車椅子で骨折

車椅子生活の甥　Jが足首を骨折してもう2ヶ月近く。
先日姉の電話で、ようやくギブスが取れそうだとの報告を受けた。

車椅子で足首の骨折
最初事故の知らせを聞いたときは耳を疑った。
Jは自力歩行が出来ないし、車椅子も介助なしには移動できないからだ。
事情を聞いて、信じられなかった。
それは介助ヘルパーの男性の介助ミスによる事故だった。
マンションのエレベーターに乗せる際、足をドアに挟んでしまったのが原因という。
姉が契約している派遣会社からは、要請によって様々なヘルパーがJの介助に来てくれる。
この男性ヘルパーは退職後にヘルパーになった方らしい。あまり慣れていない感じで、
姉は以前からその介助ぶりが気になっていた矢先の今回の事故だった。
足首複雑骨折の為、痛みが酷かったJはしばらく入院となった。
もちろん会社からは謝罪と保障があったというが、あってはならない事故だと思う。
最近老人介助のニーズが増えてくることから、ヘルパー資格を取って仕事に就く人がいるのは喜ばしいことだけれど、もっともっと職務を自覚して欲しいものだ。
障害を持った人にとって、その振る舞いが命に関わることがあるのだということを認識して、福祉関連の会社はそのスキルを充分身に着けた人だけを派遣して欲しい。

何ヶ月も作業所をお休みしたJであるが、何とか来月からは復帰できるようでやれやれである。これからはヘルパーは指名でお願いしたいものだ。