80k700m タイトルはまだ考えてない(旧 安全靴をはいたタヌキのホームペヱジ)

自称“流川市民”の、鉄道橋梁&トンネルと北海道の国鉄(JR)廃線跡が好きな人間がブログに挑む。(最近は迷走の日々…)

北海道深川市上多度志簡易郵便局と六花亭マルセイバターサンド

2015年04月11日 | 個人
今日、スーパーの北海道フェアで、六花亭のマルセイバターサンドを入手した。
私が言うまでもなくとても美味しいものだが、マルセイバターサンドを手にする時、かつて北海道深川市にあった上多度志簡易郵便局の事を思い出す。

上多度志簡易郵便局を初めて訪れたのは、平成8年秋の事だった。
函館本線深川駅から雨竜郡幌加内町を経て宗谷本線名寄駅を結んでいた深名線の鉄道跡地を訪ねる旅の途中、ここに立ち寄った。
旅行趣味の人が平行して楽しんでいる(であろう)趣味として、郵便局訪問があるが、旅行貯金と称して訪問した際に、局長だった成田様が振る舞って下さった茶菓子が、マルセイバターサンドだった。
成田様は犬を飼っており、犬は私を一瞥した後部屋の奥に引っ込んでしまい、当時、私が飼っていた犬の匂いに反応したのかと思ったが、捨てられていた頃に人から迫害を受けたらしい為に人見知りになっているとの事だった。
平成10年秋に北海道各地の鉄道跡地を訪問する旅行で再度訪問した際に、成田様が一晩の宿を提供して下さったが、飼い犬がようやく安心して私に尻尾を振って近寄ってくれた事がとても嬉しかった。
野球の日本シリーズを見ながら、夜遅くまで話に興じていたのが懐かしく思い出される。

平成13年に再び訪問した際には、犬は既に亡くなっており、成田様の奥様がペットロスで気を落としているのを見るのがとても辛かった。
その時に、郵便局を畳んで娘のところに転居するつもりだと話していたが、成田様とお会いしたのは、これが最後となってしまった。

マルセイバターサンドを食べると、旅行の日々を思い出す。


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