これはまだ私が現役時代の話ではあるが、職場には多くの外国人がいて、その中の数人から「あなたは日本人らしくないね」と何度も言われたことがある。
それでは彼らの考える「日本人らしい」とは一体どんなものだろうか。
これは至って簡単な話である。
それは・・・・。
「日本人はすぐ自慢話をする」ということのようである。
正直、日本に来る外国人の多くは、日本の良いところばかりを見て褒めまくります。
褒められて悪い気がする人はいない。
が・・・・。
多くの日本人は、それに乗じた自慢話が始まるのです。
が・・・・、
私は自慢話は絶対にしません。
正直、自慢話を聞かされて喜ぶ人などいるのであろうか。
相手はこちらをほめてくれているのである。
礼儀としては、こちらも相手を褒めるべきだと思うのだが・・・・。
そう、私は日本の自慢話をしないだけではなく、相手の国の良いところを見つけて褒めるのです。
褒めあっていれば喧嘩も起きません。
それでは、何故日本人は相手が嫌がる自慢話ばかりしたがるのであろうか。
それは・・・・。
日本人は大きなコンプレックスを抱えているからである。
「井の中の蛙大海を知らず」とも言うように、日本は島国なので、どうしても視野が狭くなり、「島国根性」ばかりが育つのだろう。
「日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識」とも言うが・・・・。