覚悟はしていたけれど「ポスト印象派」展覧会は凄い人だった。
作品をじっくり鑑賞するという環境じゃなかったけれど、これだけの傑作が115点も日本で鑑賞できるなんて今回が最後かもしれない。
ゴッホの「星降る夜」の前は全く人が動かず・・な状態。
個人的に感動したのは何と言ってもルソー。
中学生の頃、私が絵を習い始めたすぐ父が「現代の美術」という画集を毎月届くように買ってくれた。
その中でひときわ興味深かったのがルソーの絵。
画集でしか見たことがなかったその絵を目の前にした瞬間は感動ものだった。
ルソーは日曜画家からほとんど自己流で絵を描いていた作家だったが、その枠に収まらない自由さがイイ!
出来るものなら、この作品を静かな空間で独り占めしたいんだけど・・・
作品鑑賞というより、すっかり人酔い状態になって美術館を後にし、六本木の路地のつきあたりで見つけたのが小さなギャラリー。
さっきの美術館とは対照的に人は誰もいない。
開催されていたのは「フフフ~ン部シンイチ個展・キリンパーク」
額も何もない展示に新鮮さを感じた。
ほぼ全てがキリン。自然と気持ちがほぐれる感じ。
オイルパステルのマチエールから妙にライブ感が伝わってくる。
「無名で作家としてはまだ食べていけない新人の作品を発掘して育てていきたい」と話してくれたのは
GALLERYトリニテイのオーナーさん。
私の夢のひとつと重なる。
右脳に刺激を蓄電。放電しないうちにしっかり描かなきゃ。
体を描くのがなかなかできなくて~。
まだまだ勉強中です。私も10月公募展に初参加する予定で、誘ってくれて審査合格してくれた主催者の東京の画廊さんに感謝感謝です。
只今作品「洞窟のマリア像」を頑張って制作中で~す。
枚数を描かないとダメですね・・・
お、公募展に出品するんですね!
何か目標があれば励みになるよね。
頑張ってくださいね