なんと!免許不要、しかも20万円以下のお金で4人乗りの船外機付のお船が買えのですョ~。

スクーター、パソコンと同金額程度で、規制緩和のおかげで免許無くとも、船外機付のお船のオーナになる事が出来た。その航海記。

4) 私がボートの為にそろえた小物一式。

2011-04-14 21:24:59 | 購入前から購入後~初航海前まで

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参考までに載せておきます。皆様方のご予算に合わせて選んで下さい。絶対に取り揃えて欲しい物には(推奨)と書いておきます。値段は参考まで、常に変動しています。

・キャノンCS 4ピ-ス カヤックパドル4ピース60度 230cm 約7千円 これで漕ぐのですw

 

 ・キャプテンスタッグシーサイドフローティングベスト2 約2千円。日本語で救命胴衣ですな。高いのはいらない。これあれば十分と私は思う。(推奨)

 

 ・ヘルメット 私はバイク用のを流用。

 

  ・モンベルスーパードライトップ 約4万2千 防寒防水服(サイズは2つ3つ上とか、かなり大きめでもOK。165cmの私でも太っているし、寒いときは下着重ねるので私の場合XLで良い位です。)(夏以外船に乗るならあっても良いかも)

 

 ・ネオプレーン手袋 約2千円 (防寒防水)(夏以外船に乗るならあっても良いかも)

 

 ・ネオプレーンソックス 約3千円 (防寒靴下)(これ+スポーツサンダルとかで夏以外船に乗るならあっても良いかも)

 

 ・モンベル/ パドリングシューズロング 約5千円)(夏以外船に乗るならあっても良いかも)

 

 ・モンベル/ビルジスポンジ 千円 (船に水が浸水してきた時に使います。普通のスポンジ使っている人も居ます。)

 

 ・カヌーシート 約1,800 付属品には背もたれがないので、これ買いました。

 

 ・ACME(アクメ)No.649(海上使用安全基準承認)笛 約千円 緊急時に吹く笛

 

・サイストラップ(ペア)(厚さ:約10mm) 約5,000 腿を固定する道具。

 

・キャプテンスタッグ防水クリアポーチ3個組 約2千円 

 

・アンカーセット 約3千円 錨です。

 

・パラシュートアンカー 約4千円 解説すると長くなるので自分で調べてね。

 

・秀岳荘オリジナル レスキューベルト 約1万 船から水に落っこちた人を救ったりする為の道具です。

 

・コールマンアウトドアドライバッグL(110L) 約3千円 防水のバッグです。着替えとか入れておきます。

 

・カート(ファクトリーゼロマルチドーリーⅡ-F710) 約2万6千円(エンジンも買うなら是非欲しい一品)

 

 ・船底補強キット(ロビング) 約4千円

 

 ・(船体)リペアーキット 約2千円

 

 ・ウェットスーツシャンプー、シールセイバー、UVテック、・テネシアスクリーンリペアテープ 全部で約4千円

 

 ・フラッグ用ポール&アタッチメントセット&旗 約1万

 

 ・布バケツ 約千円 (浸水時に使う。こんなもの別に大きめ紙コップでも良いんだけどね)

 

 ・発炎筒(救援信号。車の流用)

 

 ・LSDライト(ミニボートは夜間は乗らない様にはするが、万が一暗くなった時の念のための用心)

 

・リュージュコード 色んな小物を船や体につないで置くコード。例えば予備のパドルが無い状態で湖などでパドルを流して無くすと、岸に帰れなくなる、という致命的トラブルとなるので、パドルとボートをコードで接続しておく。私は昔してたサーフィン用ので流用。

 

・ナイフ コード巻きつくと命に関わる事もあるので、その切断用。キャンプ用のを流用。

 

・パドルフロート 約5千5百円。船から落水した時に梯子でもある船なら、楽に再乗船できるが、ミニボートで道具なにも使わない自力での再乗船はかなりきついという事が、あちこちに書かれているが、実際自分でセルフレスキューで再乗船訓練やって、この道具の有り無しの違いを思い知った。特に海で波高い場合、これが有ると無いとで命の境目になりかねない。

 

 ・レーダーリフレクターは、小さな船だと大型船から目視されにくいので、ではせめてレーダーに認識させよう、と言う品です。私は自作を考えていて、ペットボトルにアルミ箔張って作る。(ボトルを割って内側にアルミを接着し、その後穴空けて針金通し旗竿のTOPに取り付ける。もしくは防水シートにアルミ箔入れておく)

 

・その他として、エンジン用の消耗品で、ギアオイル、エンジンオイル、耐水グリス、予備プロペラ、シャーピン、コッタピン、プラグなどなど、合計1万位だったかな?って感じです。

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3) 初めてボートがウチに来たよ。(&ドライスーツ等の実験と防水防寒対策の重要性)

2011-04-14 18:54:47 | 購入前から購入後~初航海前まで

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2) カヤック買うつもりが、何故ミニボートを買う事になったのか? の回で船選びが決定したので昨年の末に注文を入れました。そうしたら船の納品まで1ヶ月以上時間かかるとの事で、待つ事約50日位でしょうか?やっと注文した店から納品のお知らせが来たのです。

