毎朝9時頃が私の小さな至福のひと時です。コーヒーを飲ながら好きな曲を聴いていると詩嚢が膨らみ、いろいろな思いや発想が湧き時には閃きが起ります。これも右脳が働いているからでしょうか。「右脳思考派の人間は感覚的、直感的に物事を判断し、総合的に捉えて行動する能力に優れている」と云われますが私にはあまり通用しないようです。
10年前のメモ帳では左脳が文字情報を唯一の頼りとしているのに対し、右脳は眼に映った情況を瞬時に捉えるという脳の働きからくるもので、しかも右脳の記憶容量は左脳に比べ百万倍あると云われ、処理能力も左脳の毎秒数百ビットに対し数千ビットあり、右脳の持ちえるキャバシテイの大きさと処理能力の速さがいわゆる「勘」や「閃き」と云った理屈では説明できないパワーを導きだしているのです。
写真の発想や俳句を詠むとき、はっとこころに感じ、ひらめいた時の作品は選に入る確率が高いです。頭で考えたものは訴える力が弱く、右脳と左脳の違い歴然とします。旅に出れば見たもの、触れたもの、聞いたもの全て新鮮に感じます。また、日常の町の中にも詠む宝の山が一杯あります。これからは右脳優先に変えれば新しい世界が開けていきそうです。
明日といふ言葉大好き寒昴 明日がある限り右脳思考で人生面白くなってきます。