出したとの報告もあります。
いつだったか、前のブログで紹介した葛城高原に登った時のことです。
秋で絶好の行楽シーズン。日曜日がことごとく雨でその日が久しぶりの好天!!!
葛城高原にハイキングに行ってみると、運悪くトレイルラン大会の日でした。
その自治体の指標には、ごみを持ち帰る・あいさつをするなどのマナーを守るとかありましたが
上から大量に駆け下りてくるランナーに、向こうは丁寧にあいさつしてくれてるつもりでも
待っている間、こちらは何十人もの人に一人ひとりあいさつしなければなりません。
登り優先とか登山のマナーは、大会参加者にはタブーだし言おうとも思いませんが・・・・・
十何分も待たされ、その間zzzzzzzzzzzっz~~~とあいさつさせられ
そんなに急いで、過酷なことがしたいんなら、行楽シーズンの久しぶりに晴れた今日じゃなく
雨の日にすればいいのに!!!!
景色なんかいらないのなら、東京タワーとか高層ビルの階段で競ったらいかがなんでしょう。
ルール作りを進める自治体が増えてるらしいですが
競争・勝ち負けにこだわり、1000人以上も参加する大会がある中で共存はできるんでしょうか????
大会を主催してる方々はなんなんでしょうか。
行って来ました葛城高原!!!!
今日が混雑のピークと見計らい、登山口に昼過ぎ14:30に到着。
案の定、絶好の場所に車を停めることが出来、満足・余裕のポーズ。
さァ~~満開のツツジを見るために登るぞ~~~~!!!!
見て下さいカッコいい隊列!!!
でもゆる~~く登りましょう自分のペースで、ここは都会を離れた自然の中です。
今回は道中の花も綺麗で・・・ってか何十回もここを登ってますが
こんな景色があったんだと、再確認させられました。
奈良御所市が見えるパラグライダー離陸所に到着。
正午はどんより空だったのが、嘘のような快晴です。
そしてきつ~~いキツ~イ登りが終わり、着きましたツツジ群生地
皆さんいい笑顔ですよ。。。。
そして楽しみにしてたティータイム!!!!
おやつを持ち出し、コーヒー、紅茶のおかわりまで.....。
ものすごく綺麗なツツジと、充実感でこのままズ~~~っとこうしていたいと思える時間を過ごしました。
でも帰らなければいけません。
疲れた訳じゃない重い腰を上げて、では下りま~~す。
今までに見たことのない景色も見れて、最高に楽しいい山行でした。
強烈なインパクトがあり、まだ余韻が冷めやらないので
目についた写真をUPします。
植村直己さんは基本、極地冒険時の食料は現地調達していたのは知ってました。
カリブーやアザラシの生肉・肝臓などは、ビタミンが豊富で野菜など摂らなくても
イヌイットの人達もそれだけで全ての栄養を補ってます。
ってか、極寒の地では緑黄野菜など採れるわけもなく、動物の生肉が手っ取り早い全栄養補給食
美味しそうに食べてた映像をTVで見たのを覚えてたんですが、
植村さんでも最初は嫌々涙を流して飲み込んでたそうです。
何冊か植村さんの本を読んでましたが、そのことは初めて知りました。
日本の食文化からしたらかなりキツイと思ってたんで、ちょっとだけ親近感を覚えました。
それ以来、植村さんはマッキンリー登山にも、生肉を持って行ってます。
その後、南極大陸単独縦断はフォークランド紛争勃発で中止。
冬季エベレスト登攀は隊長として遠征しましたが失敗。
挫折・傷心後の冬季マッキンリー登頂でした....。
亡くなってちょうど今年で30年。
ここはでは冒険家植村直己の業績と人間像を、五感を通して感じれます。
現実に戻り我が家の風景
人間も犬もヌクヌクの便利な生活にダレ切ってます
シュンなんか目がいってます。
でもここを見学した後、何かが心の奥で変わったと・・・・そう感じてます。