そうして初めてウチにボートが嫁入りしたのが、平成23年の2月の下旬頃で御座いました。もう3月だよ、というのに、それはそれは、まだまだ寒い冬の盛りの様な日が続いていた頃でごぜーます。うちに船とエンジンがやってくると、わたくしは嬉しさの余り思わず「うきーーっ」とお猿さんみたいな状態となってしまい、そのまま早速ボートの組み立てにはいりました。

ここで皆様方に言いたいのは、「あ~、空気式ボートって組み立てるの結構簡単じゃない。」って事でごぜーます。説明書読みながら(分厚い説明書とかではなく、全部で20ページあっただろうか?って程度の薄い説明書でした。)、初めての組み立てでしたが30分程度で全部あっけなく組み立て終わりました。なので皆様もご心配なく。

こうして感激度120%になってしまった私は、数日後更なる行動を起こします。その日は今年最大の降雪量となった、ちょー寒い日だったのですが、ここ数日テンション高い私は、それならば寒い日用に、と購入しておいた(セミ)ドライスーツやネオプレーン靴下や防寒防水手袋、カヤックシューズなる品物を試すに好都合と、さっそく着てみたのでした。(リンク先の靴、手袋、靴下、ドライスーツは全てわたしが実際に使っている物です。)

これらの品は簡単に言うと寒さ対策の品々です。冬に普通の服きてボートに乗っていて、滑って水に落ちたらさあ大変です。渓流等ですと川の水は意外と冷たいものです。長時間使っていますと冬でなくとも、下手すりゃ低体温になって死あるのみです。こうならない為に私はこれらの品も買っておいたのです。

ちなみにこういう防水防寒対策の服は、中に水を通さないものがドライスーツと言います。で他にはウエットスーツと言うのもあります。これは中にじんわり水が染みてくる品物です。しかし水が染みても、水そのものが体温で本当にほんの2~3秒でしょうかね?すぐ暖かくなって寒さそのものを凌ぐ、という類なんですね。その他防寒雨具みたいなものとか色々あります。

で話の続きです。・・・そしてドライスーツを着込んだ私は風呂におもむろに向かい、冷たいままの水をナミナミと風呂に溜めていき、満タン状態になった所で「ザブーーーン」と風呂に頭までつかる壮絶な突入を敢行したのです。

私はその刹那これまた感激した次第で御座います。防寒防水用品は私の想像を超えて優秀でした。ドライスーツの中は防水が保たれ、水の浸入は無く、またカヤックシューズ等はウェエットスーツと同様で、水は足先に染みてくるのですが、その刹那少しだけ冷たい感覚があるものの、そのあとは直ぐにそのしみた水そのものも暖まってきて全く平気でした。

私はこの実験だけでは飽き足らず、雪がしんしん積もる夜の自宅の庭に出てみる事にしたのです。まさにドライスーツ恐るべし。雪の降る中、服の表面や手袋や靴はずぶ濡れ。しかしあまり寒くないのです。この時はたいしたインナーシャツ等着込んでいなかったので正直全身ポカポカとはいきませんでしたけどね。

でもドライスーツにキチンとインナーシャツやステテコ履いていれば、ハッキリ言ってかなりの低温にも耐えられる、と私は思いました。そうして、これらの品々が後のボートでの実際の航海で実に活躍する事となったのです。

夏以外の航海を予定するなら、ドライスーツはかなり便利かもしれません。ちなみにドライスーツも用途によってとかでワンピースかツーピースとか種類がありますが、千葉県北西部に住む私は冬にボートしたとしても、海に長時間潜ったり浸かったりするでもないので、リンクでも紹介しているセミドライで十分いける、と感じました。

実際3月から本格的にボートに乗り始めて、ボートから落ちたり、下半身だけ水に浸かっていたものの滑ったりして、既に頭のてっぺんまでびしょぬれに6~7回はなりましたが、いずれも1回たりとも寒さで震えた事はありません。逆に暖かいので防寒手袋とか脱いだら、そりゃー痛い位冷たいです。ソレ考えると安い買い物ではないですが買ってて本当に良かったです。

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写真はセミドライスーツを着て防寒カヤックシューズを履いて、ボート組み立てている私とその足です。(画面左端には防寒防水手袋も写っています。)


2) カヤック買うつもりが、何故ミニボートを買う事になったのか?

2011-04-10 21:17:06 | 購入前から購入後~初航海前まで

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カヤック買うつもりが、何故ミニボートを買う事になったのか?

