「いし君」の晴遊雨読

雑食性・多趣味・お出かけ大好き症候群
(写真と文面は関係ありません)

オリンピック憲章抜粋(興味があれば読んでください)

2012-08-04 | いろいろ思う事


もし、興味があったら読んでください。
この文章には何の手も加えていません。


オリンピック憲章
 Olympic Charter 1996年版 (財)日本オリンピック委員会

根本原則

  • 1 近代オリンピズムの生みの親はピエール・ド・クーベルタンであった。
    氏の提案にもとづいて、1894年6月、パリ国際アスレチック会議が開催された。
    国際オリンピック委員会(IOC)が発足したのは1894年6月23日であった。
    1994年8月の第12回総会はオリンピック百周年に当たり、「Congress of Unity」を
    テーマにパリで開催された。
  • 2 オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人の
    なかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。オリンピズムが求めるのは、
    文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、
    よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などを
    もとにした生き方の創造である。
  • 3 オリンピズムの目標は、あらゆる場でスポーツを人間の調和のとれた
    発育に役立てることにある。
    またその目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を
    奨励することにある。
    この趣意において、オリンピック・ムーブメントは単独または他組織の協力により、
    その行使し得る手段の範囲内で平和を推進する活動に従事する。
  • 4 IOCが率いるオリンピック・ムーブメントは、近代オリンピズムにその端を発している。
  • 5 オリンピック・ムーブメントは、最高機関IOCのもとで、各種組織、競技者、
    その他の人たちを統括する。彼らは、オリンピック憲章によって導かれることに
    同意した人々である。
    オリンピック・ムーブメントに帰属するための基準は、IOCによって承認される。
    スポーツの組織および管理は、IOCが承認する独立のスポーツ団体により
    監督されなければならない。
  • 6 オリンピック・ムーブメントの目的は、いかなる差別をも伴うことなく、
    友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に
    基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和で
    よりよい世界をつくることに貢献することにある。
  • 7 オリンピック・ムーブメントの活動は、結び合う5つの輪に象徴されるとおり
    普遍且つ恒久であり、五大陸にまたがるものである。その頂点に立つのが世界中の
    競技者を一堂にあつめて開催される
    偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会である。
  • 8 スポーツの実践はひとつの人権である。何人もその求めるところに従って
    スポーツを行う可能性を持たなければならない。
  • 9 オリンピック憲章は、IOCが採択した基本原則、規則および細則を
    成文化したものであり、オリンピック・ムーブメントの組織および運営を統括し、
    オリンピック競技大会開催のための諸条件を規定するものである。

佐々木の考え方

2012-08-04 | いろいろ思う事

「なでしこ佐々木監督、ごめんなさい」  4強進出で「引き分け指示批判」吹っ飛んだ?

上は「いし君」の意見ではありません
ブラジルに勝ったから、佐々木の戦法(引き分けに持ち込む)は正しいわけは無い!!

8月4日(土)15時37分

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が、ロンドン五輪サッカー女子の準々決勝でブラジルに2-0で勝ち、4強に名乗りを上げた。2011年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)に続く「連覇」へ1歩前進だ。



予選1次リーグの南アフリカ戦では、佐々木則夫監督が選手に「引き分け狙い」を指示したと明かし、物議をかもした。だが作戦が奏功して準決勝にコマを進めたことで、「佐々木監督、ごめんなさい」と謝る人も出ている。


南ア戦後「必ずしっぺ返しを食らう」との論調も
「闘志の守備ですよ」

強豪ブラジルを破った英国時間2012年8月3日の試合後、佐々木監督は激闘を制した選手を称えた。この日のなでしこは、立ちあがりからブラジルの猛攻を堅実な守備で耐える時間が多かった。少ない得点機から、前半27分にMF沢穂希選手が相手の一瞬のすきを突く素早いリスタートから前線にパスを出し、FW大儀見優季選手が決めて先取点を奪った。追加点も後半28分、カウンターからFW大野忍選手がチャンスをものにした。


負けたら終わりのトーナメント。そのうえ、1次リーグの南ア戦で起きた「引き分け指示騒動」でチームへの重圧は増えていたかもしれない。南ア戦後、佐々木監督の戦術をめぐって批判的な論調が出ていたからだ。8月1日付の日本経済新聞電子版には「なでしこ、フェアプレー精神はどこへ」と題した記事が掲載された。引き分け狙いの姿勢に疑問を呈し、「準々決勝で勝つこと以外にこの試合の『汚名』をそそぐことはできない」とした。別の記事ではライターが、「『勝たなくていい』という指示は、五輪精神、スポーツマンシップに反している可能性が強い」「調子こいて生ぬるい試合をするチームは、必ずしっぺ返しを食らうと思う」と厳しいトーンで書いていた。


インターネット掲示板でも、この戦略には賛否が分かれていた。予選2位通過なら、長距離の移動なしで次戦に臨めるのは確かに選手の負担が軽減される。それでも「こういう事やるチームは敗退する」「何かガッカリした」と批判的なコメントは少なくなかった。


だが、思惑通りブラジル戦で勝利を飾った今、風向きは変わったようだ。ネット掲示板には早速「二位通過で正解でした。ごめんなさい」「のりおに土下座しないとな」「正直スマンかった」と、佐々木監督に「謝罪」する書き込みが並んだ。
この書き込みが最大の悪・・誰が書いているのか知らないが、引き分け戦法を是としている。

ブラジル監督「優勝候補にふさわしくない」
試合前にはネット上で監督を批判していた人が、好結果が出て一転「ごめんなさい」と書き込む——。似たような現象が、2010年のサッカーW杯南ア大会でも見られた。岡田武史監督率いる日本代表は大会前、調子が上がらずに下馬評は決して高くなかった。岡田監督への批判が相次ぎ、予選リーグ全敗の予想まで出たほどだ。ところがふたを開けてみれば、2勝1敗で見事16強入りを果たした。予選突破を決めたデンマーク戦後、ネット掲示板には「岡田監督に謝ろう」と、続々と謝罪コメントが投稿されていった。


だが、なでしこの場合はW杯を制した「チャンピオンチーム」。4強入りしただけでは完全に「引き分け騒動」を払しょくできないかもしれない。佐々木監督は「我々は五輪では挑戦者」と強調しているものの、日本中が期待しているのは金メダルとハードルが高いからだ。


各国もなでしこを「目標」として戦っている可能性は高い。ブラジルのバルセロス監督は敗戦後、日本が守備的な戦術をとったことに失望するようなコメントを発したうえ、「今日のようなプレーを続けるなら、優勝候補と呼ばれるにはふさわしくない」と話したという。負け惜しみにも聞こえるが、なでしこが「女王」と見られているからこその「嫌み」だったとも考えられる。ブラジル戦の勝利で批判はいったん静まった形だが、外野の声を封じるためにはあと2試合、勝ち続けるしかなさそうだ。