正月3日目の雑感
昨日の投稿で高嶺秀子が亡くなった事を書いた
高峰の死は昭和が次第に遠のいていくな~~が実感の昨今
私が若い頃は明治100年(昭和42頃)を経過し
~~明治は遠くなりにけり~~の言葉が流行った
降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男
解説 :
この句は昭和6年(1931年)大学生だった草田男が
大雪の日にかつて学んだ母校の青南小学校を訪問
した際に生まれた。降りしきる雪の中に居ると、時と
場所の意識が空白となり、現在がそのまま明治時代で
あるかのような錯覚と、明治時代が永久に消えて
しまったとの思いが同時に強まったという。
草田男が明治を懐かしんだのが明治が終わって20数年のこと
昭和から平成23年まで経過した今年は
「降る雪や昭和は遠くなりにけり」が充分当てはまる。
・昭和に生きてきた人達が次第に消えていく
・昭和の時代が「懐かしく語られる」~そんな時代になってきた
参考
1867・・慶応4年9月8日 明治に改元
1967・・昭和47年 明治100年
2011・・平成23年 明治144年
2067・・平成79年 明治200年