私元々はカヤックにて、主に近くの川でボート漕ぎ運動でリハビリしようと考えていました。ここで私が一番迷ったのが、家のどこに船の収容場所を確保しようか?と言う事。

また川までどうやって運ぶか?いつも車に乗せて行かなければならないのか?その場合、川下りしたら、車のある場所までカヤックを持って戻らなければならないですよね。なのでやはり1人で持ち運び出来るタイプの物にした方が良いと結論付けました。そして家もあまり広くない為に、まず小さく畳めて収容出来るタイプの物を買おうとしたのです。そうなると次には2つの選択肢が出てきました。

1つ目は縮んだゴムの船に空気入れて膨らます船のタイプ。(通常ダッキーと言う。)

2つ目は骨組みを組み立てて、その外側にカバーをつけて船体を組み立てる、感覚的にはテントみたいな感じのタイプの船。(通称ファルトと言う。)

この2つのうちから、組み立てが楽そう。そして浮力が強くて沈没しにくいと言われている事から、私はゴム膨らまし式に今回は決めてみようと思いました。ここまで決まってもまだカヤック選びは終わりませんでした。次はどんなフィールドで船を漕ぐのか?という選択肢が出てきました。と言うのはカヤックには大まかに、

「海用に特化した物」

「緩やかな川か湖用で長時間遊ぶのに特化した物」

「激流下りに特化した物」

等々、これらの他にも色んなバリエーションが沢山あるのです。私はそのうちでもどうしても「激流下り」にチャレンジしてみたいと思ったので、ホワイトウォーター(白波が立つほどの激流)下りが出来る物を今回は買う事としたのです。そうして具体的な候補を2つ選びました。

セビラー・セビテックス・カヤック200DSと、激流下りではダッキー最強との呼び声高いAIREのリンクス2とです。

で実際にオークションでそれらの品をまさに入札しようとしていた矢先、1つ重要なこれらのダッキーの特徴を私は知ることとなりました。それは「風」に船が流されやすい、と言う事だったのです。ダッキーの多くでは、船底がのっぺらぼうの平で、これが原因。ゴムで船体が割りと軽い上に、一般の船の様にU字もしくはV字みたいになって水面下に船体が食い込んでいません。イメージ的に言うと水に浮かべた発泡スチロールです。クチでフーフー息かけてみなさいな。簡単に風に流されちゃうのですよ。コレと同じ事がダッキーでも起こるそうなのです。

私はかなり考え込んでしまいました。仮に湖や海に出た場合、天候の急変で風が吹いた場合、パドルやオールで漕いでも戻れないケースが実際出て来る。そして実は私は昔サーフィンで台風の日沖に流れて死に掛かった事もありますし、また荒れた日の海水浴場で、子供が乗ったボートが流されたのを救出した事もあるんですよ。だから風の恐ろしさをそれなりに知っている。知った以上、これが頭から離れませんでした。

では一体どうすれば良いのか?答えは風に負けない推進力を確保するしかないと思ったのです。そうです。カヤックに船外機を取り付けられないか?と思ったのです。しかし暗中模索したものの、よほど改造を施さないと無理な感じでした。

ここで私はカヤックにこだわるのを止めました。確かに細長くすらっとしたカヤックは私、カッコいいと思い未練ありました。でも・・・・。ええい!考えてみるとオールで漕ぐのは何もカヤックの専売特許ではない。ゴム膨らまし式のミニボートでもカヤックと同じ様にパドリングして船漕げば良いと考え方を変えたのです。

こういった経緯を経て私はゼファーボートのZR265RDX-Hと2馬力船外機スズキDF2のエンジンセットとカヤック用パドルを購入したのでした。

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1) 何で船を買おうと思ったのか?

2011-04-02 21:23:56 | 購入前から購入後~初航海前まで

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何で船を買おうと思ったのか?

私は現在病気の為に自宅静養しているのです。少し前まで自宅にほぼ毎日居て安静にしているもんですから、どんどん筋肉が落ちました。反面、介護ヘルパーさんが食事の方はしっかりと用意してくれるから、脂肪はどんどんつく、という悪循環。結果、一時期はかなり歩行に差し障りまで出てしまいました。(参考)

なので、こりゃイカン!と、室内運動器具を購入してリハビリ運動を開始。散歩したり、体操したり、エアロビ的な事もしたりと、元来スポーツ大好きな私は色々してたのですが、ただこれ等に共通する事って黙々と単純運動作業が続く傾向が強い運動なんですよね。

で飽きっぽい私は・・・毎日毎日の単純作業的な運動に・・・やっぱり飽きてしまったのです。まあ私的には飽きないリハビリもある事はあるのですけどね。・・・お金かけてリハビリの為に数年前は、良く温泉に湯治も兼ねて登山に行ってたのです。これは飽きなかった。でもね、これの欠点はお金かかりすぎる事です。

なので今回は「初期投資はある程度いるが、一度買えばあとはそんなにお金かけなくても出来る運動・・・そう、家の近場には川やら沼や結構ある。海もまあまあ近い。ならば運動的にボート漕ぎは結構良い運動になるであろうから、昔少し興味があったカヤックをこの際始めてみようじゃないか。」、となったのでした。

 

と言う事で!初めは私は予算10万位(本体5万位、小道具類5万位)かけてカヤックをやる予定だったのです。w

カヤック買うつもりが、何故ミニボートを買う事になったのか?」に続く。